Googleでは1日に55億回もの検索が行われているといい、誰もが知りたい情報に手元のiPhoneからアクセスすることのできる時代です。
Googleの創業20周年の公式アナウンスで「Google に存在するウェブページ数は数千億を超え、今やその情報量は世界中の図書館をすべて合わせたとしても収まり切れない」と述べました。
図書館に行くよりもGoogleで検索をした方がより多くの情報にたどり着ける時代になったのです。
しかしそんな状況でも、ビル・ゲイツが年間50冊以上の本を読んでいたり、マーク・ザッカーバーグも2週間に一冊のペースで本を読んでいます。
情報に簡単にアクセスできる時代であっても成功を収める実業家たちが読書をし続けているのには何か理由があるはずです。
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従来の図書館や本が持っていた「正しい知識を提供する」役目は、インターネットに移行したのかもしれません。
つまり、ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグなどの多忙な実業家が、貴重な時間を読書のために使うのには理由があるようです。
その理由を一言で言えば、彼らは読書をすることで「洞察力」を磨いているといいます。
本は心の中で対話をしながら読むため「なぜ?」「どうして?」「本当にそうなの?」といった、物事に対して疑問を持つ姿勢や、物事の本質を見抜く力を養うために最適な方法です。
読書は「知識」ではなく「新たな視点」を与えてくれるのです。
AIや機械学習をはじめとする高度なテクノロジーが登場してきた現代社会においては、私たちが知識といった「答え」を持っていること自体に全く価値はありません。
むしろ本質的な「問い」を立てられることが重要であり、読書はその力を身につける上で欠かすことのできない習慣であると言えるでしょう。
マイクロソフトの日本支社の社長を務め、非常に熱心な読書家としても知られる成毛眞さんは、「本嫌いの人とは付き合わない方がいい。足を引っ張るだけで自分の人生に何ももたらしてくれない」とすら述べています。
また、「仕事が忙しくて読書をする時間がないのなら、お金を払って読書をする時間を買えばいい」とも語っており、彼は読書をするために毎日の通勤の2時間を5000円をかけてタクシーを利用しているのだそうです。
これは年間約100万円の出費にもなりますが、そのお金で400時間の読書時間を作れるのであれば安いものだと語っています。
アマゾンを眺めれば、約2700万冊を超える本が揃っています。
そのような大量の選択肢の中でどの本を読むべきかを見極めるのは至難の技です。
しかし、「絶対うまくいく」「20代のうちに」といった自己啓発本市場のマーケティングに踊らされたり、ベストセラーだけをかいつまんで読むという考えは違うでしょう。
成毛さんも「月に数冊ベストセラーを読むパターンが一番タチが悪い」と述べています。
多くの人が読んでいる本を追いかけるようにして読み、その価値観や鵜呑みにしていては一生「庶民」から抜け出せないのだと語りました。
西洋の格言に「男を見極めるには本棚を見ればいい。女を見極めるにはキッチンのスパイス棚を見ればいい」というものがあります。
本棚という自分の「脳内ライブラリー」に入れるのは、自己啓発本やベストセラー本ももちろん良いですが、たまには違うジャンルの本も読んで「人とは違う視点」を手に入れてみるのも良いかもしれません。
ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグですら読書をする時間があることを考えれば、全ては時間の使い方次第なのでしょう。
たくさんの本を読んで新たな視点や洞察力を身につけてみてはいかがでしょうか?
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