「リクルートダイレクトスカウト」をはじめとして転職サービスには様々な種類がありますが、転職を成功させるには自分に合ったサービスを選ぶ必要があります。
転職サイトと転職エージェントを合わせて20社以上登録する僕ですが、リクルートダイレクトスカウトは高年収帯・経営幹部など、ハイクラス転職を目指す方にもっともおすすめの転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウトの最大の特徴は、非常に多くのハイクラス求人を扱っている点です。
ハイクラス転職を叶えたい方は、ぜひリクルートダイレクトスカウトに登録しましょう。
※リクルートダイレクトスカウトは旧CAREER CARVER(キャリアカーバー)というサービス。2021年11月に名称が変更となりました。
\ ヘッドハンティング型 /
無料登録後もお金はかかりません。
リクルートダイレクトスカウトをはじめとするハイキャリア向けの転職サイトは「ハイキャリアにおすすめの転職サイト」でも紹介しています。ぜひ合わせて目を通してみてください。
リクルートダイレクトスカウトはどんな転職エージェント?
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けの転職サービスで、リクルートが運営しています。
リクルートダイレクトスカウトの特徴を確認しましょう。
- 求人数が豊富(2021年11月時点で公開求人数が88,718件程度)
- 年収800万円~2,000万円の求人が中心
- 勤務地は国内全域で海外勤務も可能
- ヘッドハンティング型の転職サービス
リクルートダイレクトスカウトは2021年11月時点で公開求人数が約88,718件と、求人数が豊富な点がメリット。
リクルートダイレクトスカウトには以下のように非公開求人もあるので、公開求人と合わせるとさらに求人数が増えます。
企業が人員を確保するために人材を募集すること。 ポジションの高い案件ほど社名非公開案件の割合が上がる傾向にある。事業戦略への影響が強く、裁量権のあるポジションや新規性の高いポジションほど、ヘッドハンターに依頼するなどして社内外含めて極秘に採用を進めるケースが多い。そのためリクルートダイレクトスカウトが取り扱うハイクラス求人は社名非公開であることが多く、スカウトにしか載せない求人、面談後しか紹介されない求人も存在する。
(引用元:リクルートダイレクトスカウト│非公開求人)
年収800万円~2,000万円の求人が中心なので、高収入も期待できます。
年収別に公開求人の数を見てみましょう(2021年5月現在)。
年収 | 公開求人数 |
---|---|
600万円~800万円 | 約61,000件 |
800万円~1,000万円 | 約65,000件 |
1,000万円~1,200万円 | 約54,000件 |
1,200万円~1,400万円 | 約45,000件 |
1,400万円~2,000万円 | 約38,000件 |
2,000万円~3,000万円 | 約31,000件 |
3,000万円~4,000万円 | 約29,000件 |
4,000万円~5,000万円 | 約29,000件 |
リクルートダイレクトスカウトでは、2,000万円を超える非常に高い年収の求人も扱われています。
リクルートダイレクトスカウトでは国内全域の求人が扱われていて、海外での勤務も可能。
ヘッドハンティング型の転職サービスである点が特徴的です。
ヘッドハンティング型転職サイトの特徴
ヘッドハンティング型の転職サービスは、利用者がサービスに登録するとヘッドハンターがスカウトしてくれるシステムです。
リクルートダイレクトスカウトでの転職までの流れを見てみましょう。
参考:CAREER CARVER(リクルートダイレクトスカウト)とは?
