「些細なことにも口うるさく怒ってくる」
「出した指示を覚えておらず、毎回違う指示が飛んでくる」
「人によって態度をコロコロ変える」
あなたの会社にも、このような上司はいたりしませんか?
なかには「なんでこんなクソ上司と仕事をしないといけないんだ」と、毎日憂鬱な方もいるでしょう。
そこで今回は、クソ上司のストレスから開放されるための対処法をお伝えしていきます。
また、SNSで集めたクソ上司にありがちな特徴も紹介。
「自分の上司ってクソ上司なのかな?」と疑問に感じている方は、照らし合わせてみてください。
それではまいりましょう。
参考:【仕事を辞めたい】6つの理由に対して、それぞれ徹底的に解決策を紹介します
もくじ
これに当てはまったらクソ上司!特徴5つ!
まずは、どんな上司がクソ上司なのか、実際にみていきましょう。
SNSで判明したクソ上司の特徴は、以下の5つです。
- 何においても「できる人」と比べてくる上司
- プライドが高く、部下をバカにする上司
- 部下の手柄を自分の功績にする上司
- 自分が言ったことを全く覚えていない上司
- 自分は何もしないくせに態度だけは偉そうな上司
あなたの上司には、いくつ当てはまりますか?
それでは、上記5つの特徴について詳しく紹介していきます。
【特徴①】何においても「できる人」と比べてくる上司
クソ上司の特徴1つ目。
それは「何においても『できる人』と比べてくる上司」です。
以下のツイッターのように「ほかの人はできるのに、なんであなたはできないの?」と言われたりすることもあるようです。
だめだ。今朝上司から届いたメールで
もうだめだ。上司「あなた以外は私の指示通り完璧に仕事が出来るのに、何故あなたは他の人と同じ様に仕事が出来ないのですか?」
だってさ。下の人間をロボットとしか
考えてない様にしか聞こえない。#クソ上司#自分はロボットじゃない— しみ)かんのばでい@マジで会社辞めます うるさいセリカ (@psama_BF) January 11, 2021
ほかには、以下のようなキツイ言葉を浴びせられた人も。
「みんなと同じ仕事量のはずなのに、なんで君はそんなにも仕事が遅いの?」
「○○は優秀なのに、君はなかなか仕事をおぼえられないね」
このように、できる人を基準に比べてくる上司は人間性を疑いますよね。
【特徴②】プライドが高く、部下をバカにする上司
2つ目は、「とにかくムダにプライドが高く、部下をバカにする上司」です。
以下のように、自分ができる人間だと勘違いし、部下を駒(こま)のようにあつかう上司もいるようですね。
出来ないからと最初からバカにする程、あなたの周りへの視野は狭すぎて、自分が気に入らなかったら周りに当たり散らして。抑えられないと、さらに上に刃向かって。
そんな上司にみんなついて行きたいと思いますか?
今年はハッキリぶつかるから、私が出来ないとか勝手に思ってろ— しぃ (@s_chori17) December 31, 2020
そのほかには、
「なんでこんなこともできないの?」
「これくらい教わらなくてもできて当たり前でしょ」
「俺なら30分で終わるのに、なんでこんなに時間かかってるの?」
このように、自分よりも経験が浅い部下に対して、平然と見下した発言をしてくる上司もいます。
そんな、プライドが高く、人を小馬鹿にするような上司はクソ上司といえるでしょう。
【特徴③】部下の手柄を自分の功績にする上司
クソ上司の特徴3つ目は、「部下の手柄をしれっと自分の功績とする上司」です。
嫌な上司は男女共にパワハラと責任逃れらしい。部下のアイディアを盗むとか、自分の手柄にするのも、喜怒哀楽が激しくても駄目らしい。
— わがまま障害者 (@wagamamahiro) January 5, 2012
- 部下が考えついたアイデア
- 部下が作った資料
- 部下が作った売上
性悪な上司は、上記のような部下の努力や手柄を、平然と自分の功績としていきます。
そんな上司を目の当たりにすると「なんでわたしの成果を横取りするの!?」と怒りがこみ上げてきますよね。
どれだけ自分ががんばっても報われないため、虚無感にさいなまれるかもしれません。
【特徴④】自分が言ったことを全く覚えていない上司
「コロコロと指示内容が変わる」
「約束したことをまったく覚えていない」
このような、自分が言ったことを全く覚えていない上司を持つ方もいるのではないでしょうか?
