フリーターが転職エージェントを利用しても、求人を紹介してもらえるの・・・?
結論から述べると、利用する転職エージェント次第ですね。
おすすめの転職エージェントとして頻繁に紹介される業界最大手の「リクルートエージェント」や「ビズリーチ」は、フリーターの方が登録しても、なかなか求人を紹介してもらえません。
中には登録すらさせてくれないエージェントも存在します。
一度登録拒否を受けると気持ち的にも沈んでしまいますので、選択する転職エージェントは慎重に選びましょう。
結論からいうと、フリーターの方におすすめの転職サイト・エージェントは以下です。
転職サービス | 特徴 |
---|---|
doda | 転職サイト 未経験者OKや学歴不問求人多数 第二新卒にもおすすめ |
ハタラクティブ | 転職エージェント マンツーマンで就職支援を してもらえる |
パソナ キャリア | 転職エージェント アドバイザーに伴走してもらいながら 転職活動を進めたい方におすすめ |
この記事では、フリーターで転職活動を成功させた方にアンケート調査をして、フリーターの方が利用すべき転職エージェントやどのような観点で転職サービスを選んだのかを解説しています。
- フリーターにおすすめの転職サイト・エージェント
- 転職サイト・エージェントの比較
- フリーターが正社員就職するポイント
フリーターから正社員への転職を目指す方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
【徹底比較】フリーターにおすすめの転職サイトランキング
フリーターにおすすめの転職サイトは、フリーターで転職活動を成功させた方を対象に取ったアンケート調査をもとに、下記の観点で各サービスを比較して順位を決定しています。
- 未経験や既卒OKの求人数
- 求人の探しやすさ
- サイト・アプリの利便性
フリーターの方は、未経験の業種への転職を目指す方が多かったり、既卒で正社員としての就業経験がない方もいるため、未経験OKや既卒OKの求人がどれくらいあるのかが重要な観点になっていました。
1位:doda
公式サイト:https://doda.jp/
総合評価 | 未経験者OKや学歴不問求人も多数。第二新卒にもおすすめ!転職の「やることリスト」があるため初めての転職活動にも最適。 | |
未経験や既卒OKの求人数 | 未経験や既卒OKの求人も豊富に存在。地方の求人も多く取り扱っているため、地方在住の方にとっても使い勝手が良いです。 | |
求人の探しやすさ | 非常に細かい条件設定が可能です。仕事内容や従業員数など、様々な軸で会社を検索することが出来ます。 | |
サイト・アプリの利便性 | 転職活動を進めるために何をすべきかの「やることリスト」がサイト内に用意されていたり、コラムなども充実しているので、初めての転職活動の方にとっての非常に心強い味方となるかと思います。 |
dodaも大手転職サイトですが、未経験OKや学歴不問求人が多数存在します。
リクナビNEXTと比較するとフリーター向け求人数は少なくなってしまいますが、その他大多数の転職サイトと比較するとフリーターの方でも応募できる求人はかなり多いです。
サイト内に「転職のやることリスト」もあるため、転職初心者の方でも一歩ずつ自分のペースで進めていくことで、転職活動を順調に進めていくことができるでしょう。
サイト自体も非常に使いやすいので、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 20万件以上 (非公開求人を含む) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
※2023年3月時点
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2位:エン転職
公式サイト:https://employment.en-japan.com/
総合評価 | 求人のほとんどが、未経験者OKや第二新卒OKの条件を付けている。多くの選択肢を比較検討したい方におすすめ! | |
未経験や既卒OKの求人数 | 未経験や既卒OKの求人が非常に豊富。求人のほとんどが「未経験歓迎」「既卒・第二新卒OK」の条件を満たしています。 | |
求人の探しやすさ | 検索条件を細かく設定することが可能です。毎週月・木曜に新着求人を更新しているため、いつでもフレッシュな求人情報に出会うことが出来ます。求人情報一つ一つの情報量も他サービスと比較しても多くなっているため、じっくり求人を眺めながら検討したい方に非常におすすめです。 | |
サイト・アプリの利便性 | エンジャパンが運営するLighthouseという企業の口コミサービスと連携しており、一つ一つの求人に第三者の口コミがついているのは求人選びで非常に有益です。会社の雰囲気や実際の働き方のリアルなイメージを掴むことが出来ます。 |
エン転職に紹介されている求人は、ほとんどが未経験者OKや第二新卒OKの条件をつけているため、フリーターの方にとっては求人が探しやすいサービスといえるでしょう。
ただ、リクナビNEXTやdodaと比較すると求人の総数は少ないため、併用が前提となるサイトになります。
エン転職の良い点として、同社が運営する企業の口コミサイト「Lighthouse」のリアルな口コミ情報が求人に掲載されているため、企業のよくない点も正直に書いてあります。
リクナビNEXTやdodaで求人を探しつつ、その求人の情報を補填する形でエン転職も利用するのが良いでしょう。
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公開求人数 | 約6,600件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://employment.en-japan.com/ |
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3位:転職会議
公式サイト:https://jobtalk.jp/
総合評価 | 各企業に関する口コミが豊富。就職・転職先の目途がたっている方におすすめ! | |
未経験や既卒OKの求人数 | 未経験や既卒OKの求人も多数公開されていました。1社ごとに出している求人案件数が異なるため、詳細な数字までは不明ですが、会社数≦求人数なので多くの未経験や既卒OKの求人があることがわかります。 | |
求人の探しやすさ | 雇用形態やこだわり条件を指定できますが、他サービスと比較すると求人検索機能の性能はいまひとつです。各条件に該当する求人を探すというよりも、各企業の口コミを見ることがメインのためです。転職希望先の会社がある程度決まっている方にとっては、使い勝手が良いでしょう。 | |
サイト・アプリの利便性 | 気になる求人があれば、転職会議に寄せられた多くの口コミを同時に閲覧できるため、会社内の雰囲気や働き方をよりリアルに把握することが出来ます。募集要項には書かれていない細かい点まで理解できるのです。 |
