トヨタ系の雰囲気はどんな感じ? -働く人の生の声を教えます-

こんにちは、たろちゃんです

今回はメーカー(トヨタ系)の雰囲気が一体どのようなものか書いていきます。私はメーカーの海外営業と言ってきましたが実はトヨタ系なのです。そんな私が解説します。

あくまでも個人的な意見も含みますのでご了承ください

こんな人におすすめ!
  • トヨタ系に転職を考えている人

 

ざっくりトヨタ系の雰囲気をまとめると以下のようになります

トヨタ系企業の雰囲気
  • 抜群の安定感
  • しっかりとした福利厚生(残業含め)
  • 海外との関わりも多い
  • トヨタ生産方式の徹底
  • 年功序列
  • 終身で働く雰囲気

安定のトヨタ系列

なんといっても特徴はその安定感といえます。日本を代表する大企業であり、多くの系列会社を抱えるトヨタは給与も比較的高い、確実に完全週休2日、有給も取りやすいという待遇面で高い評価を受けています。

トヨタが今すぐに潰れるということは考えにくいので将来を見据えても30年は安泰と見る人も多いです。しかし、自動社業界は激動の時代を迎えていて、テスラのような新鋭企業、中国やアジアの企業の台頭、Googleなどの参画によりその地位もウカウカしていられなくなってきました。

社長など重役は薄々危機感を覚えるようになっていますが、それが下まで降りてきているかというと少し疑問に感じます


残業

昨今ではブラック企業が明るみに出て、長時間労働への風当たりが厳しくなってきています

トヨタ系でも現在では残業の管理もかなり厳しくなっていて、月40時間を超えることも少なくなっているところも多いようです(もちろん部署などによって異なりますが)。残業代はもちろん働いた分キチンと出ます。

私の会社では通常時は19時ごろには帰りましょうという方針に切り替えており、その時間になると「そろそろ帰れ感」が上司から漂ってきます。

しかし、会社として世間が厳しいから残業を強制的に減らそうという感じも少なからずあり、如何に効率化するか等が考えられないまま減らされている雰囲気もあります。


海外との関わり

また、その他の人気なポイントとしては海外と関われる、転勤が少なく将来を見据えることができるという点も挙げられます。自動車業界は海外に多くの拠点を持つので海外出向・出張が多く、海外志向がある方にはうってつけです。特に現在の若手社員はこれから高い確率で海外に出ていくことを求められます

私の部署は特に30歳前後で英語がある程度使える人は漏れなく海外駐在していますし、一度駐在を経験するとその後昇格しても何度も駐在という可能性が高まります。

若手が一年間海外で学ぶ制度もあるなど海外に行くチャンスはとても多いです。反対に、自ら拒絶しなければ海外に行かされる可能性も高いです。


トヨタ生産方式

トヨタではTPS(トヨタ生産方式)が採用されています。ジャストインタイムと自働化の二本柱のこの考え方なのですが(詳細はまたの機会に)、トヨタ系では当然この考え方が徹底されています。

ジャストインタイムでは「必要な時に必要な分だけ」という理念のもと、余計な在庫・倉庫は持たないということが徹底されています。(その反面、トラブルなどで必要な時に必要な分が確保できないと現場がとても大変という面がありますが、、、)

自動化という面では、「かんばん」を使って生産を管理し、機械が異常を検知して止まり、不良を流さないということが徹底されています。

実際、工場での実習を経験するとTPSのよい面、悪い面の両方を感じますが、これを遵守しているからこそトヨタが発展してきたのは間違いありません


年功序列

一方、懸念される点もあります。一つは依然として年功序列の毛色が強いということです。日本の企業ではまだまだこういった雰囲気の会社は多いですがトヨタ系もしかりです。

部署内では「あの人は仕事ができない」という噂が立つ人でも何故か課長級である、また課長級がやたらといるという傾向はあります。

よほど不祥事にならない限り首にもならない、係長クラスになれば十分な待遇とも言われるのでそこに甘んじているような人もいます。


会社・地元ラブ

私がトヨタ系で働いていて強く感じるのは会社や地元に愛着がある人がとても多いです。もちろん車が大好きという人も沢山います。ですので転職をはじめとするキャリアアップは考えない、転勤はしたくないという風潮があります。

この会社に骨をうずめる覚悟の人も多く、研修や制度も同様でじっくり育てていこうという雰囲気です。研修に関しては相棒が勤めるリクルートに比べると聞く限り質は劣ります。ステップアップしたい!という人は自力でスキルなどを勉強するしかありません。

いくら安泰とは言え、反りが合わない人はかなり苦痛に感じるかもしれません。


意思決定の遅さ

トヨタ系列にありがちなのは大企業故に意思決定までに時間が非常にかかるということです。

何か承認を得る(例えば海外出張など大きなもの)ときにはそのプロセスはスタンプラリーとも揶揄されます。つまり、何回も印鑑をもらわないといけないのです。私が何か承認がほしい場合には、まず先輩に見てもらって次に課長、部長、さらにその上、、、ともらう印鑑が多く、同じ説明を何度もした挙句、偉い人の一声で全部計画変更なども多いです。

大企業のため影響力、動くお金も莫大なため仕方ない面もありますが、「説明のための資料作り」に仕事が終始してしまうこともしばしばあるように見受けられてしまいます。


その他

その他に私が気になる点としては、ITやベンチャーと比べるとシステムや考え方が古いというところです。

slackなどはもちろんなくメールや内線はバンバンきますし、FAXですらバリバリ現役です。いまだに資料は大量に印刷させられます。パワポやワード、エクセルを最初から普通に動かせるだけで尊敬モノです。

一番その点で疑問に感じた仕事では、得意先からFAXで情報が来る→それをエクセルファイルと照合という作業です。これだけで3時間以上時間がかかりました。相手からくる情報がエクセルであれば30分もかからない仕事です。

こういった面が改善されればより業務も効率化されると思っています。

終わりに

トヨタ系列は規模感、安定感共に日本を代表する会社です。ゆえに優秀な人材も多く集まってきます。その点、私自身学ぶものも多く、感化されています。また、その福利厚生はやはりしっかりしているので安心して働くことができるのもメリットです

一方でまだまだITやベンチャーと比べると意思決定やシステム面で遅れている感も否めません。

多くのメーカーも似た雰囲気が多いかもしれませんね。

これから大変革を迎える自動車業界にあって、より変化にスピードが求められています。日本の製造業を引っ張ってきたトヨタが大きく変わってくる可能性も十分あります

もしトヨタ系などメーカーへの転職などを考える人がいればその点にも注目ですね。

 

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