分かるwうちの上司もめっちゃあるw
あと自分が言った癖に「そんな事は言っていない」発言ww
記憶力無さすぎて笑えてしまうわw
羨ましい~!!!
家族が居るとなかなか実行出来ない推しにまったり浸れる時間…
めちゃくちゃ最高やないかい…— イサナ体調不良で低浮上😭 (@isana_1223) November 14, 2020
さらにひどい場合だと、上記のツイートのように「そんなことは言っていない!」と言い張ってくることも。
自分の言ったことを全く覚えていない上司だと、振り回されてばかりでイライラしますよね。
【特徴⑤】自分は何もしないくせに態度だけは偉そうな上司
上司がカス過ぎて困る。
仕事もせずスマホでゲームばかりしてるくせに、態度だけはデカい。— ゆう@副業で早期リタイアを目指す! (@hide2332) December 17, 2020
一般的に、部下に指示を出したり、部下の仕事を確認したりするのは上司の仕事です。
しかしダメな上司は、自分はほとんど何もせず、部下に多くの仕事を押し付けてくる傾向があります。
こういう人に限って、いちいち仕事内容に文句を言ってきたりするんですよね…。
さらには、自分が何もできないことを知られたくないため、部下からの質問を拒否することも。
そんな上司の元だと、働くモチベーションも限りなく下がってしまいますよね。
上司にストレスを抱えている人はこちらも参考にしてください
参考:嫌いな上司へのストレスが限界なあなたに5つの対処法を紹介します
クソ上司に立ち向かう対処法3つ!
同じ会社で働くうえでは、クソ上司との関わりを切ることは難しいと思います。
しかし、自分の身を守ることも大切。
そのため以下に、クソ上司に対する対処法を紹介します。
ぜひできることから試してみてください。
- 最低限のコミュニケーションしかとらない
- 人事部へ相談する
- 外部機関へ相談する
それぞれ詳しく解説していきます。
【対処法①】必要最低限のコミュニケーションしかとらない
できればクソ上司とは一切関わりたくないと思います。
しかし、それだとさすがに仕事にならないでしょう。
そのため、対処法の1つ目として、仕事に差し支えない程度の「必要最低限の関わり」をおすすめします。
具体的にいうと、以下のような関わり方です。
- 報連相は短く・簡潔に
- 仕事以外の話はしない
仕事でまわりに迷惑をかけないよう注意しつつ、上司との関わりを最小限におさえていきましょう。
【対処法②】人事部に相談する
クソ上司の対処法2つ目。
それは、上司のストレスで限界になる前に「人事部」に相談することです。
まっとうな会社ならば、すぐに社内環境にメスを入れてくれるでしょう。
なお人事部に相談する際は、感情的になり、上司の人格否定ばかりをしないようご注意ください。
人そのものをけなす言葉を並べすぎると
「上司だけでなく、この人の性格にも問題があるのではないか?」
と、逆にあなたの人格を疑われる可能性もあるからです。
その結果、自分に不利な印象を与えてしまったり、真意が伝わらなかったりすることもあります。
そのため、人事部に伝えるべき内容は
- 実際に起こっている具体的な問題
- 上司が部下に対してとっている態度
など、“客観的な事実”です。
人事部に正しく現状を伝えた結果、上司もしくは自分自身が「異動」という形で対応してくれることもあります。
【対処法③】外部機関に相談する
パワハラやセクハラなどをしてくる上司の場合は、すぐに社内の相談窓口に相談してください。
しかし、「社内に相談できる人がいない」という方もいるでしょう。
その場合は、外部機関を頼りましょう。
厚生労働省が運営する「心の耳」では、仕事上の悩みを電話やメールで相談することができます。
クソ上司に人生を左右されるのはもったいない
これまでクソ上司の特徴や対処法を紹介してきました。
そこで1番お伝えしたいことは、「上司に人生を左右されるのはもったいない」ということです。
ややこしい計算は省きますが、ビジネスパーソンは「人生のうち約1/3の時間を仕事に当てている」といわれています。
つまり、人生の大半を仕事に費やしているのです。
そのため、クソ上司によって嫌な気持ちで毎日仕事をすることは、大切な人生を台無しにしているといっても大げさではありません。
前章までは、クソ上司に対する対処法をお伝えしました。
しかし、なかには「それでも今の上司の元では仕事はできない」という方もいるでしょう。
その場合は「転職」という選択肢も検討してみてください。
次の章で、詳しく説明していきます。
クソ上司が限界なら転職も考えるべき
クソ上司と働いていることに限界を感じている場合は、転職も視野に入れておくとよいでしょう。
クソ上司は、誰かが注意したところでそう簡単に変わるものではありません。
相手が変わることを期待したところで、どんどん自分が精神的にツラくなるだけです。
自分からよりよい仕事環境を求めた方が、待っているよりも早く現状を改善できる可能性があります。
信じがたいかもしれませんが、上司が変わるだけで働きやすさはビックリするくらい変わりますよ。
そのため、いまの上司との関係がひどく、できるだけ早く現状を打破したい方はぜひ転職を検討してみてください。
さて、転職を考えているならば、まずすること。
それは「転職サイト」、もしくは「転職エージェント」に登録することです。
とはいえ、「そもそも転職エージェントってなに?」「たくさん転職サイトがあってよく分からない」という方もいると思います。
そのため次の章で、「転職サイトと転職エージェントの違い」と「おすすめの転職サービス」について説明します。
転職におすすめのサービスは?