転職会議は、他の転職サイトと少し毛色が異なり、企業に関する口コミ情報を豊富に集めた転職サービスです。
すでに就職先や転職先の候補がいくつかあり、本当にその会社でやっていけるのか、実際のお雰囲気はどうなのかを調査する際に利用するのがおすすめです。
もちろん求人も検索することができ、雇用形態やこだわり条件を詳細に指定できますので、転職サイトとしての利用も可能です。
大手の転職サイト + 転職会議の形で利用することで、より転職活動をスムーズに進めることができ、入社後のミスマッチも減らすことができるでしょう。
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4位:ミイダス
公式サイト:https://miidas.jp/
総合評価 | 診断ツールやオファー機能が優れた転職サービス。自己分析や企業選びの軸が決まっていない方におすすめ! | |
未経験や既卒OKの求人数 | 求人検索機能に「未経験歓迎」「既卒OK」の軸が無いため、詳しい求人数は不明です。 | |
求人の探しやすさ | 「未経験歓迎」「既卒OK」という軸はありませんが、職種や業種、仕事内容、労働環境といった各条件に関して重要度を4段階で設定することが出来ます。自分が持つスキルレベルや希望条件をかなり詳細に設定できるため、自分の希望条件に合った求人を見つけることができるでしょう。 | |
サイト・アプリの利便性 | 現在の市場価値を推定年収額で可視化する機能や、自分の強み・性格から適性が高い職種を教えてくれる「コンピテンシー診断」「パーソナリティ診断」などの診断ツールが豊富です。就職・転職活動を初めて行う方でも、簡単に自己分析ができます。 |
ミイダスも、リクナビNEXTやdodaとは異なる転職サービスです。
これまでの経験や職歴を入れることで、現在の市場価値(転職した場合の想定年収)を計測することができたり、その内容を元に求職者の強みや性格を判断し、適性の高い職種を教えてくれます。
転職サイトとしての使いやすさは他サービスと比較して劣りますが、ミイダスでしかできない診断等もあるため、こちらも併用してみることをおすすめします。
基本的に転職サイトは無料で利用できるため、気になるものはどんどん利用していくのが転職成功への近道です。
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5位:リクナビNEXT
公式サイト:https://next.rikunabi.com/
総合評価 | 就職・転職活動を始めるならとりあえず登録しておくべきサイト。未経験や既卒OKの求人も多いためフリーターの方の使い勝手も良い。 | |
未経験や既卒OKの求人数 | 未経験や既卒OKの求人を大量に保有。他の転職サイトと比較しても求人数が多いため、転職先の選択肢は広い。 | |
求人の探しやすさ | 定番サービスだけあって、求人検索機能は非常に豊富。福利厚生や働き方の細かい条件まで設定できるため、希望条件に合った求人が探しやすい。未経験者歓迎の条件で絞り込みができる点もフリーターの方にとっては嬉しい機能。 | |
サイト・アプリの利便性 | 自己分析ツールとして利用できる「グッドポイント診断」や転職成功ノウハウのコラム記事もサイト内に存在し、転職活動経験の少ない方にとって使い勝手の良いサービスとなっています。履歴書や職務経歴書のテンプレートも無料で公開されています。 |
リクナビNEXTは、業界最大手のリクルートが運営する転職サイトで、転職活動者の7割以上が利用しています。
未経験や既卒OKといった検索条件でも求人を探すことができ、フリーターの方にとって自分にぴったりの求人が見つけやすいでしょう。
フリーターの方向けの求人数も他の転職サイトと比較してもかなり多く、選択肢を増やして少しでも転職の成功可能性を上げたい方におすすめです。
履歴書や職務経歴書のテンプレートもサイト内にあるので、転職活動が初めての方も、サイトの案内に従って進めていけば問題ないのでご安心ください。
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約6万4,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
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【徹底比較】フリーターにおすすめの転職エージェントランキング
フリーターにおすすめの転職エージェントは、フリーターで転職活動を成功させた方を対象に取ったアンケート調査をもとに、下記の観点で各サービスを比較して順位を決定しています。
- 紹介求人数
- フリーター転職の実績
- キャリアアドバイザーの質
フリーターの方は、これまでの経歴や実績ではなく、ポテンシャルを見てもらった上で転職する必要があります。ポテンシャル採用を実施している企業の求人を多数保有していたり、多くのフリーターの方をサポートしてきた実績のあるエージェントが人気のようでした。
1位:ハタラクティブ
公式サイト:https://hataractive.jp/
総合評価 | 利用者の大半が20代の転職エージェント。フリーター/既卒/第二新卒に特化したサポートを提供。手厚いサポートを受けながら就職・転職活動を進めたい方におすすめ! | |
紹介求人数 | 紹介求人数は明記されていませんでした。口コミや評判では他の人材紹介会社に比べても、かなり多くの求人を紹介してくれるとの意見が多かったです。 | |
フリーター転職の実績 | 求職者との面談回数が多いと言われており、深い企業理解を促してくれます。結果として高い選考突破率を実現しています。 | |
キャリアアドバイザーの質 | 20代のフリーター/既卒/第二新卒に特化したサポートを行っているため、キャリアアドバイザーのノウハウや経験値は非常に高いです。カウンセリング実績も多く、求職者に寄り添った丁寧なサポートが期待できます。 |
ハタラクティブは、20代を中心とした既卒・フリーター・第二新卒を対象とした就職支援サービスです。
ハタラクティブのサポートの質は非常に高く、多くの転職成功実績が存在します。
フリーターの方は、転職エージェントで手厚くサポートを受けるのが難しい場合も多いですが、ハタラクティブは面談の回数も非常に多いと評判で、求職者に真正面から真摯に向き合ってくれる会社です。
カウンセリング実績も申し分なく、経験も十分なので、フリーターから正社員への就職を目指している方は、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
※2023年3月時点
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2位:パソナキャリア
