もう日曜日か…明日の仕事が憂鬱だな…
サザエさん症候群とも言われ、月曜日に仕事に行きたくないと感じている社会人は山のようにいます。
サザエさん症候群(サザエさんしょうこうぐん)とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日(月曜日)からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の、日本における俗称である(wikipedia)
同じように、長期休み後に仕事へ復帰するのが辛く、連休最終日が憂鬱で仕方ない方も多いことでしょう。
しかし、世の中には月曜日が来るのが楽しみでしょうがない人もいます。
また、月曜日が別に苦痛ではない人も多数存在し、仕事に行きたくないどころか早く仕事に行きたいと感じている人すらいるのが現実です。
この差はどこから来ているのでしょうか?
この記事では、月曜日になると仕事に行きたくないと極度に考えてしまう方に向けて、その原因と対処法、また月曜日であろうと仕事に行くのが苦痛ではない人との差を解説していきます。
僕自身、かつては月曜日になると仕事に行きたくなくてたまらないタイプでした。
しかし現在では、「めっちゃ仕事に行きたい」と思うことはないものの、全く月曜日がくることが苦痛ではありません。
本記事では、月曜日の苦痛から解放された僕が下記を解説します。
- 月曜日になると仕事に行きたくなくなる原因と対処法
- 月曜日であろうと苦痛でない人との違い
僕の経験も交えながら書いたこの記事が、みなさんに少しでも有益になると嬉しいです。
月曜日に仕事に行きたくないのはどのような原因がある?
日曜日の夜に憂鬱(ゆううつ)になる人は、その原因について一度考えてみましょう。
大きくは下記3つの原因があると考えます。
- 土日の生活とのギャップ
- 月曜日に仕事に行きたくないのは当然の感情
- 月曜日とかは関係なく、仕事に行きたくない
なお月曜日だから行きたくないのか、基本的に仕事に行きたくないのかは切り分けた方がいいです。
仕事が嫌すぎて月曜日でなくとも仕事に行きたくない方は、次の記事も参考にしてみてください。
仕事に行きたくない理由①土日の生活とのギャップ
月曜日に仕事に行きたくない理由が、土日の生活とのギャップであれば対処法は簡単です。
このタイプであれば深刻ではないので、ひとまず安心してください。
土日に恋人とデートをしたり、学生時代の友人と朝まで飲んだり、趣味に没頭したりと、本当に楽しいことをしていた場合には、楽しかった土日が終わってしまうことに対する悲しさが感情として湧き上がってきます。
つまり、仕事に行きたくないのではなく、土日が終わってほしくないだけです。
そのギャップが大きければ大きいほど、月曜日に仕事に行きたくないと感じますが、ただ楽しかった土日が終わってしまうことへの悲しさの大きさなのでむしろ健全。
実際、月曜日に仕事に行ってみるとそこまで辛くないと感じるのではないでしょうか?
むしろ、楽しい土日のために「稼がなきゃ」「早く業務を終わらせるために頑張ろう」とポジティブな気持ちで働いている人が多数かと思います。
よって、基本的には何も対処する必要ありません。
仕事に行きたくないのではなく、土日が終わってほしくないと思ってるリア充なんだと捉え直すだけで大丈夫です。
仕事に行きたくない理由②月曜日に仕事に行きたくないのは当然の感情
そもそも月曜日に仕事に行きたくないのは、老若男女問わず誰しもが感じえる当然の感情なのです。
子どもも月曜日に学校に行くのが面倒くさいと感じたり、大人になっても月曜日に仕事に向かうのが億劫だ、というのは自然な感情なのです。
人間の本能として「辛いことや嫌なことを回避したい」という欲求があります。
人のからだが病気やケガから無意識の本能で身を守ろうとしているのと同じように、精神的なストレスなどからも本能で自衛するようにできています。
月曜日の存在に「つらい」「大変だ」といったイメージがこれまでの人生で無意識のうちに出来上がってしまい、そのストレスに対して「月曜日、仕事に行きたくない」という反応で自身を守っています。
このような感情を抱くことは人間として「正常な反応」だといえますので、過剰に心配することはありません。
仕事に行きたくない理由③そもそも仕事に行きたくない
とはいえ、月曜日に仕事に行きたくない理由が、そもそも仕事に行きたくない場合は要注意。
月曜日じゃなくても毎日仕事に行くのが辛く、朝も起きれないような方のことです。
おそらく月曜日はもっとも憂鬱な気分を感じているものの、火曜でも水曜でも毎朝のように「今日も会社に行きたくないなあ」と感じているのではないでしょうか?
