プロフェッショナルバンクは転職支援サービスやヘッドハンティングなどの事業を行っている企業ですが、急にメールが来て驚いた方も多いのではないでしょうか。
「突然メールが来たけれども無視して大丈夫だろうか」と不安になる方もいるかもしれません。
この記事ではプロフェッショナルバンクの基本情報や口コミ・評判をまとめ、「どんな企業なのか」「他の人はどう評価しているのか」を明らかにしていきます。
2chなどのまとめサイトの情報も記載するので、ぜひ読んでみてください。
評判を見る前に!プロフェッショナルバンクの基本情報
口コミや評判を見る前に、プロフェッショナルバンクがどんな企業なのかチェックしましょう。
事業内容と合わせて、プロフェッショナルバンクから急にメールが来る仕組みも解説していきます。
プロフェッショナルバンクはヘッドハンティングの企業
プロフェッショナルバンクは「ヘッドハンティング」という形で人材サービスを提供している企業です。
ヘッドハンティングとは、企業に所属している優秀な人材をスカウトして別の企業への移籍を促すこと。
「引き抜き」という言い方もされますが、厳密に定義が決まっているわけではありません。
ヘッドハンティングはもともと外資系企業でよく行われていましたが、最近では日本でも人材ビジネスの一つとして取り入れる企業が多くなってきました。
企業が育てた人材を引き抜かれるのはダメージが大きいことなので、ヘッドハンティング絡みで損害賠償などの訴訟が起きることはあります。
しかし転職を促すこと自体に違法性はないため、下記のような不当な手段を使わない限りヘッドハンティングは合法的な方法です。
- 転職するときに企業秘密を持ち出すことを促す
- しつこく何度も転職を勧誘する
プロフェッショナルバンクはヘッドハンティングの他にも、転職支援や人材紹介といったサービスを提供しています。
プロフェッショナルバンクの転職支援サービスとは?特徴を紹介
プロフェッショナルバンクの転職支援サービスは、ハイクラス志向となっている点が特徴です。
公式サイトによるとプロフェッショナルバンクが扱っている求人は年収1000万円以上の案件が多く、経営者・管理職・専門職が対象。
登録すると専任エージェントのコンサルティングを受けられるので、形としては転職エージェントに近いものがあります。
プロフェッショナルバンクが得意とする分野は下記の3種類。
- 経営マネジメント層:CEO、CFO、役員などの経営者を対象とする求人
- 投資ファンド領域:投資ファンドの求人
- 部課長職・技術職:役職者や技術職・専門職の求人
なおプロフェッショナルバンクの求人件数は2021年7月現在で1万件あまりとなっており、うち約9500件が非公開求人となっています。
プロフェッショナルバンクが公開している求人情報の例を以下で紹介します。
[box class=”box26″ title=”プロフェッショナルバンクの求人例”]
- 大手Webサービス企業の新規事業ビジネスプロデューサー
- 大手日系ファンドの投資担当業務
- 東証マザーズ上場IT企業のプロジェクトマネージャー
[/box]
業種としては、メーカー系(食料品・飲料・化学・金属)やIT系(広告・インターネット)に強い傾向です。
プロフェッショナルバンクは突然メールが来ることも
プロフェッショナルバンクはヘッドハンティングの一環として、登録していない一般の方にもメールなどで連絡をとることがあります。
そのためヘッドハンティングを受けた方が「怪しい企業から職場に連絡された」「急にメールが来たけど無視して大丈夫だろうか」と不安になるケースが多いのも事実。
プロフェッショナルバンクの公式サイトには「ヘッドハンティングのご連絡を差し上げた方へ」というページがあるので、突然メールなどで連絡が来る理由はここからわかります。
弊社は事業課題を抱えた経営者や事業責任者の方から人材採用の依頼を受け、ヘッドハンティングを行っております。今回もクライアントから依頼を受け人材を探しておりましたところ貴職に辿り着き、ご連絡を差し上げた次第です。
今回のお話が貴職にとって実りあるものになるかどうかは正直わかりません。しかしながら、私達がお届けする情報が貴職にとって決してマイナスになる事は無いと確信しております。なぜなら、目まぐるしく変化する現代において、自身の市場価値を客観的に認識し、キャリアの選択肢を複数持っておくことが将来にむけた確かなリスクヘッジになると私達は様々な事例から実感しているからです。