- 利用者が会員登録をする
- 利用者がレジュメに記入する
- レジュメを見たヘッドハンターがスカウトメールを送る
リクルートダイレクトスカウトに登録したら、利用者はスカウトを待つだけです。
ヘッドハンターは登録されているレジュメの内容を見て、経歴やスキル・希望に合う求人を利用者に紹介します。
スカウトを待つ以外に能動的な転職活動も可能
スカウトを待つだけではなく、リクルートダイレクトスカウトでは以下のような能動的な転職活動もできます。
- ヘッドハンターを検索して自分から相談する
- 求人を検索して応募依頼をする
ヘッドハンターを検索して自分から相談したい場合は、公式サイトの「ヘッドハンター検索」からヘッドハンターを探せます。
ヘッドハンターのプロフィール(業界経験年数・学歴・自己PR・経歴・実績など)を参考に、相談したいヘッドハンターを選びましょう。
一般的な転職サイトと同様に、公式サイト上で求人の検索も可能です。
応募したい求人が見つかったら、「応募を依頼する」ボタンをクリックして応募依頼のメッセージを担当のヘッドハンターに送信しましょう。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチとの違いを比較
ヘッドハンティング型のハイクラス転職サービスとしてよく知られるものに、「ビズリーチ」もあります。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを確認しましょう。
項目 | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ |
---|---|---|
公開求人数 | 約66,000件(2021年5月) | 約127,000件(2021年5月) |
ヘッドハンター数 | 2,500名以上(2020年10月) | 4,600人(2021年5月) |
料金 | 無料 | 一部サービスで有料(税込3,278円~) |
求人の特徴 | ・年収800万円~1,000万円の求人がメイン ・大手企業がメイン | ・年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上 ・大手企業もベンチャー企業も掲載 |
リクルートダイレクトスカウトはすべて無料で利用できますが、ビズリーチですべての求人を見るためには有料会員になる必要があります。
公開求人数やヘッドハンターの数はビズリーチの方が上ですが、全てのサービスが無料である点ではリクルートダイレクトスカウトの方がおすすめです。
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リクルートダイレクトスカウトの評判からわかるメリット・デメリット
リクルートダイレクトスカウトの評判を元に、メリットとデメリットを確認しましょう。
- スカウトを待つだけなので手軽
- ハイクラス求人が多い
- ヘッドハンターが優秀
- 自分で求人を探すことが可能
- 転職までに時間がかかる
- ヘッドハンターの質が一定ではない
リクルートダイレクトスカウトの良い評判とメリット
最近ハイクラス向けの転職エージェント、リクルートダイレクトスカウトに登録してみた。
ステマなしでリクルートダイレクトスカウト先輩は次々と非常にいい案件を紹介してくれました。
エージェントもとても優秀。
一度試してみるといいかもです。😊
— ユウ社長🇺🇸米国株投資家🌈 (@Yu_LifeCollege) February 9, 2020
・リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチと同様。ほぼ同じところからスカウトくる。でもここにしかいないエージェントやヘッドハンターがいるので、漏れなく求人を拾う意味では登録しておくべき。
私はここで声掛けてもらったヘッドハンターさんに1番お世話になった。— あおい ▓▓‹:) (@aoitasu) October 26, 2018
評判からわかるリクルートダイレクトスカウトのメリットは、以下の通りです。
- スカウトを待つだけなので手軽
- ハイクラス求人が多い
- ヘッドハンターが優秀
- 自分で求人を探すことが可能
登録したら次々にいい案件を紹介してもらえた、スカウトがたくさん届いたなど、スカウトを待つだけで連絡がもらえる点で高評価なことがわかります。
ハイクラス転職におすすめの転職サービスとして、リクルートダイレクトスカウトをすすめる声も見られました。
エージェントが優秀・ハイクラス転職に慣れているなど、ヘッドハンターの質の高さもうかがえます。
案件が多く条件に合った職が探しやすいという声もあるように、自分での求人検索も可能です。
スカウト型のおすすめ転職サービスは次の記事でもおまとめしていますので、合わせて参考にしてみてください。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判とデメリット
自分の場合はリクルートダイレクトスカウトに登録してリクルーター介して転職したけど、完全にピンキリよね。結局1社しか受けてないからアレだけど、適当だなーと思うリクルーターが何人もいた
— アルパ・カパ@実験動物獣医 (@alpacapa) December 11, 2019
評判からわかるリクルートダイレクトスカウトのデメリットは、以下の通りです。
- 転職までに時間がかかる
- ヘッドハンターの質が一定ではない
全体的に良い印象を持っている人が多い中で、とりあえず話を聞かせて欲しいという連絡が多く、なかなか転職活動が前に進まない様子がわかるコメントがありました。
ヘッドハンターの質が一定ではないと感じた人もいます。
ヘッドハンターや転職エージェントの質に関しては、どの転職サービスを利用しても起こる可能性がある問題です。
リクルートダイレクトスカウトでは担当のヘッドハンターを選べるので、合わないと思ったら別の担当者を探す方法もあります。
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リクルートダイレクトスカウトの特徴は?強みを紹介