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
総合評価 | 確かな実績と豊富なノウハウをもつ転職エージェント。女性の転職に特に力を入れています。アドバイザーに徹底的に伴走してもらいながら就職・転職活動を進めたい方におすすめ! | |
紹介求人数 | 紹介求人数は非常に豊富。他サービスと比較しても求人数が多いですが、なかでも女性の転職に力を入れています。女性の転職サポートに深く関わってきたアドバイザーが真摯に対応してくれます。 | |
フリーター転職の実績 | パソナキャリアは「オリコン顧客満足度調査 転職エージェント」の部門において3年連続No.1を獲得しています。転職後年収UP率は67.1%(2018年9月パソナキャリア調べ)を誇り、確かな転職支援実績を持っています。 | |
キャリアアドバイザーの質 | パソナキャリアでは独自の認定制度「認定シニアコンサルタント」制度を設定しており、転職サポートのプロとして高いレベルでのサービスが提供されています。就職・転職活動に慣れていない方でも安心して任せることが出来ます。 |
パソナキャリアは紹介求人数が多く、フリーターの方でも応募可能な求人も多数取り揃えています。
なかでも女性の転職に強みがあり、女性のフリーターの方であれば特に質の高いサポートを受けられるでしょう。
オリコン満足度も3年連続No.1を獲得している転職エージェントですので、キャリアアドバイザーの質やサポートの手厚さは他エージェント以上に優れていると言えます。
はじめての転職活動だとしても、真摯に向き合ってくれる担当者と一緒に一歩ずつ進めていくことで、転職を成功させることができるでしょう。
運営会社 | 株式会社パソナ |
公開求人数 | 約14,800件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
※2023年3月時点
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3位:マイナビエージェント
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
総合評価 | 豊富な非公開求人を有するエージェント。企業選びの軸や志望業界がある程度固まっている方におすすめ! | |
紹介求人数 | マイナビエージェントの紹介求人数は非常に豊富。幅広い職種の経験をもつ若手が登録しており、求職者の様々なニーズに対応できていることが分かります。 | |
フリーター転職の実績 | マイナビエージェントは高い利用満足度を誇ります。就職・転職を希望する方の気になるポイントをしっかりと押さえてサポートをしてくれるため、未経験や既卒という枠にとらわれず、1人1人に適した求人を紹介しているのです。 | |
キャリアアドバイザーの質 | 各業界の就職・転職事情に精通した専任アドバイザーが在籍しています。また、キャリアアドバイザーとは別に、企業の人事担当者とやり取りするアドバイザーが在籍。職場の雰囲気など、求人票には載っていないリアルな企業情報を知らせてくれます。 |
マイナビエージェントは、業界最大手のリクルートエージェントには劣りますが、公開・非公開合わせて莫大な求人数を保有しています。
未経験や既卒の方でも応募できる求人はもちろん、これまでのキャリアに自信がない方でも、丁寧なキャリアカウンセリングによる棚卸しや自己分析によって、適職を見つけてくれます。
キャリアアドバイザーも就職や転職に精通していたり、企業との繋がりも非常に強いため、職場の雰囲気や求人票に載っていないリアルな現場事情などを教えてくれます。
入社後のミスマッチを起こさないためにも、求職者との丁寧なすり合わせや企業側のリアルな情報が重要になるため、マイナビエージェントであればその点は安心できるでしょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※2023年3月時点
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4位:ランスタッド
公式サイト:https://www.randstad.co.jp/
総合評価 | グローバル人材会社が提供するサービス。オフィスワーク派遣や製造・軽作業求人への就職・転職活動を考えている方におすすめ! | |
紹介求人数 | エージェント経由で紹介される求人数はそこまで多くはない。オフィスワーク派遣や製造・軽作業求人を含めれば、1万件を超えます。 | |
フリーター転職の実績 | オフィス系から製造・物流系まで、幅広い職種に対応しているため、求職者の細かいニーズに対応できます。国内に92拠点構えているため、地方在住のフリーターの方でも利用可能です。 | |
キャリアアドバイザーの質 | 本社がアドバイザーのスキルアップに力を入れており、1人1人が高い能力を持っています。企業に応募する際に必要になるレジュメの添削や面接対策など、あらゆる課題に対してサポートを行ってくれます。 |
ランスタッドには、オフィスワークの派遣求人や製造・軽作業の正社員求人が多くあります。
国内に92拠点を構えているエージェントでもあるため、地方在住の方も手厚くサポートしてもらうことができます。
レジュメの添削や面接対策にも強みがあったり、世界最大級の総合人材サービスという肩書に負けないだけの歴史や経験があるため、長年のノウハウに基づいたレベルの高いサポートが可能です。
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国・海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.randstad.co.jp/ |
※2023年3月時点
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【比較表】フリーターにおすすめの転職サイト・転職エージェント
フリーターにおすすめの転職サイトの比較表
転職サイト | 求人数 | 総合評価 | おすすめな人 |
---|---|---|---|
リクナビNEXT | ◎ | 就職・転職活動を始めるならとりあえず登録しておくべきサイト。転職活動者の7割以上が登録してる定番サービス。未経験や既卒OKの求人も多いためフリーターの方の使い勝手も良い。 | |
doda | 〇 | 未経験者OKや学歴不問求人も多数。第二新卒にもおすすめ!転職の「やることリスト」があるため初めての転職活動にも最適。 | |
エン転職 | 〇 | 求人のほとんどが、未経験者OKや第二新卒OKの条件を付けている。多くの選択肢を比較検討したい方におすすめ! | |
転職会議 | – | 各企業に関する口コミが豊富。就職・転職先の目途がたっている方におすすめ! | |
ミイダス | – | 診断ツールやオファー機能が優れた転職サービス。自己分析や企業選びの軸が決まっていない方におすすめ! |
