【書評】科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

科学的な適職

好きを仕事にする

給料の多さで選ぶ

業界や職種で選ぶ

適性に合った仕事を求める

世の中で頻繁に叫ばれているこれらのキャリアアドバイスは、全部間違っていると「科学的な適職」の中で述べられています。

とーます君

好きを仕事にしようって時代の流れなのに…!!

『科学的な適職』では、幸福度が最大化される”適職”を科学的根拠に基づいた方法で見つける術を紹介してくれています。

実に60本以上の海外論文を引用しており、データとファクトに基づく信頼のおける内容でした。

現職にもやもやしている人、就職・転職を控えている人にぜひ読んでいただきたい内容です。

99%の人間はやりたいことなどわからない。好きなことで、生きていく必要もない。 99%の人間はやりたいことなどわからない。好きなことで、生きていく必要もない。

科学的な適職の書評

科学的な適職の書評

科学的な適職は『ヤバい集中力』や『最高の体調』の著者である鈴木佑さんの著書。

幸福度が最大化される”適職”を科学的に見つける方法と思考法が書かれています。

多くの方が、キャリア選択で大きな後悔をしていることが研究によっても明らかになっており、その要因や解決策をデータとファクトに基づいた解説を与えてくれる本です。

世の中でよく言われるキャリアについての様々な事象が、実は科学的に捉えると全く的を得ていない点などが大量に出てきます。

とーます君

今まで信じてきたことはなんだったんだってなりました(笑)

本記事では、科学的な適職を読んだ感想を簡単にまとめてお伝えします。

キャリア選択に後悔する理由は「バイアス」と「準備不足」

バイアス

コーネル大学が、1,500人の老人に「人生でもっとも後悔していることは何か?」と聞いたところ、一番多かったのはキャリア選択への未練の言葉だったと言います。

仕事をしすぎてプライベートを台無しにしてしまったり、お金に目がくらんで本当にやりたい仕事を選択できないことに後悔をしている人は非常に多いです。

これらの多くの後悔は「バイアス」から来ています。

次のクイズを読んでみてください。

ある父子が自動車事故にあってしまい、父は近所の病院に送られ、息子は別の病院に送られました。幸いにも、その病院には天才と名高い院長がおり、その院長がじきじきに息子を処置してくれることになりました。

しかし、病院に運ばれてきた息子を見て、院長は即座に言いました。『私には彼を手術することができません。彼は私の息子なので失敗が怖いのです。』どういうことでしょうか?

どういうことかわかりましたでしょうか?

これは心理学の研究で実際に使われるもので、どんなにIQが高い人でも即座に正解できる人は2割もいないそうです。

正解は、問題の担当医がその息子の母親だったのです。

たいていの人は「院長は男性に違いない」と思い込み、それ以外の可能性を探そうとしなくなってしまいます。

これは適職探しでも同じことが起きており、「確証バイアス」として有名ですが、人間には、自分がいったん信じたことを裏付けてくれそうな情報ばかりを集めてしまう傾向があります。

フリーランスが最高、ブロガーが最高、週3勤務が最高など、一度バイアスがかかってしまうと、その事象の反証に当たる事実には目をくれなくなってしまうのです。

準備不足

株を買うときは熱心に企業研究をするのに、転職になると急に質問を控えて情報を集めなくなる

「転職」の意思決定の大きさは間違いなく大きいはずです。

それにもかかわらず、多くの人はあまり熱心に下調べをせずに選択をしてしまうといいます。

転職サイトを徹底的に使い倒そうとしなかったり、転職エージェントも最初に見つけた1社だけを利用したりと必要最低限の努力だけで大きな意思決定をしようとする人が多いです。

科学的適職では、適職を見つけるための転職サイトの上手な使い方や、幸福度の高い仕事を見つけるために転職エージェントに尋ねるべき質問などが記載されているため参考になります。

適職を見つけるためには “AWAKE” が重要

適職を科学的に見つけるために重要な要素が “AWAKE” として紹介されています。

AWAKEとは、

  • 幻想から目覚める(Access the truth)
  • 未来を広げる(Widen your future)
  • 悪を取り除く(Avoid evil)
  • 歪みに気づく(Keep human bias out)
  • やりがいを再構築する(Engage in your work)

それぞれの詳しい説明は本書に任せますが、科学的根拠に基づく「幻想」と「事実」を理解して、それに沿って適職選びをしていく方法が語られています。

仕事にどのような条件があると幸福度が上がり、どのような条件がないと幸福度が下がるのかの具体的な解になるでしょう。

後悔のない選択をするためには、まずは軸を定めることが重要です。本書を読んで幸福になるための適職を見つけるための軸を手に入れてください。

現在の仕事に対してモヤモヤしていたり、転職を考えている人も多いでしょう。

まだ転職活動を始めないという方も、とりあえずオファー型転職サイト「キャリトレ」に登録しておくことで、AIが自分に合った求人をオファーしてくれます。

求人の紹介の精度は、オファーに対して興味のある・なしを伝えれば伝えるほど上がっていき、毎日数分利用するだけで、自分に適した企業・職種を見つけることができます。

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適職を見つけるための一歩を踏み出しましょう。

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科学的な適職の書評 まとめ

科学的な適職を再度僕なりにまとめてみます。

  • 主題:幸福が最大化される “適職” を科学的に見つけるための方法や思考法について
  • 概要:下記の現実と理想のギャップを埋める方法が書かれている
    • 現実:バイアスや準備不足のせいで多くの人がキャリア選択に後悔している
    • 理想:科学的根拠に基づく幸福度の高い適職を見つけてそれに就く

転職を考えている人には特に刺さる一冊です。

ぜひキャリアを考える上でも読んでみてください。

とーます君

転職と副業のかけ算は「【2020年版】転職を考えたら読むべき本7選」の中でもおすすめしています。

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