転職するならホワイト企業に就職したいですよね。
転職活動で企業を選ぶさいに、企業がホワイトなのかブラックなのかはとても重要な要素です。
現在ブラック企業で働いている方は、特にホワイト企業で働きたいと思いますよね。
しかし、実際に入社する前にその企業がホワイトなのかブラックなのかを見分けるのは非常に困難です。
企業の実態というのは外からはなかなか見ることができなくなっているからです。
結論から述べると、実際に入社する前にホワイトかブラックかを完全に見分けるのは不可能です。
しかし、限られた情報の中からある程度見分けることはできます。
この記事では、転職前に限られた情報の中からホワイト企業を見分ける方法を徹底的に解説していきます。
紹介する3つの方法を使えば、それなりの精度でホワイト企業を見分けることは可能なのでぜひ実践してみてください。
「細かいことはいいからホワイト企業の見分け方を教えて」って方は、「転職前に行うべき「ホワイト企業」の見分け方5選」から読み始めてね。
- 転職を考えている人
- 何がなんでもホワイト企業で働きたい人
ホワイト企業の特徴は?
ホワイト企業に明確な定義はありません。
だからこそ、この特徴があればホワイト企業であると確実に述べることは不可能です。
人それぞれブラック/ホワイトの感じ方は違うもんね。
ただ、ホワイト企業を簡単に定義づけるとしたら、ブラック企業の対極にいる企業と言えます。
ブラック企業の特徴は厚生労働省により紹介されており、以下の通りです。
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
ブラック企業の特徴をより噛み砕くと、次の3つの特徴があります。
- 大量採用をしている
- 詰める文化がある
- 精神論が多い
大量採用をしているということは、離職率が高いことの裏返しです。常に大量の求人が出ているような企業は疑ってかかりましょう。
詰める文化や精神論は、営業会社に多いですが、ノルマについて精神論を語って詰めてくるような企業は避けるべきでしょう。
これより、ホワイト企業の見分け方を紹介していきます。
転職前に行うべき「ホワイト企業」の見分け方5選
繰り返しにはなりますが、ホワイト企業に明確な定義はありません。
ですので、ホワイト企業を見分ける前に、あなたにとってのホワイト企業を定義する必要があります。
従って、まずは自分が仕事に対して何に重きを置くのかを考え、自分にとってのホワイト企業を定義しましょう。
厚生労働省のブラック企業の定義や、先ほど紹介したブラック企業の3つの特徴を参考にしてもいいかもね。
厚生労働省が紹介するブラック企業の特徴
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
その他にもブラック企業の特徴は以下のものもあります。
- 大量採用をしている
- 詰める文化がある
- 精神論が多い
以下で、ホワイト企業の見分け方を紹介します。
先に簡単に流れだけ紹介して、そのあとに詳細を説明していきます。
ホワイト企業を見分けるための流れ
自分が仕事に対して何に重きを置くのかを考え、自分にとってのホワイト企業を定義しましょう。
LinkedInなどを利用して実際に中で働いている人に話を聞きましょう。
1. 自分自身にとってのホワイト企業を定義する
上記に紹介したようなブラック企業の特徴を避けることはもちろんですが、あなた特有の価値観などを掘り下げてあなたにとってのホワイト企業の条件を定めましょう。
以下のような質問を自分に投げかけてみて、働く上でこれだけは譲れないといったボーダーラインを考えてみてください。
- どれくらい年収が欲しいか?
- 年間の休みはどれくらい欲しいか?
- 有休消化率はどれくらいあると嬉しいか?
- 福利厚生で譲れないものは何か?
- 残業はどのくらいが許容範囲か?
- やりたくない仕事はあるか?
上記のような質問をして、自分自身の中でホワイト企業の条件を定めましょう。
ホワイト企業は人それぞれ定義が違うので、定量的に測れる自分自身の定義があると企業選びの際に非常に効率的に行うことができるようになります。
2. 転職サイトで求人を調べる
自分にとってのホワイト企業の条件が定まれば、その条件に当てはまる企業を徹底的に調べましょう。
求人数の多い『リクナビNEXT』と『
doda』の2サイトを利用して調べればほとんどの企業の求人は確認することができます。
まずは、リクナビネクストやdodaなどの転職求人サイトで企業の情報を徹底的に集めます。
リクナビなどの転職サイトでは、どちらかといえば定量的な情報を比較検討のために集めましょう。
求人票を見ながら、自分の望んでいる条件に当てはまるかどうかをスクリーニングしてください。
\ 業界最大手の転職サイト /
かんたん3分で登録完了。無料登録後もお金はかかりません。
3.企業の口コミサイトで調べる
転職サイトの定量的な企業情報だけで判断をしてはいけません。
定量的に比較できる情報は非常に集めやすいですが、雰囲気などの情報については見つけることが不可能です。
そこで有用なのが、企業の口コミサイトなります。
最近では口コミサイトも増えてきて、比較検討できるだけの情報を集めることができるようになりました。
中でもおすすめなのが「転職会議」と「Openwork」です。
無料で登録できますので、実際にどんな口コミが書かれているのかをぜひ確認してみてください。
4. 転職エージェントに尋ねる
転職エージェントも積極的に利用して、プロの客観的な意見を尋ねましょう。
転職エージェントは何百人、何千人もの求職者と企業をマッチングさせているプロです。
彼らにしかない情報も多数存在しています。
僕は4つの転職エージェントを用途別に遣い分けてたよ。
特にこだわりがない方は、リクルートエージェントが業界最大手の転職エージェントなので利用すると良いでしょう。
もっときちんと転職エージェントを選びたい方は以下の記事に詳しくまとめましたので参考にしてみてください。
5. 企業の中の人に尋ねる
最終的には実際に働いている人に尋ねるのが一番です。
面接で人事などとは話す機会がありますが、実際に実務をしている方とはなかなか話す機会がありません。
そこで使えるのが、LinkedInです。
ビジネス版のFacebookのようなSNSで、企業名で人を検索することができ、メッセージを交わすこともできます。
詳しくは以下の記事にまとめてあるので一読してみてください。
ホワイト企業の特徴と見分け方まとめ
ホワイト企業の特徴と見分け方を解説してきました。
最後に簡単にまとめておきます。
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
- 大量採用をしている
- 詰める文化がある
- 精神論が多い
ホワイト企業を見分けるための流れ
自分が仕事に対して何に重きを置くのかを考え、自分にとってのホワイト企業を定義しましょう。
LinkedInなどを利用して実際に中で働いている人に話を聞きましょう。
紹介したサイトはどれも無料で登録できるので、使い倒して満足のいく転職活動をしてください。
今回紹介した方法を通じてぜひホワイト企業を見つけてみてください。
コメント