(2023年3月更新)
フリーターにおすすめの転職エージェントの比較表
転職エージェント | 求人数 | 総合評価 | おすすめな人 |
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 非公開 | 利用者の90%が20代の転職エージェント。フリーター/既卒/第二新卒に特化したサポートを提供。手厚いサポートを受けながら就職・転職活動を進めたい方におすすめ! | |
パソナキャリア | ○ | 確かな実績と豊富なノウハウをもつ転職エージェント。女性の転職に特に力を入れています。アドバイザーに徹底的に伴走してもらいながら就職・転職活動を進めたい方におすすめ! | |
マイナビエージェント | ○ | 豊富な非公開求人を有するエージェント。企業選びの軸や志望業界がある程度固まっている方におすすめ! | |
ランスタッド | ○ | グローバル人材会社が提供するサービス。オフィスワーク派遣や製造・軽作業求人への就職・転職活動を考えている方におすすめ! |
(2021/11/8更新)
【ランキング外】フリーターにおすすめの転職サービス
フリーターにおすすめの転職サイト・転職エージェントとして1位〜10位にはランクインしなかったものの、求職者の状況によってはぜひとも利用してもらいたいサービスも存在します。
ランキングで紹介しているサービスと合わせて併用してもらいたいサービスを厳選してご紹介します。
ジェイック(JAIC)
公式サイト:https://www.jaic-g.com/
JAICは厚生労働省が委託する「職業紹介優良事業者」に認定されている就職支援サービスです。
JAIC自身も求人の紹介を行ってはいますが、転職サイトというよりは、どちらかといえば就職するためのサポートに力を入れています。
幅広く求人を見たい人よりは、初めての就活を一からサポートしてほしい人に向いています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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未経験ナビ
公式サイト:https://lp.snapjob.jp/navi
未経験ナビは20代未経験の方に特化した転職サポートを行っている転職エージェントです。
首都圏を中心に、東海圏(愛知)や近畿圏(大阪)まで、多くの求人を保有しています。
未経験ナビの強みは下記のとおり。
- 既卒・フリーター・未経験でも正社員が目指せる
- 履歴書・職務経歴書なしで求人紹介が受けられる
- 初めての正社員就職でも安心のサポートがある
大きな特徴としては未経験OKの求人も多数あることです。
新しい業界にチャレンジしたい人やフリーターから就職を目指す人にはぴったりの転職エージェントですね。
運営会社 | 株式会社ROXX |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏・大阪・愛知 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://lp.snapjob.jp/navi |
※2023年3月時点
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ウズキャリ(UZUZ)
ウズキャリのキャリアアドバイザーのほぼ全員が既卒転職経験者で構成されているため、既卒転職の難しさを理解しており、親身になって相談に乗ってくれます。
ウズキャリは次のような方におすすめです。
- 既卒・フリーターの方
- IT業界へ転職したい方
- 手厚いサポートで転職活動を伴走して欲しい方
ウズキャリは既卒・フリーター向けの転職エージェントであるため、非常に手厚いサポートをしてくれます。
具体的なサポートは以下のとおり。
- サポート時間が20時間越え
- オーダーメイドの面接対策
- 電話やスカイプでもキャリアカウンセリング可能
サポートに関してはエージェント業界でもトップクラスなので、転職活動を伴走してもらいたい方はぜひ利用してみてください。
どのエージェントでも甘い甘い叩かれていたけど、久しぶりに肯定的な人に会って癒やされた。自分を否定されるのを拒否するわけではないけど、悩みを軽視したり人間性に疑問を感じる人が多いなか温かい対応されただけで、私はウズキャリ好きになりました。
— 水底 (@qPEGb9lGNmJjPHv) July 2, 2019
運営会社 | 株式会社UZUZ |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏・横浜・大阪・名古屋・福岡 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://uzuz.jp/ |
※2023年3月時点
\ 既卒・フリーターの内定率86%以上 /
無料登録後もお金はかかりません。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントNEOは、第二新卒や既卒・フリーターなど20代の転職・就職サポートに特化したエージェントです。
新卒で入社してすぐに辞めてしまった方でも安心して利用できます。
第二新卒エージェントneoの強みは以のとおり。
- 他で断られる若さでも求人を紹介してもらえる
- 学歴や経験にとらわれない幅広い求人
- 専門アドバイザーが求人企業をリサーチしているのでブラック企業の心配なし
20代の若手の人で既卒・フリーターの方はぜひ登録してみてください。
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.daini-agent.jp/ |
※2023年3月時点
\ フリーターにもおすすめ /
無料登録後もお金はかかりません。
キャリアスタート
キャリアスタートは、第二新卒や既卒、フリーターなどの経験が浅い方の転職支援に力を入れている転職エージェントです。
公式HPにありますが、非正規社員から正社員を勝ち取った人や、未経験業界への転職を成し遂げた例が多く存在します。
『キャリアスタート』の強みは下記のとおり。
- 完全マンツーマンで転職サポート
- 未経験歓迎・学歴に問われない求人数の多さ
- 転居サポートやノウハウ本の提供など、親身なサポート体制
「転職活動が未経験…」「何からやっていいか分からない」そんな人はぜひ登録してみてください。
運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 関東 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://careerstart.co.jp/ |
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フリーターが転職エージェントを使うべき理由は?
