リクルートの新卒向けJDP研修「”つもりの自分”と”はための自分”の差分を理解せよ」

先日以下のようなツイートをしました。

これの元ツイートのDaisuke Inoue(@pianonoki)の以下の文章に心が響き、ツイートしたものです。

自己評価は大体常に間違っていて、過小になると心を病み、過大になると社会性を壊す。

僕も全くの同意見で、多くの人の自己評価は常に大きく間違っていると考えています。

今回は、リクルートの新入社員が全員受けさせられるJDP研修を題材に、自己評価と他者評価の差分を埋めることの大切さを書いていきます。

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目次

リクルート新卒が受ける伝統的なJDP研修

JDP研修

リクルートでは、新卒社員のほぼ全員が受ける伝統的な研修があります。

その研修とは、自己評価と他者評価の間にある差分を知って、埋めるためのものです。

研修内容は公式ホームページに詳しくまとめられています。

研修の目的は以下の3点です。

  1. 周囲からの期待を自覚する
  2. 積極的に周囲を巻き込んで働く姿勢を身につける
  3. 自分の強み・課題を客観的に捉える

この3点の中で、もっとも大切なのが「自分の強み・課題を客観的に捉える」です。

多くのリクルート新卒が、世界一自分が優秀だと思って入社してくるため、自分自身の課題に非常に気付きづらくなってしまっています。

じょぶお

リクルートの新卒は尖った人がとても多いです(笑)

この研修を通して職場の同僚からの客観的な自身の評価を知り、その課題を解決するための行動計画を立てることで、今後活躍する社会人へと成長していくのです。

歳を重ねるにつれて、自分自身のために本音の意見をぶつけてくれる人は少なくなるのが現実です。

リクルートのこの研修では、職場の人が本音で新卒入社の社員に対してフィードバックをするため、中には泣いてしまう社員等もいます。

じょぶお

社会人の研修で泣くほどの内容って…すごい…

しかし、それくらい全員が一人の社員のために時間もエネルギーも使って本気で意見をぶつけるのです。

実際に私もこの研修を受けましたが、職場のメンバーからはまあまあ辛いことも言われました。

じょぶお

一瞬、職場のメンバーのことがとても嫌いになりますね(笑)

ただ、自分が成長するために本音で意見をぶつけてくれていることを理解すればものすごく感謝することができるようになりました。

この研修を通して非常に大きな成長をすることができたと自信を持って述べることができます。

どんなに優秀でも自分自身を客観的に見ることは難しい

JDP研修

社会人になってから客観的なフィードバックをもらえる機会は少なくなります。

なぜなら、他人の成長に対してモチベーションがある人も少ないですし、わざわざ人間関係に傷が入るリスクを背負ってまでネガティブな意見を述べる人が少ないからでしょう。

しかし、人は客観的なフィードバックを通して大きな成長をします

どんなに優秀な人でも自分自身については正当な評価ができません。

そして正当な評価ができないために、過小評価をして心を病んでしまったり、過大評価をして社会性を壊してしまったりします。


では、どうしたら正当な評価ができるのでしょうか?

就活の時に行った自己分析を深めてみたりするのも一つの手かもしれませんが、どうしてもバイアスがかかってしまいます。

そこで必要なのが他者からの本音の評価です。

自己評価(”つもりの自分”)と他者評価(はた目の自分)の間にある差分をはっきりと理解して現状を把握することが成長していく上で何よりも重要になってきます。

自己分析のフレームワークに「ジョハリの窓」といったものも存在しますが、自分も他人も知っているエリアを増やすことで人とのコミュニケーションが円滑もなります。

ぜひ客観的な自分の評価を知って、ご自身の成長につなげてみてください。

客観的な自己評価を知る方法

JDP研修

JDP研修を一般の方が受けることは非常に難しいでしょう。

そんな方におすすめの自己分析方法は下記です。

  1. ストレングスファインダーをやってみる
  2. 自己分析テストをめっちゃ受けてみる
  3. 転職エージェントに深掘りしてもらう

上記の中でストレングスファインダーのみ有料ですが、一回やってみる価値はあります。

自己分析テストや転職エージェントによる深掘りは無料です。

おすすめの自己分析テストと自己分析の深掘りがうまいと思う転職エージェントを以下に紹介しておきますので、興味のある方は利用してみてください。

注意

転職エージェントを使ったからといって、転職する必要は全くないです

じょぶお

ミイダスを使った感想も下の記事で書いてるからぜひ読んでみてね。

自己分析が上手な転職エージェント
じょぶお

この2社は転職意思がほとんどないことを伝えても、気持ちの良い対応をしてくれました!

JDP研修まとめ

JDP研修

自分自身を客観的に評価することはあまりにも難しいです。

しかし、自分自身を正確に理解していることは何よりも強い武器になります。

客観的に自分を評価するためには、自己評価(つもりの自分)と他者評価(はための自分)の間にある差分を埋めていきながら、自分自身の強みや課題を見つけていくことが大切です。

まずは自分自身に対する自己評価は間違っていることを受け入れるところからはじめましょう。

そして、周囲の友人や同僚の助けを得ながら認識の差分を埋めて行ってみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

竹内 渓太のアバター

LANY代表 / TOEIC 935点 / リクルート新卒 / デジタルマーケティング全般が好き

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