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【書評】仕事ができるとはどういうことか?

【書評】仕事ができるとはどういうことか

年間100冊以上の本を読みますが、『「仕事ができる」とはどういうことか?』は、ビジネスマインド系の書籍の中でトップ3くらいに感銘を受けました。

令和時代のすべてのサラリーマンに読んでいただきたい名著です。

とーます君

著者の楠木さんが出す本は本当に毎回ハズれないなあ。

英語やプログラミングのスキルを身につけるために必死になっている人が多い現代の中で、仕事をする上で本質的に重要な「センス」の正体や身に付け方を解説してくれています。

かなり自信を持っておすすめできる一冊です。

とーます君

転職と副業のかけ算は「【2020年版】転職を考えたら読むべき本7選」の中でもおすすめしています。

仕事ができる人は、センスがある

「仕事ができる」とはどういうことか

本書のテーマは、タイトルの通り「仕事ができるとはどういうことか?」です。

結論から述べてしまうと、仕事ができるとは成果が出せること。

逆に、「英語が話せる」「プログラミングができる」「会計の知識がある」といったスキルは、仕事ができるとは関係がありません。

むしろ、なんでかはわからないけどこの人に任しておけば大丈夫と思われる人こそが仕事ができる人です。

スキルのデフレ化とセンスのインフレ化があらゆる分野で起きている」と本書では述べられていますが、センスがこれからの時代のキーワードになります。

テクノロジーの発達によって多くの問題が解決された結果、解決策に対する需要はそれほど多くありません。

逆に、新たな問題を定義できる人こそが今の時代には求められており、それをするためにはセンスやアートの部分が必要不可欠な要素になっています。

つまり、スキルが飽和した現代社会においては、センスがある人が輝ける時代なのです。

センスの正体は、具体と中小の往復運動

スキルの身に付け方は容易に想像がつきます。

科学的根拠に基づいた学習やトレーニングを行えば、基本的には誰でも身につけることができるのがスキルです。

だからこそ、飽和もしますしコモディティ化します。

逆にセンスはどのようにして身につければいいのかわかりません。

まずそもそも、センスの正体が曖昧すぎて、何も想像がつかないのが普通です。

本書では、センスの正体とは「具体と中小の往復運動」であるとのべられています。

とーます君

楠木さんは「具体と中小の往復運動」ってよく使うよね。

センスのある人は、何か具体的な事象に出会った際に、それまでの経験や知識から生み出された自分なりの論理という抽象レイヤーに送り込んで考えます。

そしてその抽象レイヤーで考えた結果として導き出すのが、具体的な答えとして具体レイヤーに落ちてくるのです。

この具体と抽象レイヤーの振り幅と、行き来の頻度によってセンスは鍛えられます。

仕事ができる人は「意思決定が早い」と言われたりしますが、それは具体と抽象の往復運動が一瞬にして完了するからなのです。

センスがある人は、物事を順序立てて戦略が立てられる

仕事ができない人は、To doリストのような箇条書きを好む傾向にあるそうです。

何か問題に対する解決策を洗い出すときには、箇条書きにリストアップしがち。

実際に、仕事ができる人とできない人でも、洗い出すリストに差分はほとんどないそうです。

ただ、仕事ができる人は箇条書きではなく、順列の形、つまり時系列に並べて順番に意味をもたせます。

リストに順番があり、つまり戦略にストーリーがあるのです。

この思考法を一瞬にしてできる人がセンスがある人であり、仕事ができる人なのでしょう。

仕事ができるとはどういうことか?の書評まとめ

仕事ができるとはどういうことか?の書評をまとめます。

  • 仕事ができるとは、センスがあること
  • スキルのデフレと、センスのインフレ
  • センスの正体は具体と中小の往復運動

令和を生きるビジネスマンは必読の一冊だと思います。

サイエンスだけでなくアートも、スキルだけでなくセンスも、論理だけでなく直感も。

左脳型人材が活躍する時代が終わり、右脳型人材が輝ける時代がすぐそこまで来ています。

ぜひその時代を見据えて本書を手に取り、これからの時代を生き抜く武器を手に入れてください。

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