Googleも導入する目標管理手法”OKR”とは?その4つのメリットを徹底解説!

Googleも導入する目標管理手法"OKR"とは?その4つのメリットを徹底解説!

こんにちは。たけ(@take_404)です。

みなさんはOKRという言葉を聞いたことはありますか?

OKRとは、GoogleやFacebookなど世界を代表する企業が取り入れている目標管理の手法で、シリコンバレーでは非常に一般化してきました。

この記事では、OKRとは何か、またOKRを取り入れるメリットについて解説します。

こんな人におすすめ!
  • 目標管理をする立場にある人
  • 何かを成し遂げたい人

OKRとは?

OKRとは?

OKRとは、Objectives and Key Results(目標と主要成果)の略称で、目標と主要成果を定め、「何を」「どのように」成し遂げるのかを設定する目標設定システムです。

OKRとは、何をどのように達成するかを定める目標設定システム

目標は、成し遂げたいと思うことで、主要成果はそれをどのように実施するかです。

目標を達成したというにはどのような主要成果を挙げれば良いのかを考え、その指標を主要成果に定めます。

以下詳しく解説していきます。

Objectives(目標)を正しく設定する

OKRに限らず、目標管理でもっとも大切なことは、目標を正しく設定することです。

「目標など立てない」という組織もあるとは思いますが、様々な研究によって目標を定めて物事に取り組んだ方がパフォーマンスが発揮しやすいことがわかっています。


OKRにおける目標は以下のように考えると良いでしょう。

  • 明確で定性的なもの
  • 達成できるか、できないか半々くらいのもの
  • 3ヶ月程度で実現可能なもの

達成できるかできないかというポイントは非常に重要で、OKRでは簡単には達成できない目標を立てることが大切です。

そうすることでチームは目標を見据えて専念し、完全には達成できなくても予想外の成果を挙げられるようになります。

Google では、目標を70%達成できれば成功と言えるようなOKRを設定しているようで、OKRをすべて達成した場合は驚異的な成果とされるそうです。

Googleでは70%達成したら成功と呼べるOKRを設定している

チームのモチベーションを高めるようなチャレンジングで定性的な目標を立てましょう。

クリスティーナ・ウォドキーの『OKR(オーケーアール)』に以下のような良いObjectivesと良くないObjectivesが紹介されていましたので参考にしてみてください。

良いObjectives

  • サウズベイ地区で、法人向けコーヒーこうり直売市場を勝ち取る
  • 素晴らしいMVP(実用に耐える最小限の製品・サービス)を立ち上げる
  • パロアルト地区におけるクーポンの使い方の習慣を変える
  • 次の四半期に大成功できるように現ラウンドを締めくくる

良くないObjectives

  • 売り上げ30%アップ
  • ユーザー倍増
  • シリーズBで500万ドルの出資を獲得する

目標を正しく測れるKR(主要成果)を定める

目標を正しく設定できたら、あとはそれをどのように成し遂げるかを決めるだけです。

OKRでは目標が定性的なものであるため、KRで具体的かつ定量的な指標を定めます。

先に挙げた「良くないObjectives」こそが、KRにすべき内容です。

KRを作るには「どうやってOを満たしたとわかるのだろうか」というシンプルな問いを立て、Oの感覚的な言葉を定量化する(数字で表す)必要があります。

KRを作るためには、「どうやってOを満たしたとわかるのだろうか」というシンプルな問いを立てる

KRの基準は測れるものである必要があり、例としては次のようなものがあります。

  • 成長率
  • エンゲージメント
  • 売り上げ

KRについてもOと同じく、大きいが不可能ではない数字を立てる必要があります。

「ベストを尽くせば達成できそうだ」とチームメンバー全員が思うことができる数字を定めることでチームのモチベーションが高まります。

OKRにおける主要成果は以下のように考えると良いでしょう。

  • 目標にきちんとつながっている
  • 定量的で数値で達成が測れる
  • 一つの目標に対して3つくらいのKRが最適な数
  • 70%程度の達成で成功とみなせるくらいのチャレンジングなもの

OKRの4つのメリット

GoogleやFacebookも導入するくらいなので、OKRには多くのメリットがあるはずです。

メリットを説明する前に、誰でもやりたいことがあるのにそれをやり遂げることができないのはなぜか考えてみましょう。

OKR(オーケーアール)』の著者のクリスティーナ・ウォドキーは以下の4つのせいだと述べています。

  1. ゴールに優先順位をつけていない
  2. 熱意を持って漏れなくゴールを伝えていない
  3. やり遂げるためのプランがない
  4. 重要事項のための時間を空けていない

OKRを導入することでそれらの目標達成を阻む要素をなくすことができ、それがメリットとなっていますので以下で紹介していきます。

大切なことにフォーカスできる

「なにもかも重要というのは、どれも重要でないのと同じ」と言われますが、ゴールに向かうために重要なことは無数にあるように思えてしまいます。

しかし、それらの重要に見えることに対して優先順位をつけられないがために結局なにも達成できないというのが典型的失敗です。

OKRでは、O(目標)を一つだけ、その目標を測定するKR(主要成果)を3つだけ設定することで大切なことにフォーカスすることができます。

ゴールと達成基準を全員で共有できる

目標を立ててもなかなか意識できないことが多々です。

OKRでは、シンプルな目標と明確で定量的な主要成果を定め、それを意識できるような仕組み化をするため、チーム内で共通認識を持つことができます。

やり遂げるために必要なことを個人個人が考えられる

OKRでは、達成すべき目標とそれをどうしたら達成したと言えるかの主要成果があります。

その成果を出すためになにをすべきかを考えれば良く、またその先にあるゴールを意識できているのでメンバーは主体的に考えることができるのです。

ゴールが明確でなかったり、KPIだけ与えられてもなぜそれを達成する必要があるのかが腹に落ちていなければメンバーは主体的に動けません。

OKRでは個人個人が目標達成に向かって主体的に動くことが可能になります。

重要だが緊急ではないことに時間を割ける

有名なアイゼンハワーのマトリクスがあります。

アイゼンハワーマトリクス

どんなに意識していても重要だが緊急ではないことに対してなかなか時間を取ることができないのが一般的です。

OKRでは、3ヶ月という短い期間に達成すべきKRに重要なことを組み込んでいるので、通常の目標管理では「緊急ではないこと」を「緊急なこと」に変化させることができているのです。

まとめ

OKRを使うことで達成すべき目標が明確になり、そこに向かうまでの道筋を描くこともできます。

様々な目標管理手法が存在するものの、なかなか機能しないというのが現実です。

目標を達成できるかどうかは「意志の力」によるもの、片付けられることもありますが私はそうではないと思います。

きちんと適切な方法で目標管理をすれば仕組みとしてそれを成し遂げることは可能になるはずです。

ぜひOKRを組織やご自身の生活に取り入れてみてください。

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