【2019年最新】SEO評価要因の29個を徹底解説

【2019年最新】SEO評価要因の29個を徹底解説

いきなりですが、SEOに正解はありません。

これをやったら順位が上がるといった飛び道具的施策は、過去の遺産です。

結論から述べると、2019年のSEO対策は非常に難しく、多くのSEO担当者が頭を悩ませています。

Googleの順位決定アルゴリズムの進化は留まることを知らず、2018年辺りからは、「SEOが総合格闘技になった」と言われ始めました。

もう検索エンジン上でのハックだけでは太刀打ちできなくなったのです。

MOZによれば、2009年が検索アルゴリズムのアップデートが年間300回程度だったのに対し、2018年では3,234回(単純計算で1日に9回)行われたと言われています。

つまり、変化の早すぎるアルゴリズムをハックするのは現実的に不可能なのです。

すぐに変化するアルゴリズムをハックするのは不可能なため、より本質的なSEO対策が必要です。

この記事では、2019年のSEOに必要な本質的要素を項目別に29個紹介していきます。

2019年のSEOで重要なこと

SEO succeess factors 2019

SEO Success Factors 2019

2019年のSEOで重要なことは何でしょうか?

僕は、世界中の上級SEO担当者が参加するSMX Advanced Seattleにも2019年7月に参加してきました。

そこでSearch Engine LandBarry SchwartzやBingの検索アルゴリズムのPMであるFrédéric Dubutが話していたことや、Search Engine Landの発表したSEO Success Factorsという表を元に、「2019年に必要なSEO対策」を解説します。

SMX Advanced Seattleに参加した際の写真

SMX Advanced Seattleに参加した際の写真

カテゴリ別に重要な要素をまとめたので、気になる箇所から読んでみてください。

ちなみに、2019年で個人的にもっとも重要だと思っているのは「信頼性」の部分です。

【2019年最新】SEO評価要因29個

seo_element

SEO Success Factorsを元に、2019年のSEO対策で重要な要素を説明していきます。

この表には下記の6つのグループが要素ごとに分かれています。

  1. コンテンツ
  2. 構造
  3. HTML
  4. 信頼性
  5. リンク
  6. ユーザー

要素によっては、個人ブロガーやアフィリエイターの方であれば特に理解する必要がない項目もあります。

ですので、ザッと流し読みして、自分に必要だと思う箇所を注力的に読んでみてください。

そしてブックマークなどしておいて、SEO対策に悩んだ際に立ち戻ってきてもらう記事として使ってもらえると幸いです。

それでは、各項目ごとに説明していきます。

1. コンテンツ

seo_content

2011年2月のGoogleパンダアップデート以降、「コンテンツ」は常にSEO対策の最重要評価項目です。

Content is Kingと呼ばれる時代が続いていたのも、コンテンツがSEO対策で占める相対的重要性があまりにも高かったからでしょう。

コンテンツの項目で紹介されているのは以下の7つ。

  • コンテンツ品質
  • キーワードリサーチ
  • キーワードターゲティング
  • フレッシュネス
  • マルチメディア
  • ユーザーの検索に対するアンサー
  • コンテンツの深さ

コンテンツ品質

コンテンツの品質が重要なことは言うまでありません。

コピーコンテンツや、低品質コンテンツをGoogleが判定する能力は時代と共にどんどん進化しています。

何をもってコンテンツの品質を評価するかは、Google自身も頭を悩ませているポイントです。

ただ、基本的な品質の評価方法は「検索品質評価ガイドライン」と呼ばれる英語で166ページもあるボリューミーなドキュメントにまとめられています。

品質に関してをハックすることは難しいので、ここの部分に関しては「ユーザーにとって役に立つか」を前提にコンテンツを作っていくしかないでしょう。

キーワードリサーチ

ユーザーが利用する検索キーワードとその検索意図をきちんとリサーチしましょう。

SEOは、言ってみればキーワードマーケティング。

ユーザーに検索されているキーワードに狙いを絞ってコンテンツを作っていくことが大切です。

またそのキーワードを検索するユーザーが「どんなコンテンツを求めているのか」を想像し、ユーザーが求めている最適なコンテンツを提供する努力をしましょう。

キーワードリサーチのツールはたくさんありますが、『Ubersuggest』がもっともおすすめです。

Ubersuggestの画面

Ubersuggestの画面

検索ボリューム、被リンク、ドメインスコアが全て無料で調べることができます。

キーワードプランナーよりも詳細な数字を出してくれるので、キーワードごとの検索ボリュームを調べる際に非常に役立ちます。

より高度なキーワードリサーチを行いたくなってきたら、『Ahrefs』も利用してみてください。

Ahrefsの画面

Ahrefsの画面

狙っているキーワードで検索した際の、検索結果画面にどんなサイトがいて、それらはどれくらい強いドメインで、どれくらいのトラフィックを集めているのかを一瞬で算出してくれます。