フリーターが正社員を目指すなら、確実に転職エージェントを利用すべきです。
理由は以下の通り。
- キャリア相談に乗ってもらえる
- フリーター向けの求人が見つかりやすい
- 転職理由や志望動機を明確にしやすい
- 書類選考や面接に通りやすくなる
- 年収の交渉をしてもらえる可能性も
転職エージェントを使えば、様々なサポートを完全無料で受けられるのがメリット。
特にフリーターで一人暮らしを考えているなら、転職エージェントを利用して積極的に転職活動を行いましょう。
具体的にフリーターが転職エージェントを使うべき理由について、それぞれ詳しく紹介します。
キャリア相談に乗ってもらえてフリーター転職のイメージが湧きやすい
転職エージェントを利用すると、キャリア相談に乗ってもらえます。
キャリア相談とは、転職者にとって望ましい職業選択をしたりキャリア開発をしたりするために行う相談のこと。
転職エージェントではキャリア相談に乗ってもらえるので、正社員として働いたことのないフリーターでも転職のイメージが湧きやすいメリットがあります。
フリーターの中には「正社員になる意味はあるの?」と思っている人もいるかもしれません。
「正社員になりたくないと考える人に伝えたい3つの真実」を読んでもらえればわかりますが、正社員とアルバイト・派遣社員では給料や福利厚生などで大きく違いがあります。
正社員を目指すと決めたら、どの職業に就くか、どのようにキャリアアップしていきたいかなどを整理しなければいけません。
フリーターから正社員になるまでに、転職のイメージがつきにくい場合は、積極的に転職エージェントを利用するのがおすすめです。
求人数が多くフリーター向け求人も見つかりやすい
転職エージェントはジャンルや目的に分けた求人も取り扱っており、求人数が多いエージェントを利用すれば、フリーター向けの求人も見つかりやすくなります。
さらに転職エージェントには、サイトには掲載されていない非公開求人の取り扱いもあるのが特徴。
自分で探すよりも多くの求人から選べるので、転職エージェントを活用して自分に合った求人を探しましょう。
転職エージェントでは求人票に載っている以上の情報も伝えてもらえるので、求人票だけを見て応募した結果希望と違ったということも起こりにくくなっています。
転職理由や志望動機を明確にしやすい
フリーターが転職する場合、転職理由や志望動機が明確になっていないケースも多いのではないでしょうか。
採用する企業からすれば、以下の理由から転職理由や志望動機を面接時に重要視しています。
- すぐに辞めそうか判断する材料にできるため
- 本当に自分の企業に入社したいと思っているか確かめられるため
転職理由がはっきりしていなければ、また仕事を辞めるかもしれないと疑われる原因に。
志望動機がぼんやりしていると、別の企業でもいいのではないかと思われてしまいます。
転職エージェントを利用すると、アドバイザーが相談に乗りながら転職者の希望や悩み、強みや弱みなどを整理してくれる点がメリットです。
転職理由や志望動機が明確になると、転職できる可能性が高まります。
書類選考や面接に通りやすくなる
転職エージェントを利用すると、以下の理由で書類選考や面接に通りやすくなります。
- 転職者と相性がいい求人を紹介してもらえる
- 応募すると書類審査が通過になるケースも
- 書類対策や面接対策がある
転職エージェントでは、転職者に合わせて相性がいい求人を紹介してもらえます。
相性がいい求人だと、採用される可能性が高まりますね。
フリーターの方だと、転職サイト経由の応募ではなかなか書類選考を通過することができません。
転職エージェントから応募する場合、応募時点で書類選考に通過した扱いになるケースもあります。
たとえ書類選考があったとしても、転職エージェントでは書類対策や面接対策まで行ってもらえるので安心です。
転職サイトは自分で求人を見つけるスタイルなので、応募や書類対策・面接対策はすべて自分で行わなければいけません。
対策を自分でするように言われても、難しいと思う人も多いのではないでしょうか。
アドバイザーは業界や企業に詳しく適切な対策ができるので、書類選考や面接に通りやすくなります。
その結果、内定率や転職後の年収が大幅に上がる可能性も。
書類の添削や面接対策をプロにおこなってもらうことで、内定率が大幅にアップするんだね
特に20代の方などであれば転職活動が初めての方も多いと思いますので、確実に転職エージェントを利用した方が良いです。
20代におすすめの転職サービスについては次の記事でもまとめていますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
転職と合わせて年収交渉もしてもらえる可能性がある
転職エージェントでは、転職先の紹介や転職活動ヘの支援と合わせて、年収の交渉もしてもらえる可能性があります。
フリーターとして働いていた場合、収入のイメージが湧かないケースもあるのではないでしょうか。
自分で年収の交渉を切り出すのは、ハードルも高いものです。
転職エージェントに任せられれば、便利ですね。
フリーター転職は難しい?データからみる転職成功率
フリーターが転職をしようとしても、難易度が高く、自分には難しいのではないかと考えている方も多いのではないでしょうか。
大手転職サイトを運営しているマイナビの調査によると、フリーターが転職活動をして内定を得られる確率は45%程度となっています。
新卒で就活をすると内定率が83.4%であることを考えると、フリーターの内定率は新卒の半分程度と、難易度は高いと言えるでしょう。
とはいえ、絶対に転職ができないというわけではありません。フリーターでもしっかりと転職を成功させている人も多くいます。こちらのグラフをご覧ください。
(引用:厚生労働省「若年雇用の現状と対策」)
これは厚生労働省が、フリーター期間と正社員へ転職できた割合の相関性を調査したものです。転職を成功させている人が多くいることが分かりますよね。
ただ資料からも分かる通り、期間が長いほど転職成功率も落ち込んでいます。
もし正社員を目指して転職活動をするのであれば、今すぐ行動することをおすすめします。
フリーターが転職しにくい理由は?転職前に知っておきたい転職事情
フリーターが転職をするのは難易度が高いのも事実です。
複数あるうち、大きな理由は下記の3つです。
- 新卒主義だから
- 実績がないから
- 即戦力になりにくいから