引用元:プロフェッショナルバンク
内容を簡単に説明すると、プロフェッショナルバンクは他社から「人材を紹介してほしい」という依頼を受け、一般の方を含めて広くスカウトを行っている仕組みです。
公式サイトでは、実際に移籍した例と辞退した例の両方を含むヘッドハンティングの事例が複数紹介されています。
プロフェッショナルバンクから突然メールが来ることがありますが、無視したり断ったりしても問題はありません。
プロフェッショナルバンクの評判を口コミから分析
プロフェッショナルバンクで一番気になるのは、他の人からの評判ではないでしょうか。
ここでは2chなどのまとめサイトやTwitterに上がっている口コミから、プロフェッショナルバンクの評判を分析していきます。
2chなどまとめサイトの口コミ・評価
2chは日本最大の匿名掲示板として有名ですが、実はかつて2chと呼ばれていたまとめサイトはもう存在しておらず、「2ch」と「5ch」に分裂しています。
プロフェッショナルバンクを検索して先に出てくるのは5chなので、ここでは5chまとめに記載されている口コミを見ていきます。
参考:5ちゃんねる
参考:5ちゃんねる
参考:5ちゃんねる
[box class=”meritto” title=”良い口コミ・評判”]
- 実績が結構あると思う、登録者の選別もしっかりしていた印象がある
- なぜかメールが来たけど、公務員試験の結果を待ってほしいと言ったら待ってくれた
[/box]
[box class=”demeritto” title=”悪い口コミ・評判”]
- 担当者は個人的には良い人だったがスキルとしては普通だった、その上司はダメだった
- 的外れな案件で使えない、エージェントのレベルが低い
- 人材派遣ビジネスの経験しかなさそう
[/box]
2chに上げられているプロフェッショナルバンクの口コミの中には、良い口コミも悪い口コミも両方見られました。
良い口コミを見ると、「プロフェッショナルバンクは登録者をスキルや経験でしっかり選別しており、実績がある」と感じている意見がありました。
また「公務員試験の結果を待ってくれた」という口コミもあるため、強引にヘッドハンティングを押し進めるのではなく相手の事情を考えてスケジュールを立ててくれます。
一方で悪い口コミを見ると「ハイクラス志向だけどエージェントのレベルが思ったほど高くない」という失望感が伺えます。
「案件が的外れ」「人材派遣ビジネス以外の経験は浅いのではないか」といった口コミもあるので、利用する場合は自分に合った求人を紹介してくれているかを判断することも重要になってくるでしょう。
Twitterの口コミ・評価
プロフェッショナルバンクについては、Twitter上にも口コミが寄せられています。
実際に口コミを集めて、プロフェッショナルバンクの評判をチェックしてみました。
プロフェッショナルバンクって所からヘッドハンティングの手紙届いたんだけど怪しすぎる((( ;゚Д゚)))
— カメタ トモアキ (@kamekamemaguna) June 7, 2019
プロフェッショナルバンクなる会社から職場あてに封書届いた。私をヘッドハンティングしたいそうだ。もちろんエントリした覚えはないが、私の宛先の部署名がかなり昔のものなので、フェアかなんかで出した名刺が使われたのかな? さてどうしたものか・・・
— ひでっち (@hidedarsch) April 25, 2019
プロフェッショナルバンクの秋山さん、職場にいきなりスカウトメール送ってくるのやめてください
— Tomoya Kabe (@limitusus) February 5, 2019
定期的にプロフェッショナルバンクとか言う会社から引き抜きのメールが来るがなんなのこれ。どうして会社のメールバレたんだろう
— ヘトヘト (@mitiomitiodesu) April 14, 2021
プロフェッショナルバンク。「ところで、こういうのもあるんですが…」という案件こそが実は凄い。どうやって案件を持ってくるんだろう…そして、腕に自信がある人向けだと思った。
— kyazupon (@kyazupon_z) June 13, 2019
[box class=”meritto” title=”良い口コミ・評判”]
- すごい案件を持ってくることがあるが、腕に自信がある人向けだと思った
[/box]
[box class=”demeritto” title=”悪い口コミ・評判”]
- ヘッドハンティングの手紙が届いたんだけど怪しすぎる