Ahrefsは有料ですので、まずはUbersuggestからキーワードリサーチをはじめてみると良いでしょう。

キーワードターゲティング

キーワードリサーチによって狙うキーワードと満たすべき検索意図がわかったら、それらのキーワードをターゲティングして対策しましょう。

どのキーワードを狙うかは上述しましたので割愛しますが、検索意図を満たすために入れるべきキーワードも存在します。

それらを調べる際にもっともおすすめなのが、検索結果の上位サイトのHタグ(見出し)の内容を確認することです。

すべてのページをいちいちスクロールしてHタグの内容を見るのは非常にめんどくさいので、Google Chromeの拡張機能で『SEO META in 1 CLICK』(無料)を入れると良いと思います。

例えば、「SEO対策」で1位に表出されているSEOラボさんのページを開いた状態で『SEO META in 1 CLICK』をクリックすると、下記のように見出しタグの構造とそれぞれに何が書かれているのかを一瞬で出してくれます。

SEO META in 1 CLICKで競合の見出しタグを見る方法

SEO META in 1 CLICKで競合の見出しタグを見る方法

検索キーワードはUbersuggestを利用して考え、検索意図を満たすために必要なコンテンツやキーワードは『SEO META in 1 CLICK』を利用して調査してみてください。

また、サジェストキーワードを見たり、関連検索キーワードの箇所を見たりするのも有効な手段です。

サジェストキーワード

サジェストキーワード

関連検索キーワード

関連検索キーワード

この2つの箇所にはユーザーの検索意図が思いっきり表れているので、満たすべき検索意図を考慮しながらコンテンツを作成していきましょう。

フレッシュネス

コンテンツの鮮度も非常に重要な評価要素になっています。

Googleのジョン・ミュラーも、最新のコンテンツを評価していることを示唆するようなコメントをTwitterで残しました。

私にとっては、公開日がいつなのかわかったほうがいい。そのほうが高品質で古びることがないコンテンツだと認識しやすくなる。

ニュースサイトで最新の情報が求められるのはもちろんですが、通常のサイトでもコンテンツ更新頻度情報の最新性は評価要素として利用されている可能性が高いので、コンテンツを作る際には意識した方が良いでしょう。

WordPressを利用している人は、コンテンツをアップデートしたらきちんと更新日時を記載したり、Google Search ConsoleのURL検査ツールで最新のインデックス登録をしましょう。

また、競合のコンテンツがどの程度更新されているのかを調査するには、『Wayback Machine』が非常に便利です。

過去の特定の日付のそのサイトを見ることができたり、いつからそのサイトが運営されているのかを確認することができます。

Wayback Machine

Wayback Machineで競合サイトの過去の状況を見れる

参考記事:Wayback Machineの使い方

フレッシュネス指標は次のように計算されていると予想しています。

フレッシュネス = 更新頻度 × HTMLの変化量(=コンテンツの変化量)

つまり、コンテンツのほんの一部だけ毎日変えて更新頻度を高めてもHTMLがほとんど変化していなければ、そのコンテンツのフレッシュネス評価は高まらないです。

更新日だけ変更するハックもありますが、もう順位上昇にはとてもじゃないですが効かないでしょう。

コンテンツ(中身のHTML)を時代に合わせて変更しながら、常に最新の情報に更新していくことがこのシグナルを高めるためには重要です。

マルチメディア

2019年のSEOで、画像や動画などのマルチメディアを利用することは非常に重要だと言われています。

質の高いコンテンツを提供しようとした際に、テキスト情報だけでは難しいことがあるはずです。

動画から伝わる情報量はテキスト情報の5,000倍とも言われているくらいで、伝えたい内容によって適切なフォーマットは異なってきます。

YouTubeやinstagramの浸透でユーザーもマルチメディアから情報を得ることに慣れているため、自身のコンテンツでマルチメディアを利用すべき箇所があれば積極的に利用してみてください。