これら3つの理由をそれぞれ解説していきます。
新卒主義でフリーターが転職しにくい環境だから
1つ目の理由は、新卒主義の会社が多いからという理由です。
日本の会社の多くは、新卒採用に力を入れているため、フリーターを採用するのであれば、新卒でいいと考えることが多くあります。
新卒採用に力を入れている理由としては、新卒であれば最低限必要な能力を持っている人が採用でき、イチから自分たちで育てることができるため。
また、役職者の代わりに中途で採用をすると、採用コストが多くかかってしまいますが、自社の社員を育てていれば、問題ないという考え方もあります。
このような理由から、新卒採用に力を入れている企業も多く、そもそもフリーターが応募できる求人が出ていないことが多いです。
そのため、フリーターの転職の難易度が高くなってしまっています。
正社員としての実績がないと転職しにくい
フリーターとして働いていて、正社員としての実績がないことも転職が難しくなる要因となります。
転職をする場合、特に顧客先とのやり取りをする職種の場合は、社会人としての基礎が求められます。
そのため、社会人として大事なビジネスマナーなどが身についているかどうか、顧客とのやり取りをしたことがあるかはどうしても重視されるポイント。
スキル面での実績とは別に、就業の実績を重視する企業も多いです。
過去に就業していることにより、会社員としての基礎や社会人としての顧客との接し方の基礎が多少なりとも身についていると判断されます。
一方でフリーターは、企業で働いた経験がないまたは少ないという印象を持たれがちです。
そうすると、そもそも就業の実績がないため、採用しても仕事をすぐ辞めてしまうのではないか、などマイナスなイメージを持たれてしまうことがあります。
フリーターは即戦力になりにくいと思われているから
実績が少ないことにも繋がりますが、正社員経験がないと即戦力になりにくいと判断されてしまうことも転職が難しくなる要因となります。
企業が新卒ではなく、中途採用をする際は、即戦力が必要な状況であることが多いです。
それにより、実力がわからないフリーターの転職は難易度が高くなっています。
実績がないということと似た理由になりますが、社会人の基礎であるビジネスマナーが身についていないなど、基礎がそもそもついていないこともマイナスになり得ます。
フリーター転職を成功させるには?確実に転職を目指すポイント
フリーターが転職をするのは難しいとお伝えしましたが、転職を成功させているフリーターも多くいます。
転職を成功させられるフリーターはどのような特徴があるのでしょうか。
具体的には、下記のようになります。
- 自己分析が徹底できている
- 複数の転職サイトや転職エージェントに登録している
- 大手だけでなく、中小企業への転職も視野に入れている
- 企業研究をしている
それぞれの特徴について解説していきます。
自己分析を徹底しておく
転職活動をするなら、転職して何がしたいのかをしっかり考えなければいけません。
希望をはっきりさせないまま転職すると、思っていたのとは違うと後悔する場合もあるからです。
希望が決まると、それが転職活動の軸となって行動しやすくなります。
以下の例を元に、何を目指すのか自己分析してみましょう。
- 就きたい仕事(業種や職種)は何か
- どのようなスキルを身につけたいのか
- やりがいを感じられるのはどのようなときか
- どのような社風の企業で働きたいか
- 勤務地はどこがいいか
- 勤務したい企業の規模はどれくらいか
- 仕事と私生活のバランスをどうしたいか
- 最低限希望する年収はどれくらいか
興味のある業種や身につけたいスキルが決まれば、転職先の企業が絞り込みやすくなります。
社風が合うか、やりがいを感じられる場面があるかも、仕事を続けるには重要です。
勤務地や希望する企業の規模がはっきりしていれば、転職エージェントに相談しやすいですね。
私生活に重きを置きたいので年収はそこまで高くなくてもいい・仕事に重きを置きたいなど、働き方と私生活のバランス、収入とのバランスを考える必要もあります。
自分ではっきりさせられなくても、転職エージェントに相談するなかで自分の気持ちが見えてくるケースも。
わからないことはわからないと伝えてもいいので、転職エージェントにしっかり相談して自己分析を徹底しておきましょう。
自己分析にはミイダスやリクナビNEXTグッドポイント診断などの転職サイトに付随する無料自己分析ツールの利用価値も高いです。ぜひ利用を検討してみてください。
複数の転職サイトや転職エージェントに登録しておく
フリーターが転職したい場合は、複数の転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。
理由は以下の通りです。
- より多くの求人情報が得られる
- 転職サイトや転職エージェントによって得意・不得意がある
- 転職サイトや転職エージェントによってサービスの内容が違う
- 担当のアドバイザーと合う・合わないがある
複数の転職サイトや転職エージェントに登録すると、それぞれのサイトが持っている求人が見られるのでより多くの求人情報が得られます。
転職サイトや転職エージェントによって得意・不得意があり、サービス内容も同じではありません。
複数登録してより自分に合うと感じられるサイトを選ぶと、転職活動がスムーズに進みます。
また、担当のアドバイザーとの相性も重要です。
転職エージェントでは担当のアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めるので、合う担当者を見つけることが非常に大切。
リクナビネクストの調査によると、転職決定者は転職エージェントを平均4.2社利用しているのに対して、転職希望者全体では平均2.1社となっています。
より多くの転職エージェントに登録した方が、転職が成功しやすいとわかりますね。
フリーターが転職するなら、フリーターに特化した転職エージェントを利用しましょう。
当サイトで100名の方に取ったアンケート調査では、多くの方が2社以上の転職サービスを利用していました。
転職サービスの特性上、無料で利用できるメリットがあるため、転職活動を成功させるためには複数利用していくことを強く推奨いたします。
大手だけでなく、中小企業への転職も視野に入れておく
フリーターが転職を希望する場合は、いきなり大手ばかり狙うのではなく、中小企業への転職も視野に入れておきましょう。
