転職エージェントが信用できない理由とは?4つの活用テクニックを紹介

転職エージェント 信用できない アイキャッチ

「過去に転職エージェントを利用したけど対応がひどかったので信用できない」
「これから転職エージェントを使いたいけど、信用できるかどうか不安」

転職活動をしていると、このような悩みを抱えるかもしれません。

信用に値しないようなやばい転職エージェントに当たってしまい、時間をムダにしたくないと考えることもあると思います。

今回の記事ではこのような悩みを持っている方向けに、

  • 信用できない転職エージェントの特徴
  • 信用できる転職エージェントの見つけ方

について解説します。

信用できる転職エージェントは下記の記事にもまとめていますので、是非ご確認ください。

目次

転職エージェントが「嘘つき」「信用できない」と言われる理由

転職agent 嘘つき

転職エージェントはなぜ「嘘つき」「信頼できない」と言われるのでしょうか?

その理由は、転職エージェントが、求職者が入社したら企業からフィーを貰うというビジネスモデルだからです。

紹介した企業に求職者が入社しないと、転職エージェントは売上を立てられません。

会社によっては厳しいノルマを課せられているところもあるため、多少の嘘をついてでも求職者の背中を押して、紹介した企業に入社してもらうように動かざるをえないのです。

このような理由から、転職エージェントは信頼できないと言われてしまっています。

じょぶお

自分本位の転職エージェントは信用できないですよね…

じょぶこ

転職活動は人生を大きく左右するから、
信頼できる人にサポートしてもらいたいですよね。

こんなむかつく転職エージェントに注意!信用できない人の特徴4つ

信用できない人の特徴

転職エージェントの中には失礼な言動や嘘つきな担当者もいて、不信感を覚えることもあります。

信用できない転職エージェントの特徴を理解することで、自分の身を守れるようになります。

信用できない転職エージェントの特徴は下記の4つです。

信頼できない転職エージェントの特徴
  • 希望条件を無視した求人を紹介される
  • 内定後の意思決定を急かされる
  • メリットばかりの求人提案をしてくる
  • 返信や連絡が遅い

それぞれ具体的に見ていきましょう。

希望条件を無視した求人を紹介される

特徴の1つ目は、希望条件を無視した求人を紹介してくる点です。

希望条件を無視して特定の企業ばかりを紹介されるのは、エージェントに入る報酬が大きいなど、エージェントの都合といえる場合があります。

また経験の浅い新人が担当しているケースもあり、希望条件に対する理解が浅い可能性もあります。

ただし、転職理由や転職の希望条件が明確になっていない、転職エージェントに抽象的に伝えているなど、求職者側の問題もあるかもしれません。

希望条件の伝え方には気をつけましょう。

内定後の意思決定を急かされる

信用できない転職エージェントの特徴の2つ目は、内定後の意思決定を急かされることです。

人材紹介会社のビジネスモデル上、求職者が紹介した企業に入社しない限り、売上が発生しません。

転職エージェントとしては、内定の出た企業に入社する意志を固めるよう、さまざまなセールストークを活用して求職者を急かすことがあります。

売上を立てたいエージェント側の都合により結論を急がされると、求職者としてはそのエージェントに対する信用がなくなります。

このように、内定後の意思決定を急かしてばかりの転職エージェントは信用できません。

メリットばかりの求人提案をしてくる

信用できない転職エージェントの特徴の3つ目は、メリットばかりの求人提案をしてくる点です。

転職は、求職者にとって人生を動かす大きなイベントです。

人生を大きく動かすからこそ、メリットだけではなくデメリットも踏まえて判断したいですよね。

売上を立てることに躍起になっている転職エージェントは、求職者の方が入社意志を固めやすくするように、メリットばかり強調して伝えてくることもあります。

メリットばかり伝えてくる転職エージェントは、自分たちの売上を重視している可能性があるので注意しましょう。

返信や連絡が遅い

信用できない転職エージェントの特徴の4つ目は、返信や連絡が遅い点です。

転職エージェントに限らず、返信や連絡が遅い方は信頼できませんよね。

とくに転職活動は人生を大きく動かすので、返信や連絡が遅いと不安感が大きくなります。

返信や連絡が遅い転職エージェントは信用に値しない可能性があります。

不信感が募ったら!転職エージェントへの対策や断り方3選

転職エージェントへの対策や断り方

内定後の意思決定を急かしてきたりメリットばかりの求人提案をしてくるなど、「売上を立てたい」という転職エージェントの気持ちが透けて見えてしまうと、不信感が募りますよね。