上記の内容を元にまとめると、リクルートダイレクトスカウトの強みは以下の通りです。
- 自分で担当者を選ぶことが出来る
- 登録後は、自分から求人情報を探さなくてすむ
- 高年収求人がすぐに見つかる
それぞれの特徴について、詳しく見てみましょう。
1.自分で担当者を選ぶことが出来る
リクルートダイレクトスカウトにはヘッドハンターが2,500名以上在籍していて、利用者に合う求人を紹介してくれます(2021年5月時点)
スカウトを待つだけでも転職活動はできますが、リクルートダイレクトスカウトでは利用者の方からヘッドハンターを検索して担当者を選ぶ方法も可能です。
ヘッドハンターの以下のような情報を見ながら、相談したいヘッドハンターに連絡を取りましょう。
- プロフィール
- 担当業界
- 得意領域
- 経験年数
登録しているヘッドハンターには、消費財業界歴25年以上・製薬メーカー歴15年などのように、業界特化型の方もいます。
業界は問わず、管理部門採用特化・営業部門採用など職種特化型ヘッドハンターも在籍していて、多種多様です。
キャリアプランに応じて信頼できそうなヘッドハンターを選べる点が、リクルートダイレクトスカウトの強みです。
料金も完全無料なので、安心してサービスが利用できます。
2.登録後は、自分から求人情報を探さなくてすむ
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンティング型の転職サービスなので、基本的には会員登録をしたらスカウトを待つだけで転職活動が進みます。
会員登録後に以下のような内容を記載したレジュメを登録すれば、ヘッドハンターがレジュメを見てスカウトしてくれるという流れです。
- 職歴
- スキルシート
- 希望年収
- 希望の業界や職種
自分から求人情報を探さなくてすむので、忙しくても転職活動が可能です。
すぐに転職する意向がなくても、レジュメを登録しておけばヘッドハンターから情報が入ります。
いざ転職しようと持った時に自分の市場価値がわかっていれば、スムーズに転職活動が可能です。
ただ、ご自身でも転職サイトを利用しながら気になる求人を見つけて、転職エージェントと一緒になって転職活動を進めていくのも転職活動を成功させるためにはおすすめです。
本サイトがおすすめする転職サイト・転職エージェントについては、次の記事で各種サービスを徹底的に比較してご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
3.高年収求人がすぐに見つかる
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けの転職サービスなので、高年収求人がすぐに見つかる点も強みです。
先程も確認したように、リクルートダイレクトスカウトには4,000万円~5,000万円クラスの求人も掲載されています。
高収入の求人が多いので、希望の年収を叶えられる可能性が高いでしょう。
転職活動の軸を年収に置いている方であれば、ぜひリクルートダイレクトスカウトの利用も検討してみてください。
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高年収求人の多い外資系企業などへの転職を目指している方であれば、次の記事に紹介されている転職サイト・転職エージェントの利用もおすすめですので、ぜひ合わせて目を通してみてください。
リクルートダイレクトスカウトを利用する上で気を付けたいポイント
リクルートダイレクトスカウトを利用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 短期間で転職先を決めたい場合は不向き
- 年収が低い方、業務経験値の浅い方には不向き
- ベンチャー企業の求人が少ない
それぞれについて確認していきます。
1.短期間で転職先を決めたい場合は不向き
リクルートダイレクトスカウトは、情報を登録したらヘッドハンターからスカウトを待ち、ヘッドハンター経由で応募する転職サービスです。
基本的にはスカウトを待ってから行動するため、短時間で転職を決めたい場合には不向きです。
急ぐ場合は自分で求人を探したりヘッドハンターに自分から相談を持ち掛けたりする方法もあるので、状況に応じて方法を工夫しましょう。
2.年収が低い方、業務経験値の浅い方には不向き
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス転職に特化した転職サービスなので、即戦力になれる経験者が求められています。
公開求人で挙げられている必要な経験・能力の例を、いくつか見てみましょう。
- Tインフラ領域の設計構築経験が3年以上
- スキンケア商品の企画経験や開発経験が3年以上
- 広告代理店での就業経験が2年以上
- 上場企業における法務実務経験が5年以上
- Microsoft Azureの運用経験が5年以上
- マネジメント経験
- ビジネスレベルの英語力
多くの場合、実務経験や英語力・マネジメント経験などが求められるので、条件に合っていないとスカウトされません。
そのためスキルなどの影響で年収が低い方や、実務経験値の浅い方には、向かないサービスだと言えます。
現在フリーターや既卒の方は、下記の記事に紹介されている転職サイト・転職エージェントなどの利用を検討してみてください。
3.ベンチャー企業の求人が少ない
リクルートダイレクトスカウトの求人案件は、大手企業の求人がメインです。
ベンチャー企業の案件は少ないので、ベンチャー企業への転職を目指す場合は希望にマッチする求人が見つかりにくい可能性があります。
ベンチャー企業も視野に入れた転職をする場合、ビズリーチなどほかの転職サービスと併用しましょう。
ビズリーチには、スタートアップ企業での部長職募集など、ベンチャー企業での求人案件の取り扱いも多くあります。
ベンチャーやスタートアップへの転職を目指している方は、次の記事に紹介されている転職サイトと転職エージェントを利用してみてください。
リクルートダイレクトスカウトは他エージェントとの併用がおすすめ!