大手企業になればなるほど求人に対して多くの応募が来ますが、フリーターは採用されにくい傾向です。
大企業は即戦力を求めているところが多く、経験を重視されることが多いため、正社員経験者を求めているところがほとんど。
一方で中小企業はそもそもの応募数が少なく、倍率が低いケースもあり、実績がないことがマイナスになりにくくなっています。
中小企業においては即戦力を採用するのではなく、経験のない人でもイチから育て、長く働いてくれる方を求めていることが多いため、企業によってはフリーターでも雇ってくれるところも。
実際に大手企業だけでなく中小企業の優良企業を探している方は、転職が成功しやすくなっています。
事前に企業研究を徹底しておく
転職を成功させることができる人の特徴として、企業研究をしっかりとしていることも挙げられます。
企業研究をすることで、企業のどこに魅力を感じて志望したのか、入社後にどのようになりたいのかなど、面接で聞かれやすいことに回答しやすくなります。
とはいえ、企業研究といっても、何をしたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、先ほど紹介した転職エージェントを使いましょう。
転職エージェントを利用することで、企業に関する細かい情報がわかります。
応募する企業に合わせて対策を練ることができるため、しっかりと企業研究が可能です。
フリーターが転職しやすい職種は?転職が難しい職業も解説
フリーターが転職を考える場合、転職しやすい業界や職種があります。
厚生労働省の調査によると、フリーターが多く転職した業界は以下の通りです。上位5位までを見てみましょう。
産業 | フリーターを採用した事業所の割合 |
---|---|
宿泊業・飲食サービス業 | 41.0% |
生活関連サービス業・娯楽業 | 21.4% |
卸売業・小売業 | 19.3% |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 19.1% |
サービス業(他に分類されないもの) | 18.1% |
最も採用した企業の割合が多かったのは宿泊業・飲食サービス業で、生活関連サービス業・娯楽業、卸売業・小売業と続きます。
サービス業(他に分類されないもの)には、自動車整備業・機械等修理業・職業紹介・廃棄物処理業・経済団体・文化団体などが含まれます。
事業所の規模別のデータも合わせて見てみましょう。
事業所規模 | フリーターを採用した事業所の割合 |
---|---|
1,000人以上 | 26.4% |
300人~999人 | 26.2% |
100人~299人 | 22.5% |
30人~99人 | 19.4% |
5人~29人 | 18.1% |
企業規模が大きいほど採用した企業の割合が高くなっていますが、規模が小さい企業でもフリーターが採用される可能性はあるとわかりますね。
フリーターが転職しやすい職業一覧
フリーターが転職しやすい職業は、以下の通りです。
転職しやすい職業 | 転職しやすい理由 | その職業がおすすめの人 |
---|---|---|
営業職 | 募集が多い 必要な資格が少ない(普通自動車免許が求められる場合が多い) | ・結果が出るとモチベーションが上がる人 ・市場価値を高めたい人 ・割り切って考えられる人 ・スケジュールに自由度が欲しい人 |
サービス販売職 | 必要な資格がない場合が多い 学歴や経験を問われない場合が多い 好きなことを仕事にしやすい | ・好きなものを扱う仕事に就きたい人 ・顧客と直接かかわる仕事がしたい人 ・マネジメント力や対人スキルを高めたい人 |
IT職 | 人手不足の業界なので求人が多い 未経験者のフォローをしてくれる企業が多い | ・新しい知識を身につけたい人 ・様々な分野で役立つスキルを身につけたい人 ・コツコツ作業ができる人 |
営業職は企業の売り上げを上げる重要なポジションなので、多くの企業が募集しています。
成果がわかりやすく給料にも直結するので、結果が出るとモチベーションが上がる人にはぴったりです。
多くの企業で求められるポジションなので、市場価値を高めるのにも役立ちます。
サービス販売業はショップの店員やホテルの従業員などの接客業で、顧客と直接かかわる仕事です。
好きなものを扱う仕事に就きやすく、経験が問われないケースが多い点でフリーターも転職しやすいと言えます。
IT職は人手不足の業界なので、求人が多く採用にも積極的です。
未経験の人でも転職しやすいように、フォローしてくれる企業が多い点で安心感もあります。
関連記事:【徹底比較】IT・Web業界の転職におすすめの転職サイト・転職エージェント
フリーターの転職が難しい職業一覧
フリーターの転職が難しい職業は、以下の通りです。
転職しにくい職業 | 転職しにくい理由 | 転職に必要な資格やスキル |
---|---|---|
事務職 | 求人が少ない 正社員ではなく派遣やパートが採用される企業が多い 経験者が優遇される | ・受付・電話対応・書類作成など一人で様々な業務をこなせるスキル ・簿記や貿易事務検定などの資格がおすすめ |
クリエイティブ職 | ソフトが扱える必要がある 経験者が優遇される | ・ソフトが扱えるのが最低条件 ・専門学校に通う必要がある |
企画職 | 市場のリサーチが必要なので職歴があるのが前提 市場の知識が必要なので実務経験も必須 | ・市場に関する深い知識が求められる ・職歴と実務経験が必要 ・別の業界に就職してから再度転職活動をする方法も |
事務職は退職者が少なく、正社員ではなく派遣やパート社員に任せられるケースも多い職種です。
募集自体が少ないので、事務職への転職は簡単ではありません。
クリエイティブ職では、ソフトが扱えるのが最低条件です。
経験者が優遇される傾向にあるので、専門学校に通うなどして知識を身につけなければいけません。
企画職は市場を理解していなければ成り立たないので、職歴と実務経験が必要です。
そのためフリーターからの転職は難易度が高いと言えます。
フリーターが転職エージェントを選ぶ際のポイント
転職エージェントは無数にありますが、各社で強みや対象者が微妙に異なっています。
フリーターの方が転職エージェントを選ぶ際にはいくつか押さえておくべきポイントがあるので、ご紹介します。
手厚い転職サポートが受けられるかどうか?