- 職場宛に封書が届いた
- いきなりスカウトメールを送ってくるのはやめてほしい
- 定期的に引き抜きのメールが来る
[/box]
Twitterの口コミの大部分は「急に手紙・メールが来た」という内容で、「怪しい」「やめてほしい」「なぜ会社のメールがバレた?」など困惑している方が多いように見受けられました。
良い口コミとしては「腕に自信がある人向けのすごい案件がある」という意見もあるので、スキルや経験がある方がハイクラスの求人を狙う場合は、活用してみるのもよいでしょう。
プロフェッショナルバンクのメリットとデメリット
これまで見てきたまとめサイトとTwitterの口コミや評価をまとめてみましょう。
まずプロフェッショナルバンクのメリットとしては、下記のような点があげられます。
[box class=”box26″ title=”プロフェッショナルバンクのメリット”]
- 実績がある
- ハイクラスの求人に出会える可能性がある
- スケジュール面などの融通は効きそう
[/box]
プロフェッショナルバンクがヘッドハンティングを得意としていることから、ハイクラス求人を探している人は理想の求人に出会える可能性があります。
公式サイトにも以下のような受賞歴があり、実績がある面では安心できるでしょう。
2020年:パーソルキャリア主催 doda Valuable Partner Award BEST AGENT賞
2019年:パーソルキャリア主催 doda Valuable Partner Award BEST AGENT賞
2018年:ビズリーチ主催 ヘッドハンター・サミット ベストマッチング賞
逆にデメリットとしては、下記のようなものがあります。
[box class=”box26″ title=”プロフェッショナルバンクのデメリット”]
- 登録していないのに急にメールや手紙が来る
- 職場のメールがバレて困る
- エージェントの質が意外と低い
[/box]
特に「登録していないのにメールや手紙が送られてきた」という苦情に近い口コミはTwitter上にかなりの件数が寄せられていました。
ヘッドハンティングに興味がない方が「急な手紙やメールは迷惑でしかない」と思うのは、無理もないことです。
ただしスキルや経験がある方がハイクラス志向の求人を探す場合、プロフェッショナルバンクが役に立つ可能性は十分あります。
後述するおすすめの転職サイトで「物足りない」と感じる方は、プロフェッショナルバンクでより高年収・好待遇の案件を探すのも一つの方法です。
プロフェッショナルバンク以外のおすすめは?転職サイトを3つ紹介
プロフェッショナルバンクはヘッドハンティングや就職支援などのサービスを行っている企業ですが、クセが強いのは事実。
急にメールや手紙が来て困惑する方も少なからずいますし、ヘッドハンティングという形自体がまだ日本では馴染みのないものです。
またプロフェッショナルバンクが扱っている求人は年収1000万円を超えるハイクラス志向のものが多く、スキルや経験に自信がない方は登録しづらいでしょう。
そこで、ここではよりカジュアルに使えるおすすめの転職サイトを3つ紹介します。
エージェントやスカウトが充実「doda」
doda(デューダ)はパーソナルキャリア株式会社が提供している転職サイトで、正社員を中心に様々な求人情報が掲載されています。
dodaの求人件数は2021年7月現在、公開求人だけで約9万1000件。
非公開求人を含めると、求人件数は12万5000件以上です。
以下にdodaの新着求人からいくつか求人情報の例をあげてみます。
[box class=”box26″ title=”dodaの求人例”]
- 国内大手インターネット企業のデータサイエンティスト(広告部門)
- 大手アニメーション企業の経理(国内・海外子会社の経理業務)
- 英語が活かせる、日本最大級の資産管理企業の金融事務スペシャリスト
- 大手食品企業の営業職(商品開発まで幅広く担当)
- 大手不動産企業の事務職(契約社員)
[/box]
dodaには大手企業の求人が少なからず掲載されているので、プロフェッショナルバンクを目指すほどのスキルはないけれどもキャリア形成したいという方におすすめです。
またdodaには下記3種類の転職支援サービスもあるので、好みに応じて選べるところも魅力。
エージェントサービス | 非公開求人を含む約10万件の求人から専門スタッフがあなたに合うものをピックアップしてくれる |