そのような方々は、根本的な対処が必要です。
新入社員の方で仕事に行きたくないと考えているのであれば、土日の楽しさとのギャップのように学生時代とのギャップに苦しんでいるだけな可能性が大きいので基本的にはそこまで問題ないかと。
以前、『仕事に行きたくない新入社員の方向けの7つの対処法を実体験を元に紹介』という記事に書きましたが、新入社員が仕事に行きたくないと考える大きな理由は下記があります。
- 職場の人間関係
- 上司へのストレス
- 覚えることが多すぎて辛い
- 入社前後のギャップ
- 学生時代とのギャップ
また、新入社員ではなく、仕事にも慣れた20代によくある仕事の悩みは以下のようなものが多いです。
- 人間関係がうまくいっていない
- 仕事環境が合わない
- 労働環境が劣悪
新入社員、仕事に慣れた社会人のそれぞれの理由に対する対処方法はそれぞれの記事にまとめてありますが、個人的には思い切って転職をするのも一つの手だと考えています。
月曜に出勤するのが苦痛じゃない人たちの特徴は?
月曜日に仕事に行きたくないと感じている人がいる一方、月曜日がくるのが楽しみで仕方がないという方がいるのが現実です。
では、月曜日に出勤するのが苦痛ではない人にはどのような特徴があるのでしょうか?
- 土日にしっかりリフレッシュしている
- 自分の情熱を捧げる仕事をできている
- 土日も何かしら仕事をしているため、テンションの落差がない
このような特徴があります。
下記でそれぞれ見ていきましょう。
苦痛じゃない人たちの特徴①土日にしっかりリフレッシュしている
土日にしっかりリフレッシュをし、日曜日も早く就寝し心身ともにリフレッシュしている人は、月曜日に感じる苦痛を和らげることが出来ています。
外に出て人と会うことが好きな人は遊びの予定をしっかり入れて、インドアでゆっくりしたい人は好きな映画や読書をすることでリフレッシュを図れています。
もちろん、楽しい予定を入れすぎて月曜日とのギャップにテンションが落ちるということもありますが、オンとオフを切り替えて休むことで、心身の英気を養うことが出来ます。
中には、職場の人ととても仲が良く、休日も職場の人と遊び、翌日の出勤の時も楽しい気持ちで迎える事が出来ている人もいます。
最近仕事してると色々考えさせられる患者さんが多いなぁ。。。
日々勉強だね。まだまだ学ぶことが沢山ある💫💫
月曜日の仕事は仲良しの先輩とだから楽しみ🌸🥺#ナース #救急#コロナに負けない— なちゅ (@tomalove_nachi) September 12, 2020
このように土日はリラックスしたり、職場の人間関係が良好な人は、月曜日の憂鬱さをあまり感じない傾向にあります。
苦痛じゃない人たちの特徴②自分の情熱を捧げる仕事をできている
月曜日をウキウキした気分で迎える人の特徴の1つとして、仕事が楽しく情熱をもって働けているという点があります。
自分の得意な領域あるいは昔からの夢でとても好きな仕事につけている人は、自分の仕事に情熱をささげる事ができます。
仕事とプライベートの境がなく、早く月曜日になって働きたい!という方もいます。
仕事を通して日々成長実感を感じ、成果に繋がるから仕事が楽しく感じたり、自分の仕事が誰かの役に立っているという感覚を持っていたり…。
このように情熱を捧げることが出来る仕事に就いている人は、月曜日に仕事に行きたくないという考えとは無縁なのです。
反対に、現在の仕事に情熱を注げていないのであれば早く1日が終わって欲しいと願いながら時計ばかりを見て毎日を過ごすことになってしまいます。
一度しかない人生で仕事にワクワクできなければもったいないです。
周囲と良い人間関係を構築でき、仕事を通して成長している実感を持ち、ワクワクするような仕事をすることが出来れば、
月曜日の憂鬱な気持ちを切り離すことができます。
苦痛じゃない人たちの特徴③土日も何かしら仕事をしているため、テンションの落差がない
土日に働くのが当たり前の仕事をしている方は、月曜日がきたとしてもテンションの変化が少ないです。
特に外資系の投資銀行やコンサル業界で働いている方やベンチャー企業で働いている方はその傾向にあります。
全員に必ず当てはまるわけではありませんが、仕事で高い成果をあげるべく土日も仕事のPCを触っている方は、月曜日を普通の日常として過ごすので、仕事にいきたくないと感じることが少ないようです。
もちろん体力や気力の限界があるので心身を壊すような状況になるのは避けたいですが、このように休日も仕事のことを考えて前向きに働いている人は、月曜日を迎えることに辛さを感じないのです。
しんどく、つらい月曜日を乗り越える方法3選
ここまで、月曜日を迎えるのがつらい原因と、月曜日を迎えるのが苦痛ではない人の特徴を見てきました。
ここからは、月曜日を気持ちよく迎えられるような対処法を紹介します。
- 月曜日に定期的な楽しい予定を入れる
- 日曜の夜の過ごし方を工夫する
- 思い切って転職活動を開始してみる
対処法①月曜日に定期的な楽しい予定を入れる
月曜日に仕事に行きたくなくなる場合、月曜日に定期的な楽しい予定を入れてみてはいかがでしょうか?
