【仕組みを解説】リクルートダイレクトスカウトを会社にばれることなく利用する方法とは

【仕組みを解説】リクルートダイレクトスカウトを会社にばれることなく利用する方法とは

転職活動をしたいが、会社にはばれたくない」と思っていませんか?

会社に知られずに転職活動を行うなら「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。

リクルートダイレクトスカウトには、「企業ブロック設定」という機能があり、これを利用することで「会社にばれずに転職活動を行う」ことができます

本記事では、リクルートダイレクトスカウトを会社に知られることなく利用する方法を、画像や表を用いてわかりやすく解説します。

最後まで読めば、会社に知られないまま転職活動を進めることができるようになります。

目次

リクルートダイレクトスカウトは企業ブロック設定で会社にばれず転職活動が可能

リクルートダイレクトスカウト

引用:リクルートダイレクトスカウト公式サイト

リクルートダイレクトスカウトの利用は、初期設定のままだと会社に知られる可能性があります。

会社にばれる原因として、下記2つが挙げられます。

会社にばれる原因
  • スカウト機能によってばれる
  • 企業からあなたの情報が見えている

スカウト機能によってばれる

リクルートダイレクトスカウトは、採用企業側も登録しており、転職者の情報が公開されています。

採用側は、スカウト機能を利用して在籍企業や所属部署、卒業大学などの個人情報を確認できるため、現在の職場にばれるリスクがあります。

初期設定のままだと、企業側からは個人情報が見える状態なので「企業ブロック設定」を忘れず行いましょう。

▼「企業ブロック設定」のメリット

  • 求職者が選ぶ最大10社の企業に対して会員情報の閲覧を不可にする
  • 自身の会社や関連企業を登録することで、職場にばれるリスクをほぼ無くせる

企業ブロック設定の具体的なやり方についてはこちらをご覧ください。
企業ブロックの方法をわかりやすく解説>>

企業からあなたの情報が見えている

転職者の「リクルートダイレクトスカウト」への登録内容は、採用企業側からはどのように見えているのでしょうか?

登録したレジュメは、ヘッドハンターや企業に対して下記画像のように表示されます。

リクルートダイレクトスカウト-ヘルプトップ

引用:リクルートダイレクトスカウト-ヘルプトップ

ヘッドハンターや企業に対して、公開される情報と公開されない情報は以下の表の通りです。

公開される情報公開されない情報
・在籍企業、職歴
・学歴
・語学レベル
・所持資格
・希望条件
・氏名
・メールアドレス
・生年月日
・住所(市区町村以降)
・電話番号

また、下記の3項目を設定するとすべての情報が載った状態のレジュメとして、ヘッドハンターや企業に対して公開されます。

  • スカウトへの返信
  • ヘッドハンターへの相談
  • 求人情報への応募依頼

企業ブロックの方法をわかりやすく解説

企業ブロックの方法をわかりやすく解説

リクルートダイレクトスカウトに登録しただけだと、在籍企業の情報などが企業側から見える状態でばれるリスクもあるため、必ず企業ブロックの機能を使いましょう。

ここからは、企業から個人情報を知られないようにするための「企業ブロック設定」の方法を解説します。

まだ登録が済んでいない方は、下記のリンクから登録すると良いでしょう。

ヘッドハンティング型

無料登録後もお金はかかりません。

企業ブロック設定は、設定画面>スカウトサービス>企業ブロックの手順で行います。

▼設定画面から企業ブロック設定へ

企業ブロック設定

▼社名を検索し、非公開対象を設定

非公開対象を設定

企業ブロック設定は「企業名を検索して設定する形式」になっているため、まだ企業側がリクルートダイレクトスカウトに登録していない場合はブロックができません。

※リクルートダイレクトスカウトの企業データベースには、本サービスを利用する可能性のある採用企業があらかじめ登録されております。全ての企業が登録されているわけではないことをあらかじめご了承ください。