転職活動をはじめたら、まずは「転職エージェント」か「転職サイト」に登録することが一般的です。
おすすめの転職サービスをお伝えする前に、まずは「転職エージェント」と「転職サイト」の違いについて簡単に紹介します。
転職エージェントとは?
「転職エージェント」とは、キャリアアドバイザーが二人三脚で転職のサポートをしてくれるサービスです。
転職エージェントに登録をすると、まずは担当のキャリアアドバイザーが、面談や電話で転職についての相談に乗ってくれます。
- どのような仕事をしたいのか決まっていない
- どんな企業に転職すればいいのか分からない
など、先が不明瞭な方は、キャリアアドバイザーとの相談を通じて将来のイメージが明確になっていくでしょう。
そして、そのヒアリングを元に、希望や条件に合った転職先を紹介してくれます。
加えて、ほとんどの転職エージェントでは「面接接対策」や「提出書類の添削」もおこなってくれます。
そのため、はじめての転職で不安な方にとっては心強い存在となってくれますよ。
逆に、転職エージェントの注意点についても頭に入れておいてください。
- 担当者によって質が大きく異なる
- 担当者と合う・合わないがある
たとえば、担当者によっては、求職者の要望をしっかりとくみ取ってくれないことも…。
あとは、人間同士なのでどうしても性格が合わないケースもあります。
そのため、1社の転職エージェントだけに頼るのはあまりおすすめできません。
転職活動の初期のころは2〜3社ほど登録し、複数のキャリアアドバイザーから話を聞いてみることをおすすめします。
転職サイトとは?
「転職サイト」には、数多くの求人が掲載されています。
そのなかから、希望する職種や条件などで絞っていき、気になった企業に応募する流れとなります。
このように、転職サイトがおすすめな方は以下の通りです。
- たくさんの求人のなかから比較して選びたい
- 希望の職種や条件、転職したい会社など、キャリアプランが明確に決まっている
しかし転職サイトは、転職エージェントと違い、応募から面接対策など“すべて自分ひとり”でおこなう必要があります。
そのため、「応募書類の書き方がわからない…」「面接が不安…」という方は、転職エージェントとの併用をおすすめします。
さらに、それぞれの転職サイト・転職エージェントによって、「サービスの特徴」から「転職において得意とする業界」なども異なります。
以下の記事では、それぞれの転職サービスの特徴や強みをくわしく解説しています。
また、おすすめの転職サービスを紹介しているためぜひご参考ください。
まとめ
今回は、クソ上司の特徴とその対策方法を紹介してきました。
本記事をまとめると、クソ上司の特徴は以下のとおりです。
- 何においても「できる人」と比べてくる上司
- プライドが高く、部下をバカにする上司
- 部下の手柄を自分の功績にする上司
- 自分が言ったことを全く覚えていない上司
- 自分は何もしないくせに態度だけは偉そうな上司
上記のうち、自分の上司が当てはまる際には注意が必要でしょう。
クソ上司の対策方法としては、以下を試してみてください。
- 最低限のコミュニケーションしかとらない
- 人事部へ相談する
- 外部機関へ相談する
もし上記の対処法でも改善しない場合は、「転職」も視野に入れることをおすすめします。
仕事は、人生において多くの時間を占めています。
一度きりの人生、どうせなら自分らしく、やりがいを持って、そして能力に見合った報酬をいただきながら働きたいですよね。
職場の環境を改善するだけで人生が豊かになることもあります。
ぜひ、本記事が参考となれば幸いです。
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