例えば、次のような予定はいかがでしょう。
- 映画館で映画を見る
- お気に入りのカフェで朝活をする
- ちょっと高いモーニングを友人行く
- 友人とディナーにいく
月曜日の朝は土日と仕事モードとを切り替えるために、朝カフェをしてる人が多くいるみたいだね。
映画館で映画を見るのも個人的には結構おすすめです。
TOHOシネマズのauマンデイや、イオンのハッピーマンデイなどで映画館の料金が破格で安くなります。
これは月曜日に映画館があまり集客できないからなのですが、そこを狙って人と少し違う習慣を作ることでお得に生活でき、しかも月曜日が楽しくなる仕組みを作ることができるのです。
またお気に入りのカフェでの朝活で一週間を始めるのもおすすめですし、普段は行けないようなお高いモーニングを月曜朝に行ってみるのも良いかもしれません。
飲み会で使う5,000円をモーニングにすると相当レベルの高いサービスが受けられます。
飲み会で5000円使っても、普通の居酒屋くらいしか行けないけど、同じ金額をモーニングやランチで使えば、一流に触れられますしね。
仕事柄、その変更は難しい人は、まずはプライベートから変えれば良い。できることから始めることが大事。 https://t.co/jJHLK7ICbS
— イシコ (@newsalaryman_21) August 13, 2019
朝は厳しければ、夜にディナーの予定を入れてみてもいいでしょう。
対処法②日曜の夜の過ごし方を工夫する
土日にはしゃぎすぎて月曜の朝が物理的に辛くなるタイプの方は、日曜の夜の過ごし方を工夫してみましょう。
日曜の夜の過ごし方についても、イシコさんが非常に参考になるツイートをしてくださっています。
月曜の朝が憂鬱な人にオススメの日曜夜の過ごし方。
✔︎1600-1700 ジムで運動
✔︎1700-1730 風呂(サウナが理想)
✔︎1800-1930 夕飯
✔︎1930-2130 好きなTV鑑賞か読書
✔︎2130 就寝運動→サウナ→美味しいご飯→好きな趣味の時間→8時間睡眠
これやれば、大抵の悩みは解消されますよ。
— イシコ (@newsalaryman_21) July 7, 2019
軽く運動をして早く寝ることで月曜日の朝をすっきりと迎えることができ、1週間のエネルギーが蓄えられます。
月曜の過ごし方や日曜の夜の過ごし方に加えて、個人的には、YouTuberのAKIOさん(@AAAKKKIIIOOO)の生き方も参考になり、「今日も最高の1日にします!」と気合たっぷりで起き上がるのも一つのソリューションでしょう。
日曜日の夜の過ごし方も、月曜日の朝の過ごし方も、自分なりにリラックスしたり、楽しんだりできる方法を探求してみてください。
対処法③思い切って転職活動を開始してみる
世の中にいる楽しそうに仕事をしている人たちを見ても、かつては苦しみながら仕事をしていたけど、転職を重ねて満足の行く仕事を見つけたといったケースは非常に多いです。
僕も本業と副業でスキルの相互利用ができ、仕事と遊びの境目が無くなる状態に持ってくのは、4社目・36歳と時間がかかりました。
でも、ハードワーク企業で深夜2時まで働いてた期間も、今思えば自分の血肉と効率性につながってるので、いま会社で消耗してる人がいたとして、それはムダではないのです☺️
— マクリン (@Maku_ring) August 22, 2019
転職活動は必ずしも転職だけをゴールにするものではありません。
転職活動を通して、もしかしたら今の仕事が一番だと気づくかもしれませんし、自分を評価してくれる企業に出会えれば転職してみることで働き方や給料も変わることもあります。
ワクワクできる仕事をできているのは、多くの職種や会社を比較検討したからこそだと思っています。
ぜひ仕事に行きたくないと感じているのであれば、積極的に自分で動いてみると良いでしょう。
今よりも情熱をもって日々成長感をもって働くことが出来、仕事にいくのがワクワクするような職場が見つかれば、月曜日を迎えるのが憂鬱だという気持ちはなくなるはずです!
現状に不満を感じているのであれば、現状維持ではなくまず小さな一歩を踏み出すようにしましょう。
まとめ:月曜日に仕事に行きたくない原因と対処法
月曜日に仕事に行きたくない原因と対処法をまとめました。
原因に関しては、土日の生活とのギャップのパターンとそもそも仕事に行きたくないパターンは3つあるため、それぞれの場合での対処法があります。
個人的意見ですが、仕事に行きたくないと思ってしまうような人生ではもったいないです。
人生の中で仕事に費やす時間は本当に多く、その時間を苦痛のまま終わらせてしまうのは人生の無駄遣いのように思えます。
ぜひ積極的に行動を起こして、少しずつ人生を好転させていってくれると嬉しいです。
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