【書評】入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

とーます君

どうしたら同期の1年目と圧倒的な差がつけられるのかな?

『入社1年目の教科書』はそんな疑問に答えてくれます。

入社1年目で大切なことは、仕事に対するスタンスです。スタンスを磨いて周りの同期と差をつけるためにも、本書を読んでみてください。

同期と圧倒的な差をつけよう

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入社1年目の教科書

東大×MBAで30代でライフネット生命の副社長になった岩崎大輔さんの著書です。

新人からベテランまで使える仕事における原則とその具体的な方法について詳しく書かれています。

入社1年目や新人でなかったとしても得るものが多い本となっていますので、大学生からベテラン社会人の方まで多くの方に読んでもらいたい一冊となっていますので是非お手に取ってみてください。

入社1年目の教科書で学べること

本書では、仕事で大切にすべきスタンスがサクッと学べます。

おそらく一生モノのスタンスになりますし、若いうちに身につけておくことで後々のキャリアで活きてくるものなので、ぜひ早い内に身につけてください。

いくつか僕が大事だと思った本書の内容を要約してお伝えします。

仕事における3つの原則

1.頼まれたことは、必ずやりきる

著者が社会人になったばかりの人に、仕事を行う上で最も大切なアドバイスを贈る時は「頼まれたことは、必ずやりきること」を伝えるそうです。

何があっても頼まれたからにはやりきる必要があり、それも上司や先輩から催促される前に自主的にやってしまうことが大切だといいます。

2. 50点で構わないから早く出せ

100点を目指すことは素晴らしいことですが、時間をかけて完璧を目指すよりも早く50点のものを提出してフィードバックをもらったほうが効率的だと述べています。

なぜなら「提出することはゴールではなく、最初のフィードバックをもらう機会」であるため、早く頻繁にフィードバックをもらった方がより早い成長につながるからです。

3. 原則、つまらない仕事はない

本当の天才は、誰よりも基本を大切にします。

一見単調な仕事であっても足腰を鍛えるためだと思って臨む必要があるといい、仕事に対する見方を変えればそれは全く違ったものとして見えてくるのだそうです。

仕事における50の指針

仕事をうまく進めていく上で大切な指針が著者のエピソードとともに50個列挙されていました。

どれも基本的で当たり前のことではありますが、多くの人が意識的に取り組めていないものばかりだと思います。

その50個の中でも特に大切にしたいと思った7つの指針を以下に挙げました。

メールは24時間以内に返信せよ

メールの返信は、対応が速いだけで2割増しの評価を得られると考えていいそうです。

そしてそのメールが簡潔に整理されており、わかりやすいものであればより一層の評価を得られるといいます。

「何のために」で世界が変わる

仕事をする上で5W2Hが大切だとよく聞きますが、その中でも最も意識する必要があることは”Why”(何のために)です。

一つのタスクはプロジェクト全体から切り出した一部分でしかありません。

どんな単純作業(タスク)であったとしても必ず背景(プロジェクト)があり、その背景を知っているかどうかで仕事のやり方は異なってきます。

だからこそ常に「何のために」を意識しておくことは大切であり、そうすることでより良い仕事ができるのです。

仕事の効率は「最後の5分」で決まる

上司などと打ち合わせをしていざ仕事をしようとする際にするべきことがあるといいます。

それは最後の5分を使って、合意したことをまとめ、書き出し、確認することです。

「先ほどはありがとうございました。いただいたアドバイスにしたがって、これから3つのことに取り組んでいきます。方法はこうです。もし、何か勘違いをしているようでしたら、ご指摘ください。」

このようにすることで仕事の方向を誤るリスクから解放されます。

社会人の勉強は、アウトプットがゴール

例えば本を読んだとしても「ああ勉強になったなあ」と終わってしまっては意味がありません。

その本の内容を「自社にはどう当てはめられるかな?」「自分だったらどう行動するかな?」とアウトプットにつなげようとしなければいけないそうです。

このことは様々なところで言われていますが、「読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)」が一番詳しくまとめられている気がしましたのでそちらも興味があれば是非読んでみてください。

ミスをしたら、再発防止の仕組みを考えよ

叱られるということは、人間性や能力を否定しているわけではなく、仕事上のある行動が間違っているということを指摘されただけです。

それに対して悲しくなる必要などは全くなく、きちんと叱ってくれたことに対して感謝し、反省すれば良いのだといいます。

そこで大切なのは、同じ間違いを二度と繰り返さないことです。

ミスを繰り返さないためには、「絶対に同じミスをしない!」と意気込んでいるだけではダメで、仕事のやり方を変えなければいけません。

つまり、ミスが起こらない仕組みを作り出すことが必要なのです。

例えば、上司に資料を提出する前に確認するためのチェックシートを作ったり、経費精算はまとめてではなく毎回行うなどといったものがあります。

苦手な人には「惚れ力」を発揮

職場の人間関係は避けては通れない難題で、どうしても職場に苦手な人が出てきてしまうと思います。

上司や先輩との関係がうまくいかないと、それが大きなストレスになってしまうでしょう。

人間関係をストレスにしないために必要なのが「惚れ力」だといいます。

簡単にいえば、相手の嫌いな部分や苦手な部分を単なる特徴と捉えて、逆にその人にはどんな良さや強みがあるのかを考えながら付き合うことです。

相手の良いところを見つけて尊敬できれば、それが相手に伝わり、良好な人間関係を築いていけるのでしょう。

ビジネスマンはアスリート

一流のビジネスマンであれば自身のコンディションを常に最高に保つ必要があります。

その際に当たり前ですが「睡眠」や「食事」はとても大切です。

常に頭をスッキリさせておいたり体調を万全の状態にしておけなければ最高のパフォーマンスを発揮することが出来ません。

ですので、ビジネスマンはアスリートになったつもりで、コンディショニングにも時間とお金と頭を使う必要があるのだそうです。

『入社1年目の教科書』まとめ

要は、ビジネススキル以前に、仕事に対するスタンスの部分が大切だということでしょう。

仕事ができる優秀な人ほど、この本に書いてある基礎的なことをなおざりにする傾向があるように感じます。

著者は、

社会人として最も大事なスキルは、一緒に仕事をしていて楽しいと思ってもらえるかどうか

と述べていますが、当たり前のことを当たり前やらなければ一緒に働きたいとは思ってもらえないはずです。

早いうちから当たり前のことを当たり前にできるスタンスを身につける必要があると感じました。

ビジネスマンであれば誰が読んでも学びのある一冊だと思います。

一生分のビジネススタンスを身につけよう

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