転職活動を効率的に進めるには、信頼できる担当者についてもらう必要があります。

もし信用できない方が担当についてしまったら、下記の行動を起こしましょう。

信用できない担当者がついたらやること
  • 別の転職エージェントを検討する
  • 担当者の変更を依頼する
  • 有料の転職相談サービスを利用する

それぞれ紹介していきます。

別の転職エージェントを検討する

不信感が募った時の対処法の1つ目は、別の転職エージェントを検討することです。

信用できない転職エージェントの特徴をここまで説明してきましたが、すべての転職エージェントの方が信頼できないというわけではありません。

求職者のことを真剣に考え、求職者のために親身に考えてくれる転職エージェントも必ずいます。

複数の転職エージェントに登録しておけば、信用できない担当がついたとしても他のエージェントを活用して転職活動を進めることが可能です。

また、複数のエージェントを活用すれば、そのエージェントが独自で保有する求人の紹介も受けられるため、転職先の幅が広がります。

そのため、1社の転職エージェントだけではなく、複数のエージェントに登録しておくべきです。

以下の記事でおすすめの転職サービスを紹介しているので、複数の転職サービスへの登録を検討する場合は、参考にしてみてください。

担当者の変更を依頼する

不信感が募った時の対処法の2つ目は、担当者の変更を依頼することです。

信頼できそうな転職エージェントを見つけたとしても、信用できなさそうな担当者が運悪くついてしまうこともあります。

その場合は、転職エージェントの運営元に相談すれば担当者を変更してもらうこともできます。

性格上、断ることが悪いと思ってしまったり担当変更を申し出ることが気まずいと感じる方もいるかもしれません。

しかし、不信感を持ってしまった担当者のもとで有意義に転職活動を進めることは至難の業です。

自分の転職活動を成功させるために、思い切って担当者の変更を依頼することをオススメします。

有料の転職相談サービスを利用する

不信感が募った時の対処法の3つ目は、有料の転職相談サービスを利用することです。

一般的に転職エージェントを利用してもお金はかかりません。

求職者が企業に入社することで企業から転職エージェントに手数料が発生するからです。

一方、有料の転職相談サービスは企業に紹介して手数料をもらうビジネスモデルではないため、相談自体にお金がかかります

サービスを受けるのに心理的なハードルを感じるかもしれません。

しかし、企業に紹介することがゴールではないからこそ、自分に本当に合う転職の進め方を教えてくれます。

例えば、「ポジウィルキャリア」では「求人を紹介しないキャリア相談」をテーマに、求職者のキャリアを一緒に考えてアドバイスしてくれます。

転職がベストなのか、転職せず経験を積むのがベストなのかなどそれぞれにあったアドバイスがもらえるはずです。

ポジウィルキャリア についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

このように、転職エージェントを活用する以外にも転職活動を有意義に進める方法もあるので検討するといいです。

信用できる転職エージェントの探し方と特徴

信用できる転職エージェントの探し方と特徴

信用できる転職エージェントを見つけるには、口コミや評判を参考にして複数の転職エージェントに登録し、相性の合う担当者に出会う確率を上げる必要があります。

その中で、下記のポイントを意識することで、信頼できるエージェントを見極められます。

  • 紹介求人への応募や面接を急かさない
  • 連絡などのレスポンスが早い
  • 転職希望者の状況など話をしっかり聞いてくれる
  • 選考の状況など細かく報告してくれる

