Twitterで話題の『転職と副業のかけ算』を読んでみました。
年収1,000万、副業年収4,000万のmotoさん(@moto_recruit)の初著作である、こちらの本ですが「令和を生きるサラリーマンのバイブルになる」こと間違いなしです。
とーます君
ごーどん
転職サイトを紹介するアフィリエイトサイトや、実際の転職経験を活かした有料noteなどで年間4,000万程度稼ぐ令和の時代のヒーローは、どのような生涯を歩んできたのでしょうか?
この記事では、motoさんの生涯や考え方を踏まえながら、『転職と副業のかけ算』を読んだ感想を書いていきます。
- motoさんについて
- motoさんの考え方
- 転職と副業のかけ算のおもしろいところ
とーます君
もくじ
motoさんについて
motoさんのTwitterのプロフィールはこんな感じです。32歳で5社を渡り歩んでいるジョブホッパー。
Twitterのフォロワーは65,000人を超えるいわゆるインフルエンサーです。
ちなみにmotoさんの経歴は下記の通り。
- 20歳地方ホームセンター年収200万
- 22歳人材企業年収300万
- 23歳リクルート年収540万
- 27歳ITベンチャー + 副業年収900万(本業700万 + 副業200万)
- 30歳広告ベンチャー + 副業年収5,000万(本業1,000万 + 副業4,000万)
とーます君
ごーどん
地方ホームセンターから年収5,000万へ
みなさんがもっとも驚くところは、motoさんのキャリアが「地方ホームセンター」から始まっていることではないでしょうか?
失礼ながら、「地方ホームセンターに新卒で入社した人が、年収5,000万円も稼げるの?」って思っちゃいますよね。
とーます君
ごーどん
motoさんは短大卒、新卒でホームセンターに入社ですがめちゃめちゃ稼げてます。
ただ、地方ホームセンターで働いたことそのものが良かったのではなく、motoさんが地方ホームセンターに新卒で入社することを戦略的に決めて動けていたので今のような結果があるのです。
詳しくは下記の有料noteにも書かれていますので、気になる方は読んでみてください。
【vol.1】年収1,000万リーマンを目指すために「大学」ではなく「短大」を選んだ理由
戦略的キャリア設計ができていれば、たとえ今現在どのような企業にいてもmotoさんのようになれるといった勇気を与えられますね。
motoさんの考え方には「リクルート社員」をものすごく感じる
普段のツイートを見たり、本を読み進めていく中で、motoさんの考え方に「リクルート社員」の雰囲気をものすごく感じます。
特に「リクルート社員の持つ6つのスキルと4つのスタンス」は確実に身につけているし、心に留まっているんだろうなってことが随所から感じられました。
圧倒的当事者意識などのスタンスを解説
例えば、本書の中に書かれていた「市場価値(=生産性)を高める5つの方法」は下記で、
- 論理的な思考ができる力
- 構造的に物事を捉える力
- 物事を俯瞰したうえで、誰にでもわかりやすく話せる力
- 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
- 1〜4を用いて組織をマネジメントする力
リクルートの6つのスキルと4つのスタンスの6つのスキルは次のものです。
- 構造で捉え俯瞰して見る力
- 分析的に捉え問題を特定する力
- 筋の良い仮説を立てる力
- プロセスを作り込む力
- ビジョンを打ち出す力
- 人を理解し統率する力
結構似ていると思いませんか?
motoさんはリクルートを転職で一度挟んでいるので、そのような考え方に影響されていると思います。
しかし、これらのスキルはどこにいっても通用する抽象度の高いスキルですし、ご自身の市場価値を高めるために必要な考え方になると思うのでぜひ参考にしてみてください。
『転職と副業のかけ算』を読んで心に刺さった箇所
転職と副業のかけ算を読んでいくつも心に刺さる箇所がありましたので紹介していきます。
サラリーマンでいることもメリット
最近の流れで、「会社なんてやめろ」「フリーランスのが稼げる」なんてよく言われて、会社員でいることがイケてない選択肢であるかのような語られ方をすることが多くなりました。
しかし、motoさんはサラリーマンでいることもメリットであると述べています。
「サラリーマンでいること」のメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐという「手堅い立ち位置」を取り、生涯年収を増やす道を選びました
僕もこの考えには非常に賛成です。会社員でいることのメリットは想像以上に多く存在します。
例えば、会社で学んだスキルや経験を活かして副業で稼いだり、本業でつながりを形成して副業の案件をもらうことなどもその一つです。
本書のタイトルにもあるように「副業」を掛け合わせることで、生涯年収を上げていくことは大いに可能です。
企業に依存するな
会社員でいることはメリットと言っておきながら逆のことを言っているようですが、企業に依存しない働き方をしている人は強いです。
「自分はいつだって転職できる」「どんな環境でも、自分でお金を稼げる」「給料以外に収入がある」という状態を実現していくことが「本当の安定」に繋がります。一つの会社に依存して働き続けるよりも、複数の会社で経験を積み、自分の市場価値を伸ばしていくことは、一つの防衛策なのです。
いつでも辞めることができる余裕がある人は、仕事に対するスタンスも違います。
また、本業をお金のためにやる必要がなくなるので、本来の意味での自己実現のために会社を使い倒すことができるようになるでしょう。
常に自分の値段を把握しておくことが大切
市場価値を常に測っておくことは、転職市場では非常に重要です。
自分の価値や、市場からの値段の付けられ方を明確に理解していないと、これからどのようなスキルや経験を身につけていけばいいかの戦略を立てることができません。
motoさんは自分を「商品」だと捉えており、毎月1度は職務経歴書を見直しているようです。
また、転職エージェントとも定期的に面談をして自分の市場価値を測るようにしていると言います。
とーます君
ごーどん
僕も、転職する気はないものの、定期的に転職エージェントと会って、自分の分野でホットなスキルは何か、また20代でどのような経験をすべきかなどを常に聞くようにしていますが非常におすすめです。
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『転職と副業のかけ算』の感想まとめ
この記事のタイトルにもなっている通り、『転職と副業のかけ算』は令和を生きるサラリーマンのバイブルです。
転職と副業を掛け合わせて、生涯年収を上げる考え方や、常に自分を商品として捉えて働いていくことはこれからの時代で必須の考え方になると思います。
本業だけで数千万稼ぐのは実際のところなかなか厳しいです。
しかし、motoさんのように副業と本業を戦略的にうまく掛け合わせることで、8桁プレーヤーになることは可能です。
短大卒、新卒でホームセンターに入社したmotoさんのキャリアの歩み方は等身大で多くの人の参考になること間違いなしです。
まだ本書を手に取っていない方はぜひ読んでみてください。
令和時代のサラリーマンのバイブル
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