フリーターの方は、正社員からの転職者よりもどうしても内定率が悪くなってしまいます。
しかし、徹底的な自己分析や書類の添削、面接対策を行えばその壁を突破できるでしょう。
基本的にすべての転職エージェントで「書類の添削」や「面接対策」を行なってくれますが、そこにかける時間や熱量はエージェントによって様々です。
また、転職エージェントもビジネスであり内定が出やすい人に注力をしてサポートをする傾向があります。
フリーターであっても手厚いサポートを行なってくれるかどうかはあらかじめ確認しておきましょう。
フリーターに特化した転職エージェントを使えば安心だね。
キャリアアドバイザーがフリーターの気持ちを理解しているか?
転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーとの相性が非常に重要です。
「キャリアアドバイザーの方がフリーターの気持ちを十分に理解してくれているか」も重要な指標になります。
フリーター向けの転職エージェントでは、キャリアアドバイザーの全員が既卒で構成されている会社もあるほどです。
実際に転職活動での難しさを経験しているからこそ、親身に相談に乗ってくれるでしょう。
いくつかの転職エージェントを複数登録して、紹介される求人とキャリアアドバイザーとの相性を見て、自分に合った転職エージェントを見つけてみてください。
キャリアアドバイザーが、志望する業界や職種に詳しいか
志望する業界や職種がある方は、それらの求人が多く存在するかも大切な指標です。
また、キャリアアドバイザーがそれらの業界や職種に精通しているかも重要になります。
全く希望する業界に精通していないキャリアアドバイザーに当たってしまった場合には、より良い求人と出会えず機会損失が生まれてしまいます。
転職エージェントごとに強い業界や職種があるので、事前に確認しましょう。
フリーターが転職エージェントを使う上での注意点
フリーターの方が転職エージェントを使う際には、「転職サポートを断られないかどうか」に注意する必要があります。
転職エージェントは、求職者を企業に紹介して初めて紹介料(年収の30%程度)が発生するため、年収が高く紹介できる人材から優先的に紹介していきます。
ですので、正社員の方よりも内定が出づらく、年収も低くなりがちなフリーターの方のサポートは断っている転職エージェントもあります。
しかし、フリーターの転職に特化していたり、サポートを断らないと明言している転職エージェントもあるので、そういったサービスを利用していきましょう。
フリーターを理由に転職エージェントに断られたらどうする?
フリーターを理由に転職エージェントに断られた場合に考えられる対策は、3つあります。
- 転職サイトを使う
- ハローワークで相談する
- 断られた理由を考え、スキルや資格を身につけてから再挑戦する
転職サイトは自分で求人を探して応募するサイトなので、断られることはありません。
転職エージェントを利用するよりも採用率が落ちるので注意が必要ですが、転職市場の動向を見るには役立ちます。
ハローワークは厚生労働省によって運営されている公的な就職支援サービスなので、適切な支援が受けられます。
もう一度転職エージェントへの登録を考える場合は、断られた理由を分析しましょう。
プロフィールが充実していなかった場合は充実させる、スキルや資格を身につけるなどの対策が考えられます。
フリーター転職でよくある質問
フリーターの方が転職エージェントを選ぶ上でよくある質問をまとめてみました。
- 現在フリーターですが、学歴や経歴に自信がありません。このような状態でも求人は紹介してもらえるのでしょうか?
-
フリーター支援に特化した転職エージェントを使えば、多くの求人を紹介してくれます。
例えばサービス販売職のように学歴や経験が問われない職種もありますし、ITエンジニア業界のように人手不足で採用に積極的な職種もあります。学歴や経歴に自信がない人は、そういった職種を目指してもいいですね。 - フリーターから再就職や転職を目指す場合、30代からでは遅いですか?
-
問題ありません。
応募条件に年齢制限を付けている求人はほぼなく、30代でも歓迎してくれる求人がほとんどです。
まずは転職サービスに登録し、アドバイザーと面談をしてみましょう。 - 本記事で紹介されている「フリーター支援の転職エージェント」は、本当に無料で利用できる?
-
登録後も一切お金はかかりません。完全無料です。
転職エージェントは、紹介した人が企業に入社した時点で企業から成功報酬を受け取る仕組みになっています。企業側から報酬をもらっているので、転職者には負担がかかりません。 - フリーター支援の転職サイトやエージェントに登録すると、具体的にどんなサポートをしてくれますか?
-
転職エージェントを利用すれば、応募企業の選定や書類選考を意識した履歴書の書き方、面接対策まで充実したサポートを受けることが出来ます。
転職サイトで気になる求人を探しながら、エージェントのサポートを受ける、といった併用方法もおすすめです。 - フリーターをしていた理由は面接でどう伝えるべき?
-
基本的には、ありのままを伝える方向性で行きましょう。病気で療養していた場合や前職がブラック企業で次の仕事に就くのが怖かった場合などはそのまま伝えて、働こうと思った理由を説明できれば問題ありません。特に理由がない場合も正直に伝え、働くことに対する熱意や将来の展望をしっかり説明しましょう。
フリーターにおすすめの転職エージェントまとめ
この記事では、フリーターの方におすすめな転職サイト・転職エージェントをご紹介しました。
最後にフリーターの方が転職を成功させるためのポイントをご紹介します。
- 転職エージェントは「複数登録」する
- フリーターの方はとにかく多くの求人を紹介してもらう
もちろん、自分に合った1社が最初からわかれば問題ないのですが、キャリアアドバイザーとの相性などは実際に登録してみないとわかりません。
人生で大きな決断となる「転職活動」ですので、ぜひ時間をかけて丁寧に進めていくためにも最低2社は登録してみてください。
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