リクルートダイレクトスカウトはハイクラスに特化した転職サービスで、以下のような特徴があります。
- 経験やスキルが求められる求人がメイン
- 書類対策や面接対策はない
- 転職までに時間がかかる
リクルートダイレクトスカウトはハイクラスに特化しているので、ややハードルが高い点が特徴です。
転職エージェントではないので書類対策や面接対策はなく、自分で転職活動を進める必要があります。
基本的には登録したらスカウトを待つ流れなので、スピーディーな転職には向いていません。
転職エージェントと併用すると、ヘッドハンターからの連絡を待ちながら書類対策や面接対策が受けられるので、転職に成功する可能性が高まります。
転職エージェントなら求人の紹介にそれほど時間もかかりません。
転職サービスはそれぞれ強みやメリットを持っていて、非公開求人などそのサービスでしか取り扱われていない求人もあります。
それぞれのメリットを活かせるように、ぜひリクルートダイレクトスカウトと他の転職エージェントを併用しましょう。
リクルートダイレクトスカウト以外でおすすめの転職エージェントを紹介
リクルートダイレクトスカウト以外でおすすめの転職エージェントは、以下の通りです。
リクルートダイレクトスカウトと同じリクルートが運営するリクルートエージェントは、求人の量と質が圧倒的業界No.1です。
多くの転職者を支援してきたノウハウと圧倒的な求人数があるので、万全のサポートが受けられます。
エンワールドは、グローバル規模での活躍を目指す方におすすめの転職エージェントです。
単独の担当者ではなくチームでサポートしてくれるので、サポートの質の高さに定評があります。
JACリクルートメントはハイキャリア向けの大手転職エージェントで、外資系企業やグローバル企業への就職に強い点が特徴です。
ハイキャリアを目指す人向けの転職エージェントはこちら
リクルートダイレクトスカウトの登録方法と利用までの流れ
リクルートダイレクトスカウトの登録方法と利用までの流れは、以下の通りです。
- 無料会員登録
- レジュメ(履歴書)を入力
- ヘッドハンターからのスカウトを待つ
リクルートダイレクトスカウトへの登録は、公式サイトの申し込みページから行いましょう。
メールアドレスとパスワードの入力またはFacebookを利用して、登録を始めます。
入力が必要な項目は、以下の通りです。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 都道府県
- 直近の年収
- 直近の業種・職種
会員登録が終わったら、下記のフォーマットにレジュメ(履歴書)を登録します。
まずは学歴・語学レベル・連絡先を入力しましょう。
次に、これまでの職務経歴を記載します。
ヘッドハンターはレジュメの内容を元にスカウトをするので、レジュメの内容が充実しているほどスカウトが届きやすくなります。
自身の経歴を振り返って、以下のような点を記載できるよう準備しましょう。
- 強みやアピールできるポイント
- これまでに残した実績
- ついた役職
- 経験やスキル
リクルートダイレクトスカウトでは職務経歴書のサンプルも公開されています。
登録後でも職務経歴書は更新できるので、職務経歴書を充実させてスカウトが受けられるように準備をしましょう。
レジュメの入力が終わったら、スカウトを待ちましょう。
リクルートダイレクトスカウトでは自分から求人やヘッドハンターを探す方法でも転職活動ができるので、併用しながら転職活動を進めると効率的です。
リクルートダイレクトスカウトは高年収求人を探している人におすすめ!
リクルートダイレクトスカウトは以下の強みを持つ、高年収求人を探している人におすすめの転職サービスです。
- ヘッドハンターを自分で選べる
- 登録後はスカウトを待つだけでも転職活動ができる
- 高年収求人が見つかりやすい
リクルートダイレクトスカウトの強みを活かしつつより効率的に転職活動をするためにも、他の転職エージェントと併用しながら転職活動を行うのがおすすめ。
今よりもハイキャリア転職を目指している人は、ぜひ利用を検討してみてください。
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無料登録後もお金はかかりません。
他のスカウト型転職サイトを知りたい方は下記記事を参考にしてください。スカウト型転職サイトを使った転職活動の進め方についても解説しています。
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