Google創業者「我々が採用したいのは”ラーニングアニマル”だ」

「僕は夢を見て、こんなアイデアとともに飛び起きた。ウェブ全体をダウンロードして、リンクだけを保存したらどうだろう、と。」

このように語ったのは、Google創業者のラリー・ページです。

夢の中で思いついたこの壮大なアイデアが、現在私たちの日常生活に欠かすことができず、「ググる」という単語が辞書に採用されるまでの影響力を持つようになったGoogle誕生のきっかけだといいます。

夢の中のアイデアを書きなぐる

夜中にすごくリアルな夢を見て飛び起き、ペンを持ってそのアイデアを書き殴ったんだ

ラリー・ペイジの夢の中に現れたアイデアから、現在では社員数5万人を誇る世界的大企業へと変貌しました。

彼らは数百名の社員しかいなかった創業当時から「社員を大切にする」という企業文化を持ちながら成長しており、社内にジムや診療所があったり、完全無料で食事が食べられるなど充実した福利厚生はとても有名です。

Googleの福利厚生

社員を大切にする文化で成長を遂げてきた

Googleは、優秀な社員に仕事を心から楽しんでもらうことが結果的に成果にもつながると考えているため、このような充実した福利厚生を与えているのだといいます。

Google会長のエリック・シュミットは、「仕事はおもしろくなければいけない」と考えており、以下のように述べています。

「ワークライフ・バランス。これも先進的経営の尺度とされるが、優秀でやる気のある従業員は屈辱的に感じることもある要素だ。このフレーズ自体に問題がある。多くの人にとって、ワーク(仕事)はライフ(生活)の重要な一部であり、切り離せるものではない。最高 の文化とは、おもしろい仕事がありすぎるので、職場でも自宅でも良い意味で働きすぎに なるような、そしてそれを可能にするものだ。」

ワークライフバランス

ワークライフ・バランス?頭がおかしいんじゃないか?

社員を大切にするGoogleがもっとも大切にしているのは「採用」です。

エリック・シュミットは、「最高の人材を十分集めることができれば、知性と知性が混じり合い、クリエイティビティ と成功が生まれるのは確実だ。」と述べており、Googleには「自分より優秀な人しか採用しない」というポリシーがあるのだといいます。

彼らは、「変化のジェットコースターが目の前に出てきた時に、安全なメリーゴーラウンドを選ぼうとする人はGoogleには必要ない」と述べました。

Googleの採用

最高の人材を十分集めることができれば、知性と知性が混じり合い、クリエイティビティ と成功が生まれるのは確実だ

どんなに過酷な状況でも変化に立ち向かい学んでいける人がGoogleにおける「優秀」な人材であるといい、エリック・シュミットは以下のように語りました。

「Googleが採用したいのは、ジェットコースターを選ぶタイプ、つまり学習を続ける人々 だ。彼ら『ラーニング・アニマル』は大きな変化に立ち向かい、それを楽しむ力を持っている。」

ラーニングアニマル

変化のジェットコースターに乗理、学び続けるラーニングアニマルを求む

「ラーニングアニマル」を採用できたら、彼らに学習を続けさせる必要があり、常に新しいことを学ぶ機会を与えることが重要であるといいます。

なぜなら、ラーニングアニマルにとっては挑戦的な仕事を与え続けることが一番の報酬なのです。

実際に複数の研究から、外部からの報酬は、本質的にやりがいのある挑戦をカネを稼ぐ手段に変えてしまうため、クリエイティビティを助長するどころか阻害する要因となることがわかっているのだといいます。

Googleは、もちろん能力に応じて破格の報酬を支払うことはしていますが、彼らのような「ラーニングアニマル」は報酬がなくても十分に働くのでだと自信を持っているそうです。

ラーニングアニマル

ラーニングアニマルにとっては挑戦的な仕事を与え続けることが一番の報酬

Googleの社員を象徴するエピソードに次のようなものがあります。

かつてラリー・ページが検索と広告があまりにもマッチしていないのを見て、「この広告ムカつく!」と書いた紙を掲示板に貼ったそうです。

すると、広告部門でもなんでもない一人の社員が金曜日の夜にたまたまその張り紙を見て、週末という休みの時間を使って月曜日までに仲間と共にこの問題を解決したのだといいます。

彼は、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を使命に掲げる会社が、ムカつく(役立たない)広告(情報)を表示するのは非常に問題であると感じ、何とかしようと思ったのだそうです。

「この広告ムカつく!」

「この広告ムカつく!」

Googleは、変化や挑戦を楽しむ「ラーニングアニマル」だけを採用し、彼らをものすごく大切にすることでここまで成長しました。

起業家としての成功には、自分が変化のジェットコースターに乗るラーニングアニマルであり続けることはもちろん必要です。

それに加えて、最高なチームを創るためにも共に働く仲間を慎重に選び、彼らを何よりも大切にしていくことが必要不可欠なようです。

変化を楽しみ、常に学び続ける組織でなければこの時代を生き抜くことはできないのかもしれません。

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