スカウトサービス | 経験やスキルを登録すると企業から直接オファーが届く |
パートナーエージェントサービス | 国内400社以上の転職エージェントの中から自分に合ったキャリアパートナーを探せる |
どのサービスも無料で利用できるので、専門スタッフのサポートを受けたい方は検討してみてください。
かんたん3分で完了
[center] 無料登録はこちら(公式サイト) [/center]
無料登録後もお金はかかりません。
未経験OKの求人件数が多い「リクナビNEXT」
リクナビNEXT(リクナビネクスト)は株式会社リクルートが運営している社会人のための転職サイト。
リクナビNEXTには高精度のAIが使用されていて、求人検索の履歴や現在の職種・スキルなどから最適な求人を選んでおすすめしてくれます。
求人件数は2021年7月現在で約5万2000件。
求人情報の例として、以下に新着求人の案件をいくつかあげてみます。
[box class=”box26″ title=”リクナビNEXTの求人例”]
- 東証一部上場企業グループでのかんたん構内作業・データ管理(SZZAZ)
- 市場価値の向上を目指すSE・PM・PL(エンジニア)
- 未経験OK、東証一部上場企業での営業
- 未経験OK、大手企業の事務系総合職(総務・事務)
- 大手食品メーカーの研究開発担当
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dodaと比較すると大手企業の求人の割合は低めですが、未経験OKなど気軽に応募できる求人は多め。
またリクナビNEXTには「アプローチ」と「オファー」という機能があります。
アプローチ | 好きな企業を「気になる」に登録すると、連絡が来る場合がある |
オファー | 企業側から応募のオファーが届く(オファー限定の非公開求人もある) |
うまく使えば思いがけない求人に出会えたり、スムーズに採用が決まったりするので、ぜひ活用してみてください。
業界No.1の転職サイト
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かんたん3分で完了。無料登録後もお金はかかりません。
女性向けの転職サイト「マイナビ転職 女性のおしごと」
「マイナビ転職 女性のおしごと」は、株式会社マイナビが提供している「マイナビ転職」の女性向けページ。
女性におすすめの求人情報や転職に役立つ情報がまとめられています。
求人件数は2021年7月現在で約4万件。
掲載されている求人情報の例としては、下記のようなものがあります。
[box class=”box26″ title=”マイナビ転職女性のおしごとの求人例”]
- ゼロから技術を身につけられるITエンジニア
- 未経験OK、上場企業の人事(経営企画)
- 20代~30代活躍中のWebデザイナー
- 大手企業の営業職(医療機器などを医師に提案)
- 産休・育休取得実績ありの生活支援スタッフ(介護)
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求人の傾向としては事務やエンジニアなどのデスクワークが多く、営業系の仕事も多数あります。
医療系や介護系の求人は比較的少なめなので、そちらを希望する方は「とらばーゆ」など他の求人サイトも併用するとよいでしょう。
プロフェッショナルバンクはハイクラス志向!良い評判も悪い評判もある
プロフェッショナルバンクはヘッドハンティングや転職支援などの人材サービスを運営している企業で、年収1000万円を超えるハイクラスの求人も少なからず扱っています。
しかしヘッドハンティングの一環として、登録していない一般の方に突然メールや手紙を送ってくることがあるので、「怪しい」と思われてしまうことも。
ヘッドハンティング自体は違法ではないですが、日本ではあまり馴染みがない形の人材サービスであることに加えて、人材を引き抜かれた企業が民事訴訟を起こすケースもあります。
そのため良い印象を持たない人も多いですが、他では見られない求人に出会える可能性があるのも確か。
仕事のスキルや経験に自信がある方は、利用してみるのも一つの方法です。
またこの記事では他のおすすめ転職サイトも3つ紹介しているので、「プロフェッショナルバンクはまだハードルが高い」と感じている人は、併用も検討してみてください。
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