それぞれ見ていきます。

紹介求人への応募や面接を急かさない

信用できる転職エージェントの特徴の1つ目は、紹介求人への応募や面接を急かさないことです。

信用できない転職エージェントの中には、「いかに紹介求人への応募や面接を促し売上につなげるか」など、自分のノルマを優先に考える方がいます。

信頼できる転職エージェントの行動はこれと逆です。

自分のノルマを優先するのではなく、求職者が納得感の高い転職活動が送れるように考えて行動してくれます。

そのため、ムリに応募や面接を促したりすることはありません。

求職者のために行動してくれる人は信頼に足る転職エージェントといえます。

連絡などのレスポンスが早い

信用できる転職エージェントの特徴の2つ目は、連絡などのレスポンスが早いことです。

転職エージェントに限らずビジネス全般にもいえることですが、連絡などのレスポンスが遅いと、どうしてもその方への信用は下がってしまいます。

特に面接結果など、早く知りたい情報に対するレスポンスが遅いとがっかりしてしまいますよね。

信用できる転職エージェントの方は、こうした不安にも寄りそい早いレスポンスをしてくれることが多いです。

連絡などのレスポンスの早さも、信頼できるかどうかの1つの評価軸となります。

転職希望者の状況など話をしっかり聞いてくれる

信用できる転職エージェントの特徴の3つ目は、転職希望者の状況など話をしっかり聞いてくれることです。

転職は人生を大きく動かすため、転職活動中は不安になることも多いかもしれません。

そんな時に、しっかり求職者の話を聞き、状況を細かく理解してくれる転職エージェントがいれば、不安は払拭されることでしょう。

よく話を聞き、こちらの希望を理解してくれる担当者がついてくれれば、より納得感高く自信を持って転職活動を進められます。

このように、転職希望者の状況をしっかり聞いてくれる転職エージェントは信用度が高いといえます。

選考の状況など細かく報告してくれる

信用できる転職エージェントの特徴の4つ目は、選考の状況など細かく報告してくれることです。

面接などをはじめ、転職活動をする中で成功することもあれば失敗することもあります。

信頼できる転職エージェントの方は、面接などにおいて何が良くて何が悪かったのか、事細かく求職者にフィードバックしてくれます。

また、面接の合否など求職者が非常に気にするポイントについては、レスポンスがとても早いです。

このような特徴を持っているエージェントの方は信頼できます。

転職を成功させる転職エージェントの活用テクニック

転職を成功させる転職エージェントの活用テクニック

転職を成功させるためには、転職エージェントを有効に活用することが大切です。

転職活動は大きく分けて、

  • 応募
  • 面接
  • 内定

の3つのフェーズにわかれます。

それぞれのフェーズで、下記で詳しく紹介する内容を意識することで、転職活動の成功に近づきます。

1.応募

応募時においては、下記3点を意識しましょう。

  • 面談時に担当エージェントが希望業界を把握しているか確認する
  • 最初だけ企業選択の視野を広げてみる
  • 非公開求人を紹介してもらう

具体的に見ていきましょう。

面談時に担当エージェントが希望業界を把握しているか確認する

応募時において意識すべき1つ目のポイントは、面談時に担当エージェントが希望業界を把握しているか確認することです。

自身が希望する業界について、担当エージェントがある程度業界知識やトレンドについて理解していないと、的外れな求人提案を受けてしまう可能性があるからです。

よりよい提案を受けるためには、担当者の業界知識が必要不可欠といえます。

「その業界についてどれくらい詳しいのか」「その業界を担当してどれくらいの年数なのか」など、さまざまな視点で担当エージェントのレベルを見極めるように心がけましょう。

最初だけ企業選択の視野を広げてみる

応募時において意識すべき2つ目のポイントは、最初だけ企業選択の視野を広げてみることです。

最初の段階から企業選択軸を絞りすぎてしまうと狭い視野で転職先を考えてしまうため、さらに自分に合う企業と出会えたかもしれないチャンスを逃してしまうかもしれません。

担当者から違った角度の提案を受けられるかもしれないので、担当者に希望を伝えたうえで、最初は企業選択の視野を広げてみましょう。

非公開求人を紹介してもらう

応募時において意識すべき3つ目のポイントは、非公開求人を紹介してもらうことです。

これは転職エージェントを利用する最大のメリットといえるかもしれません。

非公開求人は宝の山です。

求人広告やインターネット検索などでは目に触れられないような求人に出会えます。

とくにそのエージェントが独占して保有している非公開求人はそのエージェント経由でしか応募できないため、自分の希望条件に合う求人や大手有名企業などの人気求人などに出会うことができます。

非公開求人を紹介してもらえるように転職エージェントに依頼するのも手です。

2.面接

面接にあたっては、担当エージェントが面接対策を行ってくれるので有効活用しましょう。

特に初めての転職活動の場合は、下記の点に留意して面接対策のアドバイスを貰うといいです。

  • 自己PRの答え方
  • 志望理由の答え方
  • 逆質問の内容
  • 面接官に響く内容

また、担当者がその企業独自のカルチャーや風土を理解していることもあるので、その企業がどのような人材を求めているのかアドバイスを貰えると、他の求職者と差別化できます。

上記の視点で面接対策を行いましょう。

3.内定後

面接を通して無事内定をもらえたら、各種条件面を企業側と交渉することになります。

その際、企業に直接自分から交渉してしまうと印象が悪くなる恐れがあります。

転職エージェントに間に入ってもらって条件交渉をした方が無難です。

転職エージェントとしても、求職者がよりよい条件で入社が決まれば、その分企業から貰える手数料も高くなるため、条件交渉を前向きに取り組んでくれる場合もあります。

企業とのパイプが強く交渉力のある転職エージェントの場合、よりよい給与条件での入社できる可能性が高まります。

内定後は転職エージェントに間に入ってもらい、条件交渉をしてもらいましょう。

信用できない転職エージェントについてのまとめ

まとめ

今回の記事では信用できない転職エージェントの特徴について紹介していきました。

信用できない転職エージェントの特徴

  • こちらの希望条件を無視した求人提案をしてくる
  • 内定後の意思確認を強引に急かしてくる
  • レスポンスが遅い

点があげられます。

一方、下記の特徴をもつ転職エージェントは信用できるといえます。

  • 応募や面接を急かさない
  • 連絡などレスポンスが早い
  • 選考の状況などを細かく確認してくれる

信用できるエージェントに出会うためには

  • 複数の転職エージェントを利用する
  • 担当を変更してもらう

などのアクションを起こしましょう。

じょぶお

信用できる転職エージェントの特徴を理解して、
より効率よく転職活動を進めましょう!

この記事を書いた人

浅井 優太のアバター

国公立大学外国語学部英米学科卒業。TOEIC 970点 / IELTS 7.0 / 高校の英語教員免許保有。新卒から大手メーカーの海外営業として働く。

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