ユーザーの検索に対するアンサー

ユーザーの検索キーワードから検索意図を読み取り、適切な答えを返すことが大事です。

検索キーワードに対して、的確な答えがコンテンツ内にあれば「強調スニペット」で表示されたり、音声検索での回答に利用されたりします。

サッカーの試合時間で検索した際の強調スニペット

サッカーの試合時間で検索した際の強調スニペット

リスト(<list>)を使っていると強調スニペットに表示されやすくなることもわかっています。

幾つかの項目を並べる際に、見た目のみをリスト型にしているページをたまに見かけますが、強調スニペットに表出すればよりCTRが上がるはずですので、きちんとHTMLの<list>要素を利用して記載するようにしましょう。

ただ大前提として、強調スニペットや音声検索の回答に使われるには、SEOでも上位表示されている必要がありますのでまずはユーザーの検索に対して適切な答えを返す努力に全力を注いだ方が良いです。

コンテンツの深さ

コンテンツをDeepに書くことが大切です。

薄っぺらい量産コンテンツが評価される時代はとっくに終わってしまっています。

コンテンツをDeepに書くとは、言い換えれば「ユーザーの検索意図を深くまで満たす」ということです。

実際に上位表示されているコンテンツを調査してみると、知りたかった内容(検索に対する答え)が含まれているのはもちろん、それに付随した適切な情報まで提供してくれるサイトが多いことがわかります。

ブロガーやアフィリエイター界隈では、「文字量」として語られますが、文字量はいまだに重要です。

文字量が増えれば、コンテンツに含まれるキーワードも増え、その分だけユーザーの「知りたいニーズ」を満たせる可能性が広がるからです。

ただ文字量を増やせば言い訳ではないですが、最低でも上位表示されている競合サイトの文字量くらいはコンテンツを書くと良いでしょう。

僕は「かんたん文字数カウント」というGoogle Chromeの拡張機能を利用して調査しています。

簡単文字数カウント

「簡単文字数カウント」で競合コンテンツの文字数を調査する

文字数は割と重要なので、ぜひ競合のサイト以上には書くようにしましょう。

参考記事:【SEO】文字量を2倍にしたら86位→29位になった

2. 構造

seo_structure

サイト内構造を整えることで、Googleのクローラー(Googlebot)と適切にコミュニケーションを取ることができます。

また、サイト構造が直接的にSEO評価要因としてみなされている可能性も非常に高いです。

構造の項目で紹介されているのは以下の6つでした。

  • クローラビリティ
  • モバイル最適化
  • 重複コンテンツ
  • ページスピード
  • https(SSL化)
  • URL構造

クローラビリティ

構造の項目の中でもっとも重要なのは、クローラビリティでしょう。

コンテンツを確実にクロール・インデックスされなければ、順位がどうこういう以前に検索結果からの流入見込みが0%です。

超巨大な大規模サイト(インデクスが100万以上あるようなサイト)でなければ、基本的にはクローラビリティを考慮する必要はありません。

しかし、仮にインデックスされていないコンテンツがあるのだとしたらその原因を突き止めましょう。

Google Search Consoleのカバレッジレポートから、インデックスされているコンテンツとされていないコンテンツを確認することができます。

Google Search Consoleのカバレッジレポート

Google Search Consoleのカバレッジレポート

この例で言えば、「除外」とグレーで表示されているコンテンツはインデックスされていません。

インデックスされていない理由を知りたければ、そのURLをURL検査ツールにかけてみましょう。

URL検査ツールのレポート

URL検査ツールのレポート

より詳細に確認する場合には、URLライブテストを行って実際の問題点を確認します。

URLライブテストツール

URLライブテストツール

今回の例で言えば、404、つまりそもそもページが存在していなかったので、クロールの問題ではありませんでした。

個人ブログやアフィリエイトサイトであれば、クローラビリティを意識したことがないかとは思います。

しかし、Googleのクロール・インデックスの仕組みを理解しているとSEOの順位を上げる施策などでも本質的に考えることができますので、ぜひ興味のある方は勉強してみてください。

参考:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

モバイル最適化

2015年にスマートフォンによる検索がデスクトップでの検索数を追い越したタイミングからずっと、モバイル最適は超重要課題です。

従来はGoogleのクローラーは、デスクトップ版のソースコードを読んで評価を下していました。

しかし、現在では多くのサイトでモバイル版のページを評価する「モバイル・ファースト・インデックス」の流れがどんどん進んできています。

Googleの公式発表でも、「2019年7月以降の新規サイトはすべてモバイル・ファースト・インデックスをデフォルトにする」と述べられました。

しかし、個人ブログやアフィリエイトサイトであれば、ほぼレスポンシブ・ウェブデザインでコーディングされているので全く気にする必要はありません。

大規模サイトを運営していて、セパレートURLやダイナミックサービングを利用している際にはこのタイミングできちんと考える必要がありそうです。

ただ、Google Search Consoleの「モバイルフレンドリーレポート」で大きな問題が発生していないかどうかだけは定期的に確認しておくと良いでしょう。

モバイルフレンドリーレポート

モバイルフレンドリーレポート

ここで表示される問題としては下記のようなものがありますので、発見次第修正していくと良いでしょう。

  • コンテンツの幅が画面の幅を超えています
  • テキストが小さすぎて読めません
  • クリックできる要素同士が近すぎます

参考:Search Consoleヘルプ モバイル ユーザビリティに関するエラー

重複コンテンツ

重複コンテンツはSEO担当者の永遠の課題です。

Googleがどのように重複コンテンツ判定をしているのかの明確なロジックが公開されていないため、明らかなコピーコンテンツでもなければ基本的には気づけません。

一つのテーマで多くのコンテンツを作っていけば、いつの間にか似通ったコンテンツは生まれてきてしまいます。

しかし、重複コンテンツは、検索順位の下落やインデックス削除の恐れがあるため早急な対応が必要です。

意図せずページが似通ってしまった場合は、思い切って一つのページに統合してみたり、片方のコンテンツにnoindexタグを付与するなどの工夫が必要でしょう。

canonicalタグをうまく使ったり、コンテンツシンジケーションを他サイトと行う場合には適切な形で行ってもらい、できる限り重複コンテンツを避けてください。

参考記事:【SEO】2つの記事を統合したら難易度ちょい高めのキーワードで53位→29位に上がった小話

ページスピード

Googleはページスピードがランキングファクターであることを明言しました

モバイルの普及によって、ユーザーの求める快適なページ表示速度はどんどん高まってきています。

モバイルサイトの読み込みに3秒以上かかると53%が閲覧を止めて離脱するといったデータもGoogleは公表しており、直接のランキング要素としての重要性だけでなく、ユーザービリティにおいても大事な要素です。

ページ表示速度を簡単に計測するには、Page Speed Insightを利用しましょう。

Page Speed Insightのスコア

Page Speed Insightのスコア

ページ表示速度のスコアが算出されており、次のような分け方になっています。

  • 0〜49:遅い(赤)
  • 50〜89:普通(黄色)
  • 90〜100:速い(緑)

Page Speed Insightの画面には、より詳細なスコアが出ていたり、改善すべき項目もサジェストしてくれますので、レポートを見ながらページ表示速度の改善に励んでいきましょう。

Page Speed Insightの詳細レポート

Page Speed Insightの詳細レポート

技術的なことがよくわからないという方は、WordPressを利用していれば、キャッシュ系のプラグイン画像圧縮系のプラグインを入れることから始めてみてください。

参考記事:WordPress高速化|1秒前半で表示する誰でもできる簡単な方法

https(SSL化)

2018年7月より、https化されていない全てのサイトに対して警告が表示されるようになりました。

httpのサイトで出る警告

httpのサイトで出る警告

これは、Webサイトを見るときにどんな通信手段を用いるのかを表しており、「https://」だと通信内容が暗号化されるのに対し、「http://」から始まっていると暗号しないで通信しています。

難しい話を抜きにすると、httpだと安全な通信ができません。

Googleは、HTTPSによる暗号化を採用するよう強く働きかけることによって、保護されたウェブを目指してきました

2014年からGoogleは「HTTPSをランキングシグナルに使用します」と明言しています。

ネガティブな評価を少しでも減らすために、まだhttpを利用している方はすぐにhttpsに移行しましょう。

URL構造

URL構造もSEOにおいて非常に重要です。

Ubersuggestの開発者のニール・パテルが2019年に行ったSEO実験によれば「URLの最適化がSEOに好影響を与える」ことがわかっています。

この実験の結果、URLは短く、キーワードを含めるべきだと述べられています。

SEOフレンドリーなURL(https://neilpatel.com/blog/seo-urls/)を作成するコツは、1つか2つのキーワードを含め、短いURLにすることだ。

ただ、URLにキーワードを含めるかどうかに関しては、英語圏では効く施策ですが、日本語だとなかなか効かせづらい気がします。

最低でも長すぎるURLはやめて、ユーザーにとってもページの内容がパッと伝わる端的なURLにしましょう。

3. HTML

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HTMLの構造はSEOの基本中の基本。

概念的にSEOを理解している方であればわかるかもしれませんが、SEOはいわゆる「Googlebotと適切にコミュニケーションすること」です。

Googleの進化によって、かつてほどHTMLのタグに左右されづらくはなりました。

しかしそれでも、Googlebotと適切なコミュニケーションを取るためには、適切な文書構造でマークアップする必要があります。

HTMLの構造で紹介されているのは以下の6つです。

  • タイトル
  • ディスクリプション
  • 構造化マークアップ
  • Hタグ
  • AMP

タイトル

言うまでもなく、タイトルはSEOでの最重要項目です。

そのページにどんな内容が書かれているのかをもっとも強く表しているのが、タイトルタグです。

僕自身、タイトルタグを変更しただけで順位を大幅に上昇させたり、逆に下落させた経験が多々あります。

タイトルタグの適切な付け方は多くのところで語られているので、ぜひ調べてみてください。

基本的には、「SEOでヒットさせたいキーワードをなるべく左側に含める」だけ意識していればとりあえずは問題ないかと思います。

ディスクリプション

ディスクリプションが直接的にSEO順位に影響することはありません。

しかし、ユーザーが検索結果画面でどのリンクをクリックするかの判断をする際に大きな影響を及ぼしています。

SEOの上位目的は、サイトへの流入数を最大化することであるため、CTR(クリック率)を高めるためのディスクリプションは言うまでもなく重要です。

また、間接的にはCTRを高めることで、そのページのユーザー行動指標が良いとされて順位が上がることがあると個人的には考えています。

Googleがせっかく1位に表示したのに、全くクリックされないサイトがあったとしたら順位を下げたくなるのは自然です。

ディスクリプションを決める際には、狙っているキーワードで検索した際に表出するリスティング広告のディスクリプションを参考にしましょう。

ディスクリプションはリスティング広告の文言を参考にしよう

ディスクリプションはリスティング広告の文言を参考にしよう

リスティング広告は、いくつものタイトル・ディスクリプションの組み合わせのテストをGoogleのAI技術を使いながら行って最適化が行われているため、基本的にはCTRが高まるような文言にチューニングされています。

また、ユーザーの検索クエリに合致したものは太字で表示されますので、いかに検索結果画面で目立つかも頭に入れつつディスクリプションを考えてみてください。

構造化マークアップ

2019年のSEOでは構造化マークアップが非常にアツいです。

構造化マークアップをすることで、

  • 検索エンジンがページの内容を理解しやすくなる
  • 検索結果に様々な要素が表示されるようになる

Googleの公式ドキュメントでも、

Google 検索では、ページのコンテンツを理解するよう取り組んでいます。ページに構造化データを含めて、ページの内容についての明白な判断材料を提供すると、Google でそのページをより正確に理解できるようになります。

と述べており、ページ内にどんな内容のコンテンツがあるのかを正確に伝えるために構造化マークアップは非常に有益です。

構造化マークアップの実際の例としては、下記のようなものがあります。

構造化マークアップの検索結果表示例①

構造化マークアップの検索結果表示例①

構造化マークアップの例②

構造化マークアップの例②

個人ブロガーやアフィリエイターの方で、構造化マークアップが必要なタイミングはなかなかないかと思いますので、こういうものもあるんだなあと頭の片隅に入れておく程度で良いでしょう。

ただ、Wordpressのプラグインで簡単に構造化マークアップが実装できる場合もありますので、使えそうなものがあればぜひ利用してみてください。

Hタグ

タイトルタグ同様、Hタグ(見出し)の内容を見てGoogleはページのテーマを理解しようと努めます。

Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」にも、見出しタグを利用して重要なテキストを強調するように書かれていました。

そして、コンテンツの階層構造を正しく伝えるために、適切な順序でHタグを記載することが推奨されています。

逆にHタグの使い方として避けるべき方法としては、

  • ページの構造を定義するのに効果的でないテキストを見出しタグで囲む
  • <em> や <strong> のような他のタグの方が適している場所で見出しタグを使用する
  • 見出しタグのサイズを不規則に変える
  • ページ内で見出しタグを過度に使用する
  • 見出しが非常に長い
  • 構造を示すためではなく、テキストの書式を整える目的で見出しタグを使用する

キーワードを詰め込みすぎて、見出しが非常に長いサイトをよく見かけますが、Googleからは全く推奨されていないので変更した方が良いかもしれません。

個人的にも、見出しを長くしすぎるとテーマ性が伝わりづらくなり逆効果になると考えています。

見出しにとりあえずキーワードを突っ込めば上位表示される時代は終わってたのです。

AMP

GoogleはAMPがSEOランク要因ではないと明言しています。

しかし、AMPを実装することでページ表示速度は爆速になり、その事実を知っているユーザーからするとAMPページをを好んでクリックしたくなるため、AMP実装がされているページ(稲妻マークがあるやつ)のCTRが上がります。

AMOサイトは検索結果でのCTRが高い

AMOサイトは検索結果でのCTRが高い

2019年春に参加したAMPカンファレンスでは、AMPを実装してCTRが12%向上した実例も紹介されていました。

AMPカンファレンスで紹介されたCTR上昇の実例

AMPカンファレンスで紹介されたCTR上昇の実例

SEO界隈では、AMP実装をするべきか否かの意見がきっぱりと分かれていますが、個人ブログであればAMP実装するメリットは大きいと思います。

実装に自信がある方はトライしてみても良いでしょう。

4. 信頼性

seo_authenticity

「信頼性」は2018年8月のGoogleコアアルゴリズムアップデートから非常に重要視されるようになった要素です。

YMYLE-A-Tと呼ばれるシグナルが表にこれほどまで出てきたのもこのタイミングからでした。

参考:YMYLやE-A-Tとは?SEOに登場したGoogleの新たな評価指標について詳しく解説!

簡単にこの2つの言葉を説明すると、

YMYL

”Your Money Your Life” を省略したもの。人々の健康や幸福、安全、経済的安定など人生に大きな影響を及ぼす情報を含むページのことをYMYLページと呼ぶ。

E-A-T
  • Expertise(専門性):著者はそのトピックに対して専門性があるか?
  • Authority(権威性):著者はそのトピックに対して高い評判を得ている人物であるか?
  • Trustworthiness(信頼性):コンテンツは信頼できる情報だけを含んでいるか?

2019年では、YMYL領域においては、E-A-Tがないサイトは全く上位表示できなくなりました。

SEO Success Factorの「信頼性」の箇所では、下記3点が説明されています。

  • 権威性
  • エンゲージメント
  • 評判

権威性

E-A-TのAでもある権威性は、2019年のSEOで非常に重要です。

サイトが扱っている領域で、どれだけ権威性があるのかをGoogleは様々な指標を利用して計測しようとしています。

具体的なGoogleの記述を見た方がわかりやすいと思いますので、Search Quality Evaluator Guidelines(検索品質評価ガイドライン)から一箇所引用してみます。

住宅改築(何十万円もかかり、人々の生活状況に大きな影響を与えうるもの)、あるいは子育てに関するトラブル(家族の将来の幸福に影響を与えうるもの)といった話題についての高品質なアドバイスを掲載するページは、ユーザーが信頼をおけるような、専門家、あるいは経験を積んだ情報源によって提供されるべきである。

つまり、専門家や経験を積んだ方などの信頼できる情報源でなければGoogleは人の人生に関わるような領域で情報を提供しなくなっているのです。

検索品質評価ガイドラインに日本語解説は、電通デジタルのものが非常にわかりやすいので興味のある方はぜひ読んでみてください。

サイトで権威性を確立するためには、下記のような方法が有効です。

  • あなたについて引用してくれた権威のあるサイトや人々をまとめる
  • カンファレンス等に登壇してその記録をサイトに記す

2019年のSEOでは、「誰がコンテンツ作成者であるか?」が重要になってきているので、作成者の権威を上げることやきちんと伝えることが大切です。

コンテンツ作成者の権威性を高めるためにできることは、次のようなことがあります。

  • 自分のE-A-Tを高めるために一生懸命働く
  • ソーシャルメディア上でアクティブに活動する
  • オンライン上でインタビューを受けたり引用されたりする機会を持つ
  • 自身の専門分野に関連したコンテンツを、評価の高く、そのコンテンツとの関連どの高い出版物に載せる
  • 出版物に載せてもらう略歴の箇所へソーシャルメディアのアカウントや個人サイト(あれば)、会社のサイト、Wikipediaのページへのリンクを貼ってもらう
  • Wikipediaのページを手に入れるように努力する

個人ブロガーやアフィリエイターがSNSを頑張るのも、この辺りの理由があるでしょう。

エンゲージメント

エンゲージメントも2019年のSEOでは非常に重要です。

カテゴリとしては、ユーザー行動指標で、動的評価とも呼ばれています。

ユーザーがページに入ってきてすぐに直帰して他のWebサイトに行ってしまったり、あまりにも滞在時間が非常に短かったりすると、Googleは「このページはユーザーの検索意図を満たせていないのではないか?」と考えます。

実際Googleは、直帰率や滞在時間がSEOのランクシグナルとして使われていると明言してはいません。

しかしながら、僕の経験として因果か相関かはわからないものの直帰率や滞在時間とSEOの順位は関係があります。

直帰率を減らしたり、滞在時間を伸ばすためには次のようなことを意識すると良いでしょう。

  • 検索キーワードとページの内容を確実に合致させる
  • 関連記事への内部リンクを貼る
  • リード文で読者の心をつかむ

動画を埋め込むハックで滞在時間を伸ばしている強者SEO担当者もいますので、いろいろ試して滞在時間を伸ばしてみると面白いでしょう。

参考記事:キーワードリサーチから被リンクの獲得まで。最新のSEO施策17選【2019年版】

評判

評判もE-A-Tの評価を上げるために必要で、2019年のSEOではかなり重要です。

SEOで重要な「評判」には2つの対象があります。

  1. サイトの評判
  2. 書き手の評判

サイトの評判をどのようにGoogleが計測しているのかというと、リンクサイテーションです。

まず、信頼できるサイトから被リンクを受けていると非常に評判が高くなります。

この概念はGoogleの創設当時から変わらない下記の考えから来ています。

  • よく引用される論文はいい論文である
  • 良い論文から引用される論文は良い論文である

つまり、信頼される情報ソースとして取り扱われていることが良い評判を獲得していると同義に扱われています。

自分のサイトに付いている外部被リンクについてはGoogle Search Consoleで確認できますので確認してみてください。

Google Search Consoleで外部被リンクを確認する

Google Search Consoleで外部被リンクを確認する

ただ、かつてはリンクのみでしか計測できなかったサイトや書き手への評判が、リンクなしのサイテーションでも計測できるようになりました。

つまり、リンクがなくてもサイト名や書き手の名前がポジティブにインターネット上で言及されるとGoogleは評判が良いと認識するのです。

Faberカンパニーの古澤さんも、サイテーションや指名検索が順位に影響すると述べています。

指名検索やサイテーションを獲得するためには、SNSでの活動が欠かせないため、こういった意味からもSEOは総合格闘技とも言われているのでしょう。

5. リンク

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2000年にPageRankの概念をGoogleが発表した時から、リンクはSEOでもっとも重要なシグナルでした。

その重要性からかつては「ブラックハットSEO」と呼ばれる検索エンジンアルゴリズムの裏をかく悪質な技術によって上位表示させるための筆頭の的で、代表例としてはリンクの購入などがあります。

しかし、ペンギン・アップデートパンダ・アップデートによって、ブラックハットSEOが効果を失いました。

ただ、リンクによるサイト評価はGoogleの根幹をなす思想であり、技術です。

今でも大きな力を持つランク要素なことは間違いありません。

このリンクの項目では、次の3つが紹介されています。

  • 価値あるリンク
  • アンカーテキスト
  • 被リンク

価値あるリンク

あなたのサイトに対して、どれだけ高品質で評判の良いサイトがリンクしているかが重要です。

かつては被リンクの数が重視されていたため、サテライトサイトを大量に作って自分のサイトに被リンクを渡すなどの手法が行われていましたが、今では全く効果を発揮しません。むしろ現在そんなことをすれば、ペナルティとしてサイト評価を下げてしまうでしょう。

現在は、被リンクの質が非常に重要視されており、ページ間の関連性や被リンク元ページの評価が大きく影響してきます。

むやみやたらに相互リンクを行ったり、悪質なリンク業者の被リンクを購入することは自身のサイトにとってなんの意味ももたらさないのでやめましょう。

リンクにも数より質の時代がやってきたのです。

アンカーテキスト

アンカーテキストは、リンク先の内容が一目見てわかる内容にしましょう。

Googleのクローラーは、アンカーテキストをリンク先のページのテーマとして認識しますので、アンカーテキストにキーワードを含んでいるとそのキーワードで上位表示される確率が高くなります。

これは外部被リンクだけに関わらず、内部リンクでも同様のことが言えるでしょう。

サイト内をアンカーテキストと内部リンクで適切に設計することで、狙ったキーワードでページを上位表示させることがしやすくなり、SEO効果を高めることができるようになります。

たまに、「続きはこちら」など意味のないアンカーテキストを付与しているサイトを見かけますが、もったいないので適切な文言に修正すべきでしょう。

みなさんが想像している以上にアンカーテキストはSEOにとって重要です。

被リンク

かつてほどの重要度はなくなったものの、被リンクはいつの時代のSEOでも重要な要素です。

被リンクは「量」も「質」も重要です。ただ、2019年では「質」の方が重要です。

優れたSEO担当者は、被リンク獲得(リンクビルディング)が非常にうまく、サービスとしてリンクが自然と増えていく仕組みを組み込んだり、泥臭く1本1本リンクを獲得したりしていきます。