(引用:リクルートダイレクトスカウト-ヘルプトップ

そのため、規模が比較的小さい関連企業や中小企業だとブロック設定をできないケースがあります。

リクルートダイレクトスカウトでの転職活動がばれた3つの理由

リクルートダイレクトスカウトでの転職活動がばれた3つの理由

リクルートダイレクトスカウトでの転職活動の中には、「企業ブロックを忘れてしまい特殊なケースで会社にばれる」ことも。

さらには、「企業ブロック設定を正しく利用していたのに会社に知られてしまった」というケースもあります。

ここでは前提条件を次の2つに分けて、リクルートダイレクトスカウトでの転職活動が会社に知られてしまった事例を紹介します。

転職活動が会社に知られてしまった事例
  • ブロック設定を忘れ特殊なケースで会社に知られた
  • ブロック設定していたのに会社に転職活動を知られてしまった

本章を読むことで、リクルートダイレクトスカウトでの転職活動を知られずに、転職活動を進めることができるようになります。

特徴的な企業に勤務していた

特徴的な企業で勤務している人は、企業ブロックを忘れてしまうと、リクルートダイレクトスカウトでの転職活動が知られてしまう可能性があります。

企業をブロックしていない状態だと、自身の在籍企業が確認できる状態のレジュメが企業側に公開されます。

具体的なプロジェクト名などを伏せていても、特殊な系統の仕事をしていると、条件に当てはまる会社がかなり絞れてしまうため、ばれるリスクが上がる場合も。

特徴的な企業で勤務している人は、必ず「企業ブロック設定」を忘れず意識しましょう。

転職活動中の姿を見られた

企業ブロックの機能を正しく設定していたのに、会社に転職活動が知られてしまうというケースも存在します。

その場合、リクルートダイレクトスカウト経由では知られていないものの、自身の軽率な行動が理由が要因となることも。

会社でリクルートダイレクトスカウトを閲覧することはやめましょう。

SNSアカウントが会社にばれた

企業ブロックの機能を設定していたのに、会社に転職活動が知られてしまう理由としてSNSアカウントが会社にばれるというケースもあります。

転職活動では、SNSでも情報収集活動も重要ですが、SNSの設定をプライベートアカウントなどにして、会社から転職活動を万が一にも知られないようにしましょう。

転職活動を会社にばれないように気をつけること4つ

転職活動を会社にばれないように気をつけること4つ

現職での在籍中に転職活動が同僚や上司にばれてしまっても、「職業選択の自由」があるのでクビになりません。

ですが、職場での関係が気まずくなってしまったり、今まで通りの仕事がしづらくなるといった悪影響が発生するため、転職活動は会社には知られないようにしましょう。

転職活動を会社にばれないために気をつける4つのポイント
  1. 会社でリクルートダイレクトスカウトを見ない
  2. 会社のメールアドレスを登録に使用しない
  3. 同僚にリクルートダイレクトスカウトに登録したことを言わない
  4. 遅刻・早退・有給の取得理由を考えておく

会社でリクルートダイレクトスカウトを見ない

職場でサイトを閲覧するのは、リスクを避けるためにやめましょう。

転職活動が同僚や上司に知られると、白い目で見られたり、退職までの期間が会社に居づらくなってしまいます。

また、社用のPCを使用すると閲覧履歴を上司や同僚から見られる可能性があるため、必ず私用のPCでリクルートダイレクトスカウトを使用しましょう。

会社のメールアドレスを登録に使用しない

登録の際、会社のメールアドレスを利用することはやめましょう。

会社によっては、会社専用のメールサーバーやアプリを使っている場合は、一括でアドレス管理されているのですぐにばれます。

自分のメールアドレスなどを必ず使用しましょう。

同僚にリクルートダイレクトスカウトに登録したことを言わない

会社の同僚にリクルートダイレクトスカウトを登録したことは言わないようにしましょう。

同僚に悪気は無くても、うっかり転職活動を進めていることが口に出てしまうこともしばしば。

他の人に転職活動についての話を聞かれている可能性もあります。

内定をもらった後や退職届を提出した後なら知られても問題がないため、同僚に報告するのは転職活動を終えてからにしましょう。

遅刻・早退・有給の取得理由を考えておく

定時帰宅や休みが増えることで、転職活動がばれる可能性もあります。

遅刻・早退・有給の取得理由を考えておくことが大切です。

▼なぜ遅刻・早退・有給の取得理由を考えるのか

  • 定時帰宅や休みが増えることで、転職活動がばれやすいから
  • 転職活動は意外と大変だから
  • 選考過程が平日の昼間に設定されることがあるから

書類の作成や面接など、どうしても転職活動に時間を使う場面が出てきてしまい、想定より時間がかかることが予測されるため、事前に有給などの取得理由は考えておきましょう。

【比較】ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトはどっちがおすすめ?

【比較】ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトはどっちがおすすめ?

転職活動を検討している方におすすめしたい転職エージェントサイトは、リクルートダイレクトスカウトだけではありません。

リクルートダイレクトスカウトの類似サービスとして、「ビズリーチ」があげられます。

「ビズリーチ」には面談確約スカウトがあり、企業やヘッドハンターが面談を行いたい場合に、スカウトメッセージの段階で面談が約束されるという機能もあります。

では、「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」の2つのうち、どちらを利用したらいいのでしょうか?

結論から述べると、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの「両方に登録」して転職活動するのがおすすめです。

両方を利用して転職活動することで、より多くの求人の中から自分にあったものを選ぶことができ、現在の年収の維持や増加が期待できます。

▼特徴の比較

スクロールできます
サービス名求人数求人の質スカウトの種類スカウトの送信元ヘッドハンターの数会員数
リクルートダイレクトスカウト約32万(2023年3月時点)高年収求人が多数・通常スカウト
・一球入魂スカウト
・ヘッドハンター2344人(2020年8月時点)非公開
ビズリーチ約8万件(2023年3月時点)高年収求人が多数・通常スカウト
・プラチナスカウト
・企業
・ヘッドハンター
4610人(2020年8月時点)108万人以上(2020年8月時点)

リクルートダイレクトスカウトの求人数はビズリーチと比較して多いのが特徴です。

ビズリーチはヘッドハンターの数がリクルートダイレクトスカウトの2倍近くあるため、自身の望む求人情報が手に入りやすいです。

利用料金はどちらも無料ですが、ビズリーチ(プレミアムステージ)のみ、月額3,278円からの利用料金がかかります。

「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」、それぞれ利用に向いている人の特徴があります。

実際の利用者の口コミや評判をまとめ、比較したこちらの記事をご覧ください。

リクルートダイレクトスカウトへの登録がばれない方法:まとめ

リクルートダイレクトスカウトへの登録がばれない方法:まとめ

本記事では、リクルートダイレクトスカウトを会社に知られずに利用する方法を解説するとともに、転職活動がばれないように気をつけるポイントを紹介してきました。

リクルートダイレクトスカウトは、機能を正しく使えば勤務先にばれることはありません。

本記事を参考に、設定方法を見直してみましょう。

ヘッドハンティング型

無料登録後もお金はかかりません。

リクルートダイレクトスカウトと併用して「他の転職エージェントとも比較したい方」は、下記の記事を参考にしてください。

この記事を書いた人

浅井 優太のアバター

国公立大学外国語学部英米学科卒業。TOEIC 970点 / IELTS 7.0 / 高校の英語教員免許保有。新卒から大手メーカーの海外営業として働く。

コメント

コメントする

目次
閉じる