先日、Wami(@Wami_career)さんが以下のツイートをしていました。
20代の頃、先のことが見えなくてとりあえず転職活動したり、副業なんかもしてたわ。
でもある時から目の前の仕事にフォーカスしてたら、チャンスを掴めたの。
これまでのキャリアを振り返っても、目の前の仕事で100点を取り続けた結果次のチャンスがタイミングよくやって来た感じ。 https://t.co/PC1VJmyReA
— Wami (@Wami_career) February 15, 2019
20代の頃、先のことが見えなくてとりあえず転職活動したり、副業なんかもしてたわ。でもある時から目の前の仕事にフォーカスしてたら、チャンスを掴めたの。これまでのキャリアを振り返っても、目の前の仕事で100点を取り続けた結果次のチャンスがタイミングよくやって来た感じ。
20代の僕は、このツイートに大きな感銘を受けました。
多くの方が副業をする世界に変わり、本業への取り組み方が大きく変わってきています。
motoさん(@moto_recruit)のように、転職と副業を掛け合わせて年収を上げる令和のサラリーマンのロールモデルのような方も登場してきています。
「今の仕事にどんな価値があるか?」という悩みを持つ人いるけど、仕事に価値を求めるより「自分の価値をどう出すか?」を考える方が大事よ。仕事自体に価値があるわけではなく、自分の経験値と信頼を掛け合わせることで価値が生まれる。目の前の課題と向き合って行動すれば自ずと仕事に価値が出るよ。
— moto (@moto_recruit) December 8, 2019
motoさんもおっしゃっている通り、履き違えてはいけないのが、副業を頑張ることは本業をおろそかにすることではないということです。
副業で成功している人は、ほぼ間違いなく本業でも成果を出しています。
この記事では、Wamiさんやmotoさんの生き方を見て思い返した、新人時代にリクルートで学んだ大切なことを紹介していきます。
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目の前の仕事に全力を尽くす大切さ
僕は新卒でリクルートに入社しました。
入社したての頃は、目に見えない何かに常に終われて仕事をする毎日。
- 誰よりも成長しなければならない
- 無駄なことに時間を使ってはいけない
- 多くのスキルを身につけないと将来困る
私は、FOMO(Fear of missing out)と呼ばれる「取り残される不安や恐怖」に取り憑かれていたのです。
FOMOとは、取り残される不安や恐怖のこと
常に成長していなければ、周りに出し抜かれ、成功するチャンスを逃してしまうと考えていました。
FOMOは、主にSNS世代の若者の間で見られる現象なのだそうです。
見えない何かに常に追われ、周りから取り残される不安や恐怖を感じていた僕は、仕事をより好んでしまうようになっていました。
当時のメンターにも「成長に繋がらない無駄な仕事はしたくありません」と生意気な口を聞いており、ある日の面談で次のように言われました。
「お前が無駄だと思っている仕事にも、お前が成長するためのポイントはあるし、そもそもお前の言ってる「成長」って何かおかしい」
その面談以降、「成長」や「会社で働く意味」について深く考えるようになりました。
成長にはスキルと経験の2軸がある
その面談のあと、自分が「成長」と呼んでいたものについて考え直してみました。
私が成長と呼んでいたのは「地頭力」的なものでした。いわゆる論理的思考力とか抽象化思考力と呼ばれるやつです。
そしてその成長の定義をメンターにぶつけてみると、次のように言われました。
「お前は成長をスキルだけだと勘違いしてる。成長にはスキルと経験の2軸があることを忘れるな。」
僕にとって非常に衝撃的な瞬間でした。
振り返ると成長には「スキル」と「経験」の2軸があるというのをリクルートで教えてもらったのが大きい。
スキルは代替可能性が高いしある程度の地頭があればすぐに習得できるけど、経験は会社にいないとできないこともあるから、いまは「経験」にフォーカスしなさいと言われた。
— たけ (@take_404) February 15, 2019
スキルばかりにフォーカスしていた自分は、会社でしか経験できない機会をごっそり失いかけていました。
- 他部署を巻き込んでプロジェクトを進める経験
- 異なる価値観を持つメンバーをマネジメントする経験
- 後輩を育成する経験
会社組織にいなければできない貴重な経験に対してすら無駄だと考えてしまっている自分がいたのです。
フリーランスと会社員がよく比較されますが、会社員でなければできない成長というのもあると思います。
それが「経験」なのではないでしょうか。
機会を手に入れるには、目の前の仕事で結果を出す
経験をするためには目の前の仕事を全力で取り組んで成果を出す必要があります。
Wamiさん(@Wami_career)が述べているように、目の前の仕事で100点を取り続けた人に、大きな経験をするための機会がやってくるのだと思います。
これまでのキャリアを振り返っても、目の前の仕事で100点を取り続けた結果次のチャンスがタイミングよくやって来た感じ。
ヘイ株式会社の佐藤祐介さん(@usksato)も「期待のローン」という言葉を使い同じような内容のことを述べていました。
ここ最近読んだ中で一番刺さった。
✔︎複利の考えをビジネスに適用
✔︎「期待のローン」をする【hey佐藤裕介】天才と呼ばれた男が、20代で経験した挫折から学んだこと「若手エンジニアは“つよくてニューゲーム”状態をつくれ」 https://t.co/bHXZhbjAcZ
— たけ (@take_404) February 14, 2019
佐藤さんが述べていたのは、個人の能力にほとんど差はなく、差が出るのは常に成果の部分であるということ。
成果を出せば期待をされ、次の機会を前借りすることができるというものです。
こうした期待をローンできている人が最終的に大きな成功を収めるのでしょう。
若いうちは目の前の仕事に全力に取り組んで、多くの機会を手に入れることで成長していくというのも一つの手かもしれません。
まとめ:目の前の仕事に全力を尽くす大切さ
新卒の頃は多くのスキルを身につけて、常に成長しなければならないと非常に悩んでいました。
しかし、目の前の仕事に全力を尽くして成果を出し、大きな機会を手に入れて、その機会で更に成長する、そんな考え方もあるのだと気づかされました。
僕のように成長を履き違えてしまい、大きな機会損失になってしまう人が少しでも減ったら嬉しいです。
もし、今の環境で全力を尽くしきれていないのはなぜでしょうか。
業務内容、人間関係、評価制度、企業風土など探せば色々と出てきます。その与えられた環境でいかに目の前の仕事に全力で取り組めるか、です。
その環境で結果を出せないのであれば、それは環境が変わろうとも結果を出せるはずがありません。
本当に環境が劣悪なのであれば、いますぐに転職活動をして新しい環境に身を置くべきです。
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