なぜなら優れたSEO担当者は、SEO外部対策の効果が非常に大きいことを理解しているからです。

ahrefsMOZなどのSEOツールを利用して、競合の被リンク数やどこから被リンクを受けているのかを調査をしたりして、その差分を埋める努力をすると良いでしょう。

かつてのようにハックができなくなった2019年でも、被リンクをうまく獲得できるSEO担当者は優秀です。

6. ユーザー

seo_user

2019年のSEOは、ユーザー行動至上主義と呼んでも過言ではありません。

SEOはSXO(Search Experience Optimization = 検索体験最適化)とも称され始めており、検索エンジンだけでなくそれを利用するユーザー体験に向けて最適化をすべきだと変わってきています。

Googleが直帰率や滞在時間をランク要素として利用していると明言はしていないものの、数多くの実験などからその指標たちが順位にかなり大きな影響を与えているのが事実です。

ユーザーの項目では次の5つが紹介されています。

  • 国に最適化
  • ローカライズ
  • ユーザー体験
  • 再訪ユーザー
  • 検索意図

日本ではあまり関係ありません。

海外では同じ言語を使っていても、ユーザーが別の国にいることは多々です。例えば、英語でアメリカとイギリスなど。

そういった言語を扱うサイトを運営する場合は、hreflangを適切に使いましょう。

参考記事:多言語サイトはrel=”altrenate” hreflang=”x”で管理しよう

ローカライズ

こちらも国の項目とほぼ同様です。

サイトの対象ユーザーがどの地域の人々なのかを理解してローカライズを行いましょう。

基本的に日本のサイトを運営していれば特に考える必要はないです。

ユーザー体験

ここまで何度も述べてきましたが、ユーザー体験は2019年のSEOで非常に重要な要素です。

例えば、サイト流入後にすぐに検索結果画面に戻ってしまう「ポゴ・スティッキング」の多いサイトは、Googleからしたら検索意図を満たせていないサイトと評価して、順位を大幅に下げる可能性もあります。

ユーザーが検索結果に戻ってしまう可能性をできるだけ低くしましょう。

検索キーワードに対してユーザーが求めているコンテンツを最適な形で提供することで、良いユーザー行動が溜まり順位が上がります。

もし自分がユーザーだったらといった視点と感覚を常にもってサイト改善をしていくことが需要です。

再訪ユーザー

再訪ユーザーが多いサイトは評価が高くなる可能性があります。

特に2回目以降に指名検索で流入してきてくれるようになれば、ドメインパワー自体が高まります。

Ubersuggestでドメインの検索ボリュームを見てみると面白いでしょう。

Ubersuggestでの指名検索数確認方法

Ubersuggestでの指名検索数確認方法

新規ユーザーと再訪ユーザーの数はGoogle Analyticsで取得できているので、再訪ユーザーがよく訪れるページ内容を分析したりしながらどうしたら指名検索されるサイトになるのか、もしくは何度も訪れたくなるサイトになるのかを考えてみてください。

Google Analyticsによる既存ユーザーと新規ユーザーの確認

Google Analyticsによる既存ユーザーと新規ユーザーの確認

検索意図

なぜユーザーはその検索キーワードを叩き、自分のページに入ってくるのかを考えましょう。

ユーザーの検索意図からずれた内容を提供すれば、ユーザーはすぐに直帰してしまうでしょう。

そうなることで、SEO順位も下がってしまう可能性があります。

ユーザーが求めている内容を、最適な形で提供するのが現代のSEOの根底にある考え方なのです。

2019年のSEO対策まとめ

2019年に重要なSEOの要素について、SEO Success Factorsを元にまとめてきました。

基本的な要素は2018年以前と不変ですが、「信頼性」や「ユーザー行動」への重きが強まったと個人的には考えています。

かつてのようにSEOハックが簡単にはできなくなった現代では、必要なSEO対策の幅が極限まで広がっています。

UXも考慮しければ順位は上がりませんし、ソーシャルでの評判を獲得するのもSEO担当者の仕事の域に組み込まれてきました。

総合格闘技としてのSEOに変化したことで、SEOが楽しくもなり、難しくもなったのです。

この記事でお伝えした内容は、2019年に必要なSEO対策を浅く広く網羅しています。

抜けていた思考があればこのタイミングでインプットして、可能なものから自身のサイトに